まだ眠りに落ちる前だったのに
夢の淵のむこうのひとへ
話しかけようとしていた
薄荷のようにひんやりした
ずっとここに座っていたい
本も開かずに
わたしの代わりに
レコードが回り続けてくれる
そのように思うことは
ありそうであまりない
いつもせわしなく落ち着かないから
いまこのときに
すっぽり収まっているとき
わたしはいまを超えて
この場所を超えて
とおくに行ける
アイスティーのなかで
レモンが踊る
日が差し込み
色が明るくなる
しずくがながれる
夢の淵のむこうのひとへ
話しかけようとしていた
薄荷のようにひんやりした
ずっとここに座っていたい
本も開かずに
わたしの代わりに
レコードが回り続けてくれる
そのように思うことは
ありそうであまりない
いつもせわしなく落ち着かないから
いまこのときに
すっぽり収まっているとき
わたしはいまを超えて
この場所を超えて
とおくに行ける
アイスティーのなかで
レモンが踊る
日が差し込み
色が明るくなる
しずくがながれる