負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

凍らない人生 ・・・ 2.金銭

2013-11-13 22:15:16 | 原発震災避難者


大遠足



渋沢栄一翁はその子たちに

いつもこう教えたといいます ・・・


「 金は 働きのカスだ。

機械が運転しているとカスがたまるように

人もよく働いていれば ・・・ カスがたまるものだ 」


人は 要するに生きてゆければよいわけで

むやみに金銭をためる必要はないのですが

水車の回転のように働いているうちに自然にたまるなら

これまた ・・・ 大いにけっこうなことです。


翁の教えのポイントは

金銭は目的ではなくて ・・・ 結果に過ぎないということです。


それが ・・・ 自然に 「 凍らない人生 」 を生み出すのですね。







凍らない人生 ・・・ 1.水車

2013-11-13 21:00:03 | 原発震災避難者


大遠足



精出せば凍る間もなき水車


水車は 間断なく回転することによって

氷にとじこめられる心配がないのだそうです。

すこしでも回転を止めると 厳寒のときには凍ってしまいます。

この水車になぞらえて 人の道を教えた句です。


人もまた たえず働き あるいは努力することによって

凍ることがなくてすみます。

休止すると 凍る可能性がでてきます。

要は それさえ果たすなら 人生いかなる心配もありません。



凍るとは人の場合 経済的に窮することでもあれば

精神的にゆきづまることをも意味しています。


どちらにせよ

凍りつかないで流れつづける人生こそが

シアワセのそれである ・・・ ということですね。







長寿の条件 ・・・ 一生一事一貫

2013-11-13 16:00:37 | 原発震災避難者


大遠足



とくべつの長寿者は 例外なく

すくなくとも つぎの三条件を満たしているようです。


1.飲食物の節制。

2.はたらくことが好き。

3.心が平和 クヨクヨ イライラしない。


1.と3.は常識的にわかることですが

2.はあまり注目されない要件のようです。

だが 長生きの根本の秘訣は案外

・・・ このへんのところにあるのかもしれませんね。



長生きは ただ働くのほかになし

流るる水のくさらぬを見よ



長寿者に共通することは

自分の生涯が それにつながる仕事

いわゆる ・・・ ライフワークをもっていたこと。

かつ 楽しみつつ これに取りくんできた ということです。


そこまで注目してはじめて

「 流るる水のくさらぬ 」 という表現の味が

よく理解できるというものでしょうね。


流れることは ・・・ 水の本性です。

働くことは ・・・ 人の本能です。


水は 一つの水路を絶えず流れます。

人においては 「 一生一事一貫 」 というのが

・・・ 至福の人生であるらしいです。


・・・ いま そんなことを考えてみました。







出して入れる ・・・ 健康法の基本

2013-11-13 13:00:41 | 原発震災避難者


大遠足



生きものはすべて

「 体のなかへ入れる 」

「 体から外へ出す 」 をくりかえしながら生きています。

飲食と排泄は ・・・ その一例です。


健康法というと とかく

「 入れる 」 ことばかりに心を傾ける傾向がありますね。


栄養の高いもの 精のつくものを食べる とか クスリを飲むとか。

そして 「 出す 」 ほうには ・・・ 心が向きません。


これは 片手落ちというものです。


「 出す 」 ほうこそが ・・・ むしろ 重要なのです。

少なくとも ・・・ 出すほうが先です。


「 入れて出す 」ではなくて 「 出して入れる 」が正しいのです。


そして 「 出すべきものは ・・・ 出しきる 」 ことが

健康の基本 その出発点となります。

出すべきものを出しきれば

入るべきものは自然に入ってくるのです。

「 快便 」 があれば ・・・ 「 快食 」 が それにともなうように。


「 出す 」 と 「 入れる 」 が正常に フル循環すれば

生命力は充実し 精神的にもたくましくなります。


気が弱い人 ノイローゼ傾向の人は

「 出す 」 にも 「 入れる 」 にも 異常や欠損があるはずですね。


「 出す 」 ことがじゅうぶんでないと

体が汚物 毒物をかかえて ・・・ 重くなります。

すると 心もまた汚れて ・・・ 重くなります。

心身とも ・・・ スッキリしないのです。







不平の多い人ほど弱い

2013-11-13 10:00:42 | 原発震災避難者


大遠足



「 感謝 」 などというと

古くさい道徳を持ち出すように思われるかもしれませんね。

しかし
 
これが古くさく見えるというなら

そのように見させる世のなかこそ

・・・ まちがっているのではないでしょうか。



人間の 「 強さ・弱さ 」 についていろいろと観察し 考えてみた結果

「 不平の多い人ほど弱い 」 ( 弱い人ほど不平が多い )

・・・ と思うようになってきました。


自分の成長過程にかえりみてもそうで ・・・

不平・不満が減ってきたことが とりもなおさず

精神的に強くなってきたことにほかならないようです。


「 不平のない人 少ない人が強い人 」 とは

じつに簡明で ・・・ 深遠な法則です。



不平の反対は 「 感謝 」 です。


であるならば 感謝という徳をもちだすことは 古くさいどころか


不平ゆえに心の弱い人が かくも多い いまの世においては

ひとつの急務とさえいうべきではないでしょうか?


自由 個人主義 権利の主張 ・・・ などの はきちがえが

感謝とか 「 恩 」 とかの思想を忘却させ

その結果

不平 不満のたくましく人心にはびこり

そのまた結果

精神的な拠りどころをもたぬ 心弱きものたちがふえて

ノイローゼ社会 ( 古い用語で申しわけなし ) ともいうべき世相を

つくりだしてしまった

・・・ と考えるのが 正しい判断なのかもしれません。


周辺にいる精神的にたくましい人たちを よく見てください。

かならず彼らは
 
不平をもつことが少ない人たちであるはずです。

( ・・・ ではありませんか ? )


もしあなたが 自分をいちじるしく弱いと自覚されるなら

あなたは まちがいなく

他人一般よりも不平が多いで人であるはずです。

( ・・・ でしょう ? )


不平の少ない人が

強い人 幸福な人 人生をおもしろく生きることができる人。

不平の多い人は

その逆 です。



たしかに たしかに ・・・ その通りであるにちがいありません。







生きてゆくよりシャーナイ

2013-11-13 07:04:04 | 原発震災避難者


大遠足



自分までこんな不思議な人間に

生まれてこようとは当てにせなんだ



人類とは 人に生まれたという運命を共有する ・・・ 運命共同体である

と言えます。


どういう因縁によってか 自分もまたその一員である。

このへんのところに思考の原点をおいて

ときには 深く自己存在について思いをいたせ

・・・ 歌は それを求めているのでしょうか。


「 自分まで 」 の 「 まで 」 に ・・・ デリケートな味わいを感じます。



「 当てにせなんだ 」 けれど 生まれたものはしかたがない。

・・・ 生きてゆくよりシャーナイ。


どうせ生きるなら

シブシブでなく よろこんで生きたほうが得 ということになりますね。







二度と死なぬぞ

2013-11-13 03:49:52 | 原発震災避難者


大遠足



白隠禅師の歌に


若い衆 ( しゅ ) や死ぬがいやなら今死にゃれ

いちど死んだら二度と死なぬぞ


「 死にたい 」 も 「 死にたくない 」 も

五尺のこの身を自分のものと思う

・・・ その我執から生じます。


その我執を いま放ってしまえ ( 今死にゃれ ) ・・・ という。

小我を殺せ ・・・ というわけです。


いちどそれをやってしまえば ・・・ 死は超越できます。


超越できたら 生も死もありません。

生もよし 死もまたよし ・・・ ということになります。


「 二度と死なぬぞ 」 は ・・・ そういう意味でしょうね。