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こんにちは江崎遊子です。

ちょっと言ってもいいですか。

あなたは何系?

2011年05月31日 | 日記


   色々な人に出会うことは、生きていく上で、有り難い事だと思っていて、でも、悪い癖と申しましょうか。
   あの人、鳥系だよね、とか蛙系、とか言ってしまう事がある。ちなみに、わたしは鳥系と言われていて、
   アオサギとまで断定する友達がいる。ぼーっと、田んぼに立っているアオサギみたいで、
   何を考えているか分からない風情とか。
   それに関しては反論ありますが、そういうのは、その時の直感で決まるので、反論しても仕方ないかも。
   
   蛙系とわたしが思っている獣医のお医者さんが居て、実は会いに行くのが楽しみなのですが、2年前に
   レドリバーの我が家の愛犬が亡くなってからは、獣医さんに行く機会が余り無くなってしまった。
   レトリバーは私たちより賢そうだったので、ソクラテスと言う名前を主人が付けたのですが、
   その賢さを、皆に披露するソク(愛称)の技があった。
   大好きなパンが使われ、待てをさせる訳です。よし、こさん。よし、おさん。ソクは口に入れようとする
   パンをもう一回出してみせる訳です。これが我が家の自慢なわけだから、ソクはわたしたちの知らないところで、
   ストレスを感じていたに違いない。
   ソクがかなり年を取った時、主人がソクの子供が欲しいと言い出し、
   たまたま、友達のレトリバーのメスが発情したらしいの報告があり、
   目会わせる事になった。獣医さんに聞いたら、その時、ソクは10歳になっており、
   「人間で言ったら80歳くらいですから無理でしょう」と言われた。
   「万が一ってこともあるだろう」
   とやけに主人が乗り気だった。何やら、一体化してる様にも見えた。
   主人の報告では、ソクは信じられないくらいの元気さで、女の子に迫ったらしい。
   なぜだか、となりのご主人まで、その話を聞いて、考え深く「本望だろう」
   などと言っていた。
   その話を獣医さんに報告したら、鼻でふふんと笑った。
   結局、獣医さんの言う通りソク2世は無理だった。

   今、家には猫のアーサーが一匹居る。先日ダニ取りスポットを買いに行った時、先生に
   「レトリバーをもらってくださいなんて言う人ありませんか」
   と聞いたら、
   「レトリバー欲しい人他にもいるんですけどね。ないんですよ」
   「近頃、犬も野性味が無くなって、子づくりできないらしいですね」
   と私が言ったら、また鼻で、ふふん、と笑った。
   ゴリラ系も好きだけど、身近のところでは、どうも、蛙系の人と縁がある。
   まさか、アオサギだからじゃないでしょう。

古ニューカー嬉し

2011年05月30日 | 日記


   いやはや、黄昏のワゴンRにお別れして、28日にダイハツ、ミラめでたくお持ち帰り。
   乗ってみて、これ、40歳位じゃないかと思った次第。
   それにしても、バックが出来て、マフラーがまともって、なんて楽なんだろう。苦労はしてみるもんかも。
   
   今までがあまりのひどさ故、果たしていい買い物だったかどうか、判断出来ないところがある。
   普通であることがどんなに楽なことか、しみじみ感じ入っています。
   でも、我が家を取り巻く道路状況を考えると、今はワックスもかけ、車内も車検したばかりなのでピカピカだけど、
   ボロ車になるのは、そう遠くないかも。
   でも、いいんだ。トラ皮とはいかないまでも、装飾しょう。

ゴリラ系

2011年05月29日 | 日記


   このところ、スポーツ中継を見るのに忙しい。サッカーCL決勝戦、NBAイースタンカンファレンスファイナル、ブルズ対ヒート。
   全仏オープンテニスはナダル、フェデラー、ジョコビッチと今年も役者が揃っている。
   息子が帰省中で、自然NBAに力が入る。
   バスケットは以前、ジョーダン、ピペン、ロドマンがフィルジャクソンコーチの元で、大活躍してた頃から、見るようになった。
   あの頃、ブルズはとても強かった。
2008、2009年のシーズン、ブルズにデリックローズと言う選手が入り、トムティポドーヘッドコーチ就任で、
   俄然、ブルズの雰囲気が変わって来た。デリックローズは今年のMVPに決まっており、これから一体どんな選手になっていくのやら。
   だけど、である。ローズは凄い選手であると認めよう。でも、何かが気に入らない。
   どうしても、ゴリラ系が好きなのである。これはわたしの壁かも知れない。
   シャキールオニールは文句なく好きだし、キングコングに近いというところでは、わたしの中ではプレミアムなのである。
   このところは、やっぱり、レブロンジェームスでしょ。ゴリラのようなつぶらな瞳、と言いましょうか、
   ゴリラ特有のナイーブさ。レブロンがナイーブかどうかは分からないけど、あくまで、見た目ですから。
   ゴリラ系は譲れません。アシストよし、スリーポイントよし、ディフェンスよし、余裕のレブロンを何とか優勝させてあげたい。
   かって、カリームアブドルジャバーと言う凄い選手がいたらしい。プレーオフで新人選手としてローズが36得点(正確でないかも)
   というのは、カリーム以来とか。ローズの笑った顔が想像出来ないくらい、いつも辛めの表情をしている。
   でも、ローズがNBAをもり立てていくことは間違いないだろうね。
   サッカーはバルサ優勝で終わったし、NBAはマブス対ヒートの最終決戦が残っている。ヒートには女性受けするウェイドもいるし、
   優勝して欲しい。
   そうそう、日本のバスケット少年を増やした、「スラムダンク」。
   「明日のジョー」以来、漫画を読まなくなった主人に強要して読ませたっけ。
   ローズが空中に浮かんでシュートする時、漫画みたいと思うことがある。変な選手である。

ボロ車のプライド

2011年05月28日 | 日記


  実は、今日の朝までで、めでたくバック不能車とさよならする事が出来た。gooネットで捜した新しい中古車を福井の自動車屋さんに取りに行ったのである。
  久々の高速道路に緊張したものの、100キロ前後で飛ばして帰って来た。でも、高速道路って、ドラマが無い、とも言える。何も憶えてない。
  
  我が家には絶対的とも言える主の言葉がある。「車は走ればいい」自慢じゃないが、結婚して以来、新車に乗った事が無い。
  舗装道路から、家までの100メーター位、水たまりのある泥んこ道だし、山道に入ると、小枝がばさばさ当たる。
  新車でなくても、困った道なのです。
  バイトを始めてからはマイカーが必要になって、軽自動車の中古を買った。それがある日突然動かなくなって、慌てて、近くの自動車屋さんに15万で、
  平成7年制のスズキのワゴンRを用立ててもらった。初めから、やる気あるの?と疑いたくなるようなかなりの代物だった。それでも、通勤には支障がなかったし、
  グレーのワゴンRと言う全く目立たない所が気に入っていた。人の年齢で言ったら70歳くらいじゃないのかな。
  運転は慎重だし、時折、田舎道を80キロでぶっ飛ばすものの、概ね問題なかった。
  ただ、この冬、かなり冷え込んだ日、タイヤが滑ってにっちもさっちも行かなくなって、途中、車を放置して来た間に、軽トラックに当てられてしまった。
  幸い、保険で片はつき、修理してもらったにもかかわらず、走っていると、前から、冷たい風がすかーっと入って来た。
  冬の雪道で、一層マフラーが痛み、暴走族のお兄ちゃんの車みたいな音が出るようになった。
  自動車屋さんに「なんとかしてください」と言ったら、
  「この車、もう金掛けん方がいいわ。10月まで我慢しんさい」と言われた。
  ちょっと、恥ずかしい。目立たないところが気に入っていたのに、音が目立つ。皆が振り返る。10月まで、五ヶ月もある。
  「おい、明日釣りに行く時、お前の車貸してくれ」「やだ」
  と言ったけど、聞く耳なし。夫は私よりかなりボロ車にプライドを持っている。ハイエースを40万キロまで乗ると豪語している。
  夫に貸した次の日、バイトに行こうとしたら、バック出来ない。
  「もう、70歳のおじいさんに100メートル走させたでしょ」
  「普通に走っただけだよ」
  その普通がくせ者だった。釣り場までは軽く1時間はかかる。80キロで飛ばしたに違いない。
  でも、考えてみると、廃車が早まって良かったかも知れない。暴走族だい、と負け惜しみ言ってたけど、バック出来ないのは車と言えないよね。
  今度は50歳くらいの車にしました。志、低過ぎかな。
  
  いつだったか「すべらない話」の松本人志が車のナビの話をしていた。首都高で、ナビに振り回された時の話で面白かった。
  その話の、出だし「世間で言う高級車なるものにのさせてもらってます」と言う言い方が面白かった。成金ぽさが斜めにはいって、
  しっかり自慢もしている感じが、何か許せる。
  50歳のボロ車にのさせてもらってます。しゃれにならん。
  
  

リンダ、リンダ、リンダ

2011年05月27日 | 日記
  

   少し前のこと、娘が2週間程、帰省していた。
   息子と二人で、「映画借りて来て」と言うので、バイトの帰り、久しぶりにムービータイムに寄った。
   以前より、韓流ドラマのコーナーが増設され、アダルトコーナーの入り口の前に洋画のドラマ系が並んでいた。
   男性客がドラマを捜すような顔をして、さっと、アダルトの方に吸い込まれる。
   なんだか、興ざめ。ゆっくり捜す気がしない。気を使うもの。
   でも、興ざめの原因はそれだけではないような気がした。
   以前だと、私が選ぶ映画に外れは無いと思っていた。それだけの情報と、感が働いた。でも、どうした事だろう。
   捜せない、と思った。
   仕方なく、俳優で判断した。娘の滞在中6本借りたけど、ほぼ、外れた。
   娘は、大学で、映画研究会に入っていたと言うし、それなりに見ていたようだったけれど、わたしの映画のマイブームは終わったか。
   と言う気がして仕方なかった。それもありだ、と思われた。
 
   思えば、長いマイブームだった。映画は子供の頃から好きだった。
   東映時代劇全盛期に、まだ桟敷のあった田舎の映画館で、小学生皆で、はらはらどきどきしながら見に行ったっけ。
   キネマ旬報の編集長が白井佳夫だった頃、記憶が正しければヌーベルバーグとか、イタリアンネオリアリズムが台頭していて、
   粋がって映画館に通っていた。映画ファンの課題映画、「戦艦ポチョムキン」、「ストライキ」、「母」が来た時には満員の映画館の立ち見で見た。
   映画はひとりで見るもの、と思っていて、3本だての安い映画館には必ず痴漢が居て、どうしても、邪魔されたくない映画が来た時、
   長髪にサングラスにジーパン、ジージャンで男装して行った事もあった。
   
   少し前、WOWOWで放映された「ミレニアムドラゴンタトゥの女」と言う映画を観た。ヒロインが振るっていた。
   リスベットサランデルと言う名の小柄な女性ハッカーだ。しかも、刑事事件を起こして、保護観察中。
   息もつかせぬストーリー展開で、かなり面白かった。最近見た映画でお薦めは、と聞かれれば、迷う事なくミレニアムと言いそう。
   でも、好きな映画か、と聞かれれば、違うかも。

   昨日の夜、バイトから帰ってご飯を食べていた時、息子に「今日、9時から映画見るから」と宣言された。
   「なんて言う映画」と聞くと
   「リンダ、リンダ、リンダ。文化祭でバンド演奏するのを頑張るらしい」   
   との事だった。ふーん、と応えてお風呂に行った。リンダ、リンダ、リンダはブルーハーツファンでなくても、どっかで聞いた事のある大ヒット曲だ。
   お風呂から帰ると、映画が始まったばかりだった。
   洗い髪をタオルで拭きながらソファに座って、画面を見ていた。暫くして、この映画ぶれないじゃん、と思った。
  「脚本いいね。キャラクター立ってるし」、特に韓国留学生のソンさんがいい。
   台詞に無駄がなくてしまっている。ラストシーンまでの持って行き方が好きだ。分かっているラストをどうずらすか。
   ここでも、ソンさんの存在感が光る。
   すっかり映画に引き込まれてしまった。
   香椎由宇って、こんなに演技巧かったっけ。
   楽しかったなあ。久しぶりに映画に癒された気がした。
   山下敦弘監督、覚えておこう。