昨日、NHK杯の男子シングルスで羽生のスーパープレーを見た。
うーん、この感じは前にも見た事がある。
そうそうオーサーコーチの教え子キムヨナだ。
気持の強さは持って産まれたものか。
それとも、勝ちに対する執念の強さか。
それとも尋常じゃない練習量から来る自信か。
オーサーマジックか?
お陰で、胸のすく様な見事な演技をを見せてもらった。
なんて子だろう。
血のにじむ様な練習、ともらしていたけれど、果たして
どれほどの練習を重ねて来たか。
わたしの知る由もない。
前人未到の330点台を出した昨日の演技は
何回も見ていたい、そう言う演技である。
自分でも驚いちゃった、そんな感じだろうね。
真央ちゃんは、ここ一番に弱いのは持ち味だろうか。
でも、浅田真央が出る、というだけでフィギア観ようか、という気になる訳だから
記録はともかく、やっぱり日本のスーパースターである事に変わりはない。
話は変わるけれど、錦織のコーチ、マイケルチャンが17歳で全仏オープンで
当時ランキング世界ナンバーワンだったイワンレンドルを破った試合を観た。
17歳の少年が勝ちにこだわって、あそこまでレンドルを追い詰めるあの精神力が凄かった。
初め6.4、6,4で2セット先取され、これでチャンも終わりか、って感じだけど
チャンは負けるなんて思ってもみなかったとか。勝てる、と確信してたらしい。
もう誰でも勝てる、と豪語した錦織だけど、道は険しい。
マイケルチャンは3.4セットを6.3、6.3でとり、最終セットになった。
チャンの足は限界に達していて、動かない。
しかし、ドームショットを繰り返して、レンドルをかく乱させる。
そうしておいて、屈伸運動を試合中にしていた。なんて人だろう。驚くわ。
しかもゆるいドームショットの間に、きついショットを打って来る。
頭いい、というか、あの執念、というか根をあげないしたたかさと言うか度胸というか
なりふりかまわない、というか。レンドルは疲れただろうね。
観客からかなりヤジが飛んでいたけど、チャンはは負けなかった。
勝っちゃった。勝敗の妙というものを見せてもらった。
稀代の勝負師、ジョコビッチもびっくりかもしれない。
勝負師とは、トコトン勝負にこだわるということだろうか。
NBAではキャブスあまりいい感じではないし、いつも接戦でやっと勝っている感じだ。
ウォリアーズのファンになったら、さぞ気分いいだろうね。
誰も止められないあの強さ。
しかし、ハラハラしつつも勝つって、割合面白い。
JRスミスって、同じ失敗何度もするねえ。
わたしみたいじゃん。許すよ。
炬燵に入って、ずっと見ていたいなあNBA。

雨の晴れ間に空を見上げた。