突然、向井ファミリー来山。
丁度、散歩に出る時だった。
一緒に行くと言う。
ここのところ、梅雨時みたいにむしむししている。
最も、大阪から来た彼等である。
「蒸し暑いわ」と言うわたしの言葉に「そう?」と言う反応だった。
海の中はまだ夏だと言われている。
アオリイカがいないらしいし、キノコがないとか。
しかし、暑くても、草花は秋になりたいみたいだ。
このところ、山道を歩いていると、とても甘い匂いがする。
その正体が何か分からないけれど、山には何かが実っている。
アケビである。
ガマズミの実だろうか。
今朝は、キノコの匂いがした。気のせいかな。
向井家の長女ひなたは顔の表情に無駄がない。何を言いたいか明確だし面白い。
お母さんにくっ付いていれば、ほぼご機嫌。
ちょっとピントがぶれたけど、この写真が好きである。
見ていると、その小さな頭の中に、物語が沢山出来ている。
思う通りに物事が運ばないと、顔中皺だらけにしていやそうな顔をする。
全身で表現しているし、見ているとかなり面白い。
こんなに余裕を持って自分の子供を見ていなかったかも知れない。
ひなたは、お気に入りを見つけると、静かになる。後ろ姿がものがっている。
今度はどんな物語を見つけたのか。本人しか分からない。
子供と付き合うのは面倒でもあるけど、ひなたになってみたくなった。
シンプルがいいのである。赤ちゃん化したおばさんて気持悪いかな。
おまけの写真です。
散歩前のへーカンと旦那です。