負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

教育意識より家庭生活の健全化

2013-11-26 22:30:38 | 原発震災避難者


身辺



教育者の立場に立つ人

つまり

家庭では親

学校では教師は

何よりもまず

明確な教育意識を持たなければなりません。


それを持たずに漫然とその立場にいるほど ・・・ 罪なことはありません。



では 教育意識とは何でしょうね。


教育者が

自ら描き好む人間像に

後進の青少年を合致させようとする意識のことでしょうか。

あるいは

客観的存在として描かれた人間像に

近付けようとする念願のことでしょうか。


・・・ 否 ・ 否 ・ 否 です。



教育意識と正当に呼ばれるべきは

そのように描かれたものへの合致を夢みることではなく

対象が

その本来保有する可能性を発するための手助けをしてやろう

というのが ・・・ 正当な教育意識だと思います。


もう少し具体的に言いますと

監督 命令や おどしとペテンによって

親や教師の描く ・・・ 型にはめようとする仕事ではない

と 声を大にして言いたいのです。

今日 多くの大人のもっている教育意識は

概ねそのようなものではないでしょうか。


そんな教育意識ならば持たぬ方がましだ

と 声を大にして言いたいのです。


家庭では

教育意識をなるべく捨てて

・・・ 家庭生活の健全化を心がけるべきだと思います。

むやみにあせって

効果をあげようとするより

・・・ 家庭生活の中での健全さを

ジックリと求めて行った方がよいと思います。







酸漿 ( ほおずき ) ・・・ 哀悼のうた

2013-11-26 20:00:28 | 原発震災避難者


身辺



七夕には 「 酸漿 ( ほおずき ) 」 を飾ります。


ほおずきの杯形をした小さな花は

いかにも可憐で涼しい夏の植物です。



熱さまし 咳止め 利尿の薬として用いられていますが

古くは 堕胎のために使われていました。

七月の農繁期に子を宿して出産することが

労働力の低下につながるためでありました。


また ほおずきは

女の子がその実を口に含んで

キュッキュッと鳴らして遊ぶ玩具でした。


キュッキュッと鳴る音 ・・・

それは

この世に生まれでるべくして生まれでなかった

失われた魂に対する ・・・ 哀悼のうたでもありました。







大道 ・・・ 通行至難

2013-11-26 17:01:50 | 原発震災避難者


身辺



強者に楯突き 弱者を庇(かば)う。


これは 真の勇者の態度だ ・・・ と 昔から思われています。

だが ・・・ そうでしょうか。


もう一つの道があります。

強者にも楯突かず 弱者をもあえて庇わず

是は是とし 非は非とし

是には組し 非は認めない ・・・ と いう姿勢があります。


この道は ・・・ 強者の道ではありません。

・・・ 勇者の道でもありません。

無我の大道といいます。


・・・ 通行至難な道です。







自滅を救う ・・・ 捨て果てて

2013-11-26 12:00:00 | 原発震災避難者


身辺




ちょっと以前 整理術の本で 「 断捨離 」 とかいうのが
多くの人々に読まれている ・・・ と聞きました。

無論
その内容の次元において 比較すべくもありませんが ・・・

捨聖 ( すてひじ り) と言われた一遍上人を 生き生きと描いた ・・・
故 坂村真民さんの 「 一遍上人語録 捨て果てて 」 という本があります。


その中に 「捨」という詩があります。


捨は

空といってもよい

無といってもよい

菩薩の若さ

菩薩の美しさ

みなそれは

空からきている

無からきている


また捨は

まかせることである

木が美しいのも

花が匂うのも

この捨からきている


歴史を見てみるがいい

民族も国家も個人も

みな繁栄のために滅んでいる

持たなくてもよいものを

持ったがゆえに自滅した


・・・

・・・




なかでもとくに

歴史を見てみるがいい ・・・ は 考えるところが多いですね。







一字一輪 ・・・ 力と命

2013-11-26 09:00:10 | 原発震災避難者


身辺



私は 一が ・・・ 好きです。


字は一字でいい

一字にこもる

力を知れ


花は一輪でいい

一輪にこもる

命を知れ




一如 ・ 一念 ・ 一心 ・ 一時 ・ 一度 ・ 一切 ・ 一向 ・ 一称 ・ 一声 ・ 一物 ・ 一味 ・ 一体 ・ 一代 ・ 独一 ・・・・ 。






学んだこと ・・・ 苦しみの迷宮から

2013-11-26 05:15:59 | 原発震災避難者


身辺



ここを訪れる人が よく発する言葉に

「 なぜ 私だけが 」

「 あのとき あのことがなければ 」

「 あいつのせい 」 ・・・ などがあります。


このような言葉の背景には

状況

出来事

他者によって自分の人生が変えられた

・・・ という思いがあり

そのことから逃れられず 自由になれないでいます。


生まれてから現在まで

親を含めて 出会う人や

さまざまな出来事は ・・・ 学ぶための現象であり

選び選ばされているのであろうと思います。


私が 日々の業務から学んだことは

自らの苦しみの奥にある魂のテーマに向かい合い

取り組むならば ・・・

死にたくなるほどの苦しみはあっても

乗り越えられない苦しみは与えられない

・・・ ということでありました。