森山良子の有名な唄がある。
一度聞いたら、ざわわ、ざわわは忘れない。
ざわわざわわ、と言うのはサトウキビ畑の上を海風が吹く光景だろうと思うのである。
これが、一文字違うと、イメージがガラリと変わる。
じわわ、じわわ。
陰気な湿気の多い家の中で、老婆の顔の皺が増えるような音である。
北陸の家で、下手すると、顔の両方から押されて、皺が増えそうな、
時々、冬の到来を予感させるような気温の低い時が、そんな音かも知れない。
ともかく、北陸の冬の中でも、行った事ないけど、カリフォルニアサウンドが鳴りそうな家でありたい。
頭の中で、カラカラ音がしそうな、軽い感じがいいのである。
そのままで心配ないって?
ぱわわ、ぱわわ、って感じかな。
何か、準備しなくては。