もちろん、気が付かないことはたくさんあるのです。
コーヒーの飲み過ぎで夜眠れないこととか
暇を持て余し過ぎてものすごく疲れていたこととか。
コーヒーの飲みすぎだよ
人間は忙しいほうがいいんだよ
アドバイスしてくれる人がいたのに
本当にそうなんだと気付くのに何年もかかってしまいました。
気が付いてみればなんて大きな損失!
昼間はずっと眠かったし
一番軽やかなはずの青春時代は
一トンくらい荷物を背負っているかのようにいつも重たかった。
そして、最近は夫に言われたこと。
私はどうも「逃げてる」らしいのです。
「逃げてる」なんて、自分ではまったく思ったこともなかった!
でも確かに、なんだかうまくいかないな、なんでこうなっちゃうんだろう
と思ってきたことが、それは「逃げてる」からだ
と考えるとつじつまが合うというか、よくわかる気がするのです。
わぁ自分じゃ絶対気付かなかったよ!
気付くって大事だ!
でも気付いていないかもしれないことを心配し過ぎるのも
もしかしたら気付かないことよりも悪いことかも、というのは
先日、友達に会って言われたことで感じました。
今見えていないことを気にし過ぎて、予想しすぎて進まないので、
体験として学べないのです。
だから本当の気付きが得られない。
予測し過ぎるのを少しやめてみよう。
ところで今日は先輩の家に行きたくて、
緊急で自転車を買おうと思い、
街をあちこちウロウロしていました。
歩きながら、
多少成長したつもりになっていたけど、ちっとも。
人からの肯定の言葉を頼りに生きているよな……。
こんなんでは、とても自分の足でしっかり立っているとは言えないな。
などと考えていました。
どれだけ暇人かと呆れられてしまいそうですが……。
晴れているような曇っているような
暑いような寒いような天気。
風が吹くと桜の花びらがたくさん舞いました。
何軒かまわりましたが、
買おうと思ってすぐに買えるものじゃないですね、自転車って。
結局、バスに乗ることにしました。
街の景色が流れていくのをぼんやり
座って見ていられるバスはとても好きです。
降りたバス停から先輩の家までは約20分。
初めての街を歩くと別の世界に来たような夢見心地になります。
ハナミズキが今日はとても心にしっくりします。
花や葉の雰囲気、木の佇まい。
先輩の家にいたのはほんの30分ほどでしょうか。
レースのカーテンが風で揺れています。
一緒にテレビをしばしぼんやり眺める……。
先輩は仕事が趣味というくらい好きなのに、
いまは病気のため、仕事をお休みして半年以上経ちます。
「つらいですね」と言うと
「しょうがないよ」とあっさり。
たくさんの葛藤や苦しみを経てのその境地なのでしょうけれど、
なんだろう、このこだわりのなさ。
これまでもきっとこうやって生きてきたのだろうな、先輩は。
いろいろ焦ったり、悩んだり、
たぶんいろんなことを望み過ぎて空回りしている私も
帰り道は街の様子が違って見えました。
とても素朴ですとんとしている。
問題はいろいろあるかもしれないけど、
しょうがないよ、なるようになるだけだよ。
あるがまま、あれこれ思わずに、ただ受け入れる。
受け入れる心さえあれば、私もけっこう生きていける気がしました。
自分の中の言葉によって。
こんな心地、これまで知らなかった。
こんな心地もあるのだな。
家の近所まで先輩に車で送ってもらって
まだ空も明るい5時。
なんだかぽっかり違う時空にいたみたい。
今日は時間が不思議な流れ方をしています。
たくさんの気付きのヒントがいろんなところにあって
それを大事に積み重ねていきたいですが、
そのためには、恐れずに何かを信じてみてまずは進もう、と
まるでいまさら思春期のように思うのでした。
中二病とか、言わないで(言ってもいいけど)。
ちょうど一年ほど前に高松で撮った写真(高松を去る一週間前)

夫はすでに東京に行って仕事をしていて

私はひとりで自転車で30分ほどかけて龍満池へ

高松にいた頃のきらきらした気持ちを忘れそうになっている

と気が付くこの頃


忘れないようにしたい(高松の家の近所のため池)

コーヒーの飲み過ぎで夜眠れないこととか
暇を持て余し過ぎてものすごく疲れていたこととか。
コーヒーの飲みすぎだよ
人間は忙しいほうがいいんだよ
アドバイスしてくれる人がいたのに
本当にそうなんだと気付くのに何年もかかってしまいました。
気が付いてみればなんて大きな損失!
昼間はずっと眠かったし
一番軽やかなはずの青春時代は
一トンくらい荷物を背負っているかのようにいつも重たかった。
そして、最近は夫に言われたこと。
私はどうも「逃げてる」らしいのです。
「逃げてる」なんて、自分ではまったく思ったこともなかった!
でも確かに、なんだかうまくいかないな、なんでこうなっちゃうんだろう
と思ってきたことが、それは「逃げてる」からだ
と考えるとつじつまが合うというか、よくわかる気がするのです。
わぁ自分じゃ絶対気付かなかったよ!
気付くって大事だ!
でも気付いていないかもしれないことを心配し過ぎるのも
もしかしたら気付かないことよりも悪いことかも、というのは
先日、友達に会って言われたことで感じました。
今見えていないことを気にし過ぎて、予想しすぎて進まないので、
体験として学べないのです。
だから本当の気付きが得られない。
予測し過ぎるのを少しやめてみよう。
ところで今日は先輩の家に行きたくて、
緊急で自転車を買おうと思い、
街をあちこちウロウロしていました。
歩きながら、
多少成長したつもりになっていたけど、ちっとも。
人からの肯定の言葉を頼りに生きているよな……。
こんなんでは、とても自分の足でしっかり立っているとは言えないな。
などと考えていました。
どれだけ暇人かと呆れられてしまいそうですが……。
晴れているような曇っているような
暑いような寒いような天気。
風が吹くと桜の花びらがたくさん舞いました。
何軒かまわりましたが、
買おうと思ってすぐに買えるものじゃないですね、自転車って。
結局、バスに乗ることにしました。
街の景色が流れていくのをぼんやり
座って見ていられるバスはとても好きです。
降りたバス停から先輩の家までは約20分。
初めての街を歩くと別の世界に来たような夢見心地になります。
ハナミズキが今日はとても心にしっくりします。
花や葉の雰囲気、木の佇まい。
先輩の家にいたのはほんの30分ほどでしょうか。
レースのカーテンが風で揺れています。
一緒にテレビをしばしぼんやり眺める……。
先輩は仕事が趣味というくらい好きなのに、
いまは病気のため、仕事をお休みして半年以上経ちます。
「つらいですね」と言うと
「しょうがないよ」とあっさり。
たくさんの葛藤や苦しみを経てのその境地なのでしょうけれど、
なんだろう、このこだわりのなさ。
これまでもきっとこうやって生きてきたのだろうな、先輩は。
いろいろ焦ったり、悩んだり、
たぶんいろんなことを望み過ぎて空回りしている私も
帰り道は街の様子が違って見えました。
とても素朴ですとんとしている。
問題はいろいろあるかもしれないけど、
しょうがないよ、なるようになるだけだよ。
あるがまま、あれこれ思わずに、ただ受け入れる。
受け入れる心さえあれば、私もけっこう生きていける気がしました。
自分の中の言葉によって。
こんな心地、これまで知らなかった。
こんな心地もあるのだな。
家の近所まで先輩に車で送ってもらって
まだ空も明るい5時。
なんだかぽっかり違う時空にいたみたい。
今日は時間が不思議な流れ方をしています。
たくさんの気付きのヒントがいろんなところにあって
それを大事に積み重ねていきたいですが、
そのためには、恐れずに何かを信じてみてまずは進もう、と
まるでいまさら思春期のように思うのでした。
中二病とか、言わないで(言ってもいいけど)。
ちょうど一年ほど前に高松で撮った写真(高松を去る一週間前)

夫はすでに東京に行って仕事をしていて

私はひとりで自転車で30分ほどかけて龍満池へ

高松にいた頃のきらきらした気持ちを忘れそうになっている

と気が付くこの頃


忘れないようにしたい(高松の家の近所のため池)
