負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

アラさがし ・・・ 自分はどうか ?

2013-11-17 23:00:32 | 原発震災避難者


遠足



人間だれでもそうですが

他人のアラは ・・・ じつによく見えます。

自分のアラは ・・・ サッパリ見えません。


肉体とちがって精神面は 鏡に映すことができないからでしょうか ?


これに加えて

自分の欠点は認めたくないという我が また たいていの人にあります。

そこでどうしても

他人に辛く 自分に甘い ・・・ ということになりますね。


人の世の人間関係がむずかしいことの一半の因は

多くの人が

こういう自己中心の見かたに立つことにあるのではないでしょうか。


自分は欠点だらけのくせに

神のような姿勢をとって 他人の非だけをみて裁きます。

人と人の仲がトゲトゲしくならなかったら むしろ そのほうがフシギです。


人間同士は ・・・ たがいに鏡のようなものです。

相手のなかに ・・・ 自分を見ています。


だから

ある人の欠点やマチガイを見て

それが 気になったり 苦になったり 咎めたくなる

腹がたつ ケシカランと思う ・・・ というときには間違いなく

・・・ トンデモナイ ! と言いたいでしょうが ・・・

それと同一の あるいは同質の非が ・・・ 自分にあるものです。


自分に そういう非がないときには

他人の非が見えても ・・・ それが気になりません。

そういう人のみが 他人の非に対して

愛をもって 効ある忠告ができるのだと思いますね。



よしあしは向こうにあらで我にあり

心直らば影は曲がらじ ・・・ です。







職場転々 ・・・ みすぼらしき青春

2013-11-17 21:00:27 | 原発震災避難者


遠足



自分を肥やしていくためにという

プラスの姿勢でなされるのなら

それもけっこうなことかもしれません。


しかし

苦しいから つまらないから 飽きたから

というような動機からなされるのであったら

それはまさに 野良犬のような放浪であって

みすぼらしき青春 ・・・ というほかはありません。


青年期は 生涯の土台となるべき時期ですから

これでは 先が思いやられるというものです。



重くともわが荷は人にゆずるまじ

になうにつれて荷は軽くなる ・・・ です。







インチキ坊主の金亡者 ・・・ 2.欲

2013-11-17 19:00:41 | 原発震災避難者


遠足



人間は いろいろな欲から離れえないものです。


そこにこそ 人間味 人間らしさもあるのでしょうが

欲も度がすぎると

生きることが苦しく むずかしくなるばかりです。



思うこと一つかなえてまた一つ

三つ四つ五つ六 ( む ) つかしの世や



欲には ・・・ 限りがありません。

ひとつかなえると すぐに新しい もっと大きな欲が出てきます。

欲が 肥えふくらむほどに ・・・ 生きることがむずかしくなってきます。



果てしなき欲の重荷をせおいつつ

あえぎあえぎ世を渡るかな


となると ・・・ まことにもって イタマシイ話です。


自分の欲が ・・・ 自分を苦しめる十字架となります。



はては


世のなかを渡り悩みて我とわが

欲の淵瀬 ( ふちせ ) に身を沈めけり


という人も出てきます。



欲によって自滅するわけですが

こういう人 ・・・ たしかに実在しますよネ。







インチキ坊主の金亡者 ・・・ 1.あとから拾う

2013-11-17 17:10:48 | 原発震災避難者


遠足



世の人に欲を捨てよとすすめつつ

あとより拾う寺の住職



なんともいえぬユーモラスな味があって 苦笑をさそわれます。


教訓調を表に出さず

冷徹な社会風刺といった姿勢をとっていますが

間接に やわらかく 多くの人に

反省を求めてくるようなところがありますね。


かなり現代的なセンスのようにきこえますが

二宮尊徳翁が弟子たちとの座談の席で

「 こういう古歌がある 」 といって紹介し

「 お坊さんなんてこんなもんだヨ 」 と笑った

という話が 『 二宮翁夜話 』 に書いてありますから

かなり古い歌なのでしょうね。


そのころのお坊さんは

民衆に対する精神面の指導者として権威がありましたが

その坊さんが 民衆の納める 「 浄財 」 によって

物質的にも肥えふとっていたわけです。


さて このごろのお坊さんは

民衆に対する精神面の指導者としての権威は全くなく ・・・

その坊さんが 民衆の納める 「 浄財 」 によって

物質的にだけ肥えふとっている としたら ・・・


「 欲を捨てよ 」 というお説教は ・・・ たしかに正しい。

ただ お説教した本人が 「 あとから拾う 」ものだから

人間が ますますアサマシく ・・・ 救いがたくなるわけですが


さて ・・・ 。







自己評価 ・・・ 錯覚

2013-11-17 05:15:32 | 原発震災避難者


遠足

・・・ 「 大遠足 」 は 雪にうずまるその時期に再びアップすることとして ・・・



総じて ・・・


自慢する人の現実は その自慢とは反対です。


「 オレは偉い 」 と思っている人は

そのじつ ・・・ ちっとも偉くないのです。


「 オレは才能がある 」 と思っている人の才能は

かならずや ・・・ 大したものではありません。


「 オレは感謝の心で生きている 」 と思う人は

天からみたら ・・・ なかなかの不平屋さんです。



自己評価というものは

まことにむずかしく ・・・ まったくアテにならないものですね。



自己評価の錯覚は 高慢の場合にのみ生じるのではありません。


劣等感にとりつかれている人は

けっして 自分で思っているほど劣等ではありません。



これも ・・・ 真実です。