こんにちは江崎遊子です。

ちょっと言ってもいいですか。

ごめんよう。

2014年09月30日 | おばあちゃん

 おばあちゃんの名誉の為に書くのをやめるべきか、
 名誉の為に書くべきか、迷ったけれど、
 もはやおばあちゃんは童女の域であると言う事で書く事にしました。

 先日も、いつものようにお風呂にお供した。
 庫裏の玄関に着いた所で、長靴を履いたまま、
 「うんこがでちゃった」と言った。
 「う!」
 「帰ろうか」
 「いや、お風呂で洗おう」
 わたしは、ズボンを脱いで、次はスボン下を脱いで、と一枚ずつ脱がし
 おばあちゃんを風呂場に入れて、紙おむつをビニール袋に入れて、ぎゅっと縛った。
 見ると、湯船のお湯がまっさらだった。
 ボディシャンプーをタオルに付けて、体全体をごしごし洗った。
 皆に申しわけないなあ、と思いつつ、石けんを洗い流して
 おばあちゃんを湯船に入れた。
 久々、足までよく見えるお湯である。
 A子女史がお湯を変えてくれたのだ。

 おばあちゃんは脱衣場で着替えながら、ウンコクサイ、と言った。
 ばあちゃんのでしょ、と思ったけど口にしなかった。
 大変と言えば、大変かもしれないが、犬猫と付き合っている所為かな、
 どってことないのである。
 家に戻って紙おむつは燃やした。

 その日、夕方になって夕飯の支度をしている時だった。
 おばあちゃんがわたしの後に立っていた。
 「今日、付き添ってくれたのは、あんただろ」
 「そうだよ」
 するとおばあちゃんはまず「ごめんよう」と言った。
 そして頭を下げて「ありがとうございました」と言った。
 わたしは、うっときた。
 「なんも、どってことないよ」
 おばあちゃんは気にしていたんだ、と思った。
 まだしっかりしてるわ。
 人に謝るのって、案外難しい。ましてや、お礼だって中々真面目に言えなかったりする。
 わたしは参った。
  
 おばあちゃんを見習おう、と心底思った。
 可愛い年寄りになりたいな。空気が和む、と思った。
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キノコはまだか。

2014年09月29日 | 日記

 今朝、散歩に出てすぐだった。脇道で何かがわたしを呼ぶ。
 ちょっと大袈裟な言い方してしまった。しかし、
 見事な赤い何かが見えて、思わずそっちに行ったのである。
 なんという瑞々しさか。
 
 写真が下手なのが悔やまれる。ガマズミの実かな。
 山には赤い実が沢山有る。しかし、この赤さは突出していた。
 うーん、と唸ってしまった。

 この土曜日、日曜日と我等の散歩道にキノコおじさん登場。
 車が4、5台は停まっていた。金沢ナンバー、富山ナンバーなどもある。
 なんか賑やかで嬉しい。
 先日、隣の村で猿がでた、と言う情報が流布された所で、
 散歩も、以前のように呑気な気分ではない。
 以前は、人に出会うのが犬の事も有るし、面倒だったけど、
 今は違う。おじさんたちに守られている感じがする。
 
 顔見知りの間伐材を切っていたおじさんも見かけた。
 キノコが有るような気がしない、と言っていた。
 おかしい。雨が続いた後で、キノコをいっぱい見た。
 あれ程雨が降れば、今年はキノコがいっぱい出るかも、と思っていた。
 しかし、ここしばらくお天気続きで、16号台風が温帯低気圧になって通過したとき雨が降った。
 そしたら、キノコおじさんが急に出没するようになった。

 去年もキノコが不作だったし、今年もでないのかな。
 雨の後、涼しい夜が続いていたし、出てしまって終わったとか。
 しかし、ずっとキノコをおい続けているキノコおじさんたちがそんな素人考えはしないよね。

 わたしは、やはり都会派と申しましょうか、薮を歩き回るのは苦手である。
 しかも、蛇が嫌いなんですから。その上に猿は出るわ、イノシシはいるわ。
 精々が散歩です。

 しかし、今日は自転車が一台停まっていただけである。
 歴代ナンバーワンキノコおじさんを見た。
 彼はカブにコンテナを積み、バイクの前にも大きな籠が付いている。
 なんと言っても、人の家のすぐ近くまで平気で入って来る肝の太さを誇る。
 わたしに頭を下げて行ったよ。知らないってば。お友達じゃないよ。
 まあいいか。
 キノコ騒動はしばらく続くと思う。

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ちょっと金沢へ。

2014年09月28日 | 日記

 秋物の新着フリースを見たくて金沢のユニクロに出向いた。
 近頃、セーターが重くて、フリースの軽さがありがたい。
 去年もフリースを幾つか買ったけれど、ホントに欲しい柄のフリースのサイズが
 残っていなかったので、今年は早々に行ってみたかった。

 ユニクロに目もくれずに旦那は釣具屋に行った。
 気に入ったフリースが無かったので、幾つかバーゲン品を購入して
 ゼビオに行ったけれど、どうやらお休みのようだった。
 ジョギングシューズやウォークングシューズを見たかったのである。
 バーゲンだったカバンを前に買って気に入っていたし、
 2匹目のドジョウ狙いで、カバンも見てみたかった。しかし、お休みでは仕方ないので
 釣具屋に出向いた。近くであるし、車は釣具屋の駐車場に停めてあった。
 車の中に犬のカンちゃんが待っている。
 リードを付けて外に出してやる。ちょっと失礼。オシッコです。

 旦那を捜したら、すぐ終わると言う。
 しかし、このちょっとが長い。
 
 ユニクロとは客層が違うなあ、と眺めていた。
 高校生みたいな少年から、かなりの年配と巾の広い事。
 左官屋のお兄ちゃんみたいな人。
 サラリーマン風な男性も多い。ウィークデイの夕方の4時頃である。どんな状況で釣具屋に来てるんだろ。不明。
 作業服着たお兄さんが、ランクルに乗っていたり。
 鳥取ナンバーの車に乗っていた女性が、釣り竿と袋を持って来て車に詰め込んで出て行った。
 彼女の物語を知りたい。ジーンズ生地の短いスカートにダブダブのトレーナーを着ていた。
 
 中でも、特に印象に残ったカップルがいた。二人ともサングラスをしている。
 お腹がでっぷりしている男性。ちょっと年齢不詳。髪はロングで白髪まじり。しかも不潔な感じ。
 女性のほうもやはり髪はストレートのロングヘヤ。体はスリムでピチピチのジーンズにハイヒール。
 釣具屋でデート?要らんお世話かもしれないけど、一時間の間に沢山の人が出入りしたけど、ひどく違和感があった。

 それと、もうひとり、目を引いた女性がいた。
 ハイセンスな若いお母さんで、ベビーカーを引いていた。
 こういう女性が釣りするのかな、と不思議な感じがしてみていた。
 しかし、よくみていると、行ったり来たりしているだけで、商品を選んでいるような感じではなかった。
 ははーん。旦那と一緒に出て来て納得。センスが一致している。いいとこのお嬢ちゃんお坊ちゃんカップルて感じだ。
 釣りする人たちって、ホント幅広い。
 
 ちょっと、と言ってから一時間は過ぎていた。
 もう一度お店の中に様子を見に行った。
 何と、旦那はさっきと同じ所にいた。
 釣りの世界はほんと、広くて深いのかもね。
 理解出来ません。わたし魚食べる人あるよ。変な外人?
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ライブ@ライズ

2014年09月25日 | お山の映画館

 WOWOWで2007年12月に放送のライブ@ライズの再放送を録画してみた。
 7年前である。何でも東京の渋谷の映画館でのライブだったとか。
 茂木淳一と言う人が何者なのか知らないけど、彼が司会だった。
 しかし、魚眼レンズを使っている所為か、魚に見えてしまう。
 独特の面白さをかもし出している。走り方が怪獣っぽい。
 人間の1歩が3歩くらいで一気に走る感じだ。
 五夜連続で、トップバッターは漫才コンビキングコングの西野亮曠だ。
 面白いのかな?半信半疑である。少し馬鹿にしていたかもしれない。
 西野はほんとに女性受けする顔と雰囲気を持っている。
 それを自覚して、少しエロい感じで迫ればいいのに、と思っていた。
 この人は、女性をターゲットにするだけで、しばらく行けそうな感じ。
 口角泡を飛ばし、頑張っていた。
 1人で喋る場合、間が問題なんだろうな、と思いながら見ていた。
 いつのまにか引き込んで行く所は流石である。

 2番手は南海キャンディーズの山里亮太。
 実は、録画したライブを一番初めに見たのは立川志らくで、山ちゃんのは一番最後に見た。
 タイトルは「嫉妬マン」である。所謂自虐ネタかな。
 お笑いは昔から好きで、よく見ていた。
 お笑いから学ぶ事も多々有る。自分の馬鹿さ加減を客観的に見る目だろうか。
 この目は、生きて行く上で、とても役に立つのである。
 芸能関係のネタが多かったけど、やっぱり圧巻は漫才の相棒のしずちゃんの事だった。
 しずちゃんだけが売れに売れた時期が有る。丁度映画「フラガール」にでた頃だろう。
 しずちゃんが売れている時期、やまちゃんはあちこちで営業をしていたらしい。
 情熱大陸でしずちゃんのドキュメンタリーを撮っていた時の話で、
 テレビ局の連中に足蹴扱いされていた時、しずちゃんが「山ちゃんの話もちゃんと聞いてあげて」と言ったらしい。
 そのとき、自分の小ささをお猪口の底と言い、しずちゃんの器の大きさは芋煮会の鍋の大きさと言った。
 わたしは笑いながら、涙がでた。
 そこからやまちゃんは人間が嫉妬する時、脳内にはドーパミンが分泌され、
 それを頑張るエネルギーに変換していく、という話に持って行って終わった。
 西野君も山ちゃんも、どこかでぱーっと乗って来る所があった。
 それは経験から来るプロ意識というものか、それともアドレナリンが出て来たのか。
 つい引き込まれた。

 立川志らくは実はとても気になっていた落語家である。
 立川談志にはまっていた時があって、一番談志に近い存在らしい。
 立川志の輔も聞いたし、談春も聞いた。
 とうとう志らくを聞いたのである。
 うーん、さすがだ。まず古典の「子別れ」から始まった。
 談志と違う志らくの子別れになっていた。
 映画「E.T」からシネマ落語に変換されていて、映画を知っている方が面白いけど
 知らなくても大丈夫な作りになっていた。
 いやー、談志は弟子たちに「人格最低」とか言われながら
 見事な弟子を一門から排出している。
 何故なんだろう。
 単純に、手塚治のアシスタントから見事な漫画家がでて来たのと同じだろうか。 
 それとも、全くピント外れな見解か?まあいいや。面白かった。

 4番手は漫才師のますだおかだ。
 多くはますだが漫才のネタを作るらしいけれど、今回、角界の有名人にシナリオを頼んだとか。
 でも、わたしは残念ながら皆知らない。
 しかし、全部面白かった。
 ますだが白いブリーフだけで、しかもピーピーゾーリを掃いて出て来た時にはびびった。
 それの意図が今ひとつピンと来なかった。
 この場合は、おかだにした方がお客さんには安心感があったと思う。
 ますだのブリーフ姿は嫌過ぎる。
 でもこの二人は実力有るなあ、と感心した。特におかだが良かった。
 ますだはシャイな人なんだろうね。
 入りきれずにマジで笑っていた場面があったような気もした。

 最後がシティーボーイズからの三人。
 きたろう、おさむ、斉木。
 近頃、映画を見ると、きたろうがよく出て来る。
 バイプレーヤーとして、かなりいけてるよね。
 人物も面白い。
 聞いてないけど、きたろう、と言う名前はゲゲゲの鬼太郎からきてるんだろうね。
 コントとして作ってないみたいだったけど、それなりに面白かった。
 前の4組が汗だくでやっていたのに比べると、軽い感じである。でも、内心汗かいてたのかも。
 でも、芝居をやっている人たちって、普段からああいう喋りはしそうである。

 イヤー、面白かった。
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母猫オレコ帰る。

2014年09月24日 | 日記
 
 オレコが2日前に戻って来た。戻って来て心底ほっとした。
 しかし、口にねずみをくわえていた。
 そこに置かないで。
 
 わたしの寝る布団の上でしょ。
 オレコは一心にキャットフードを食べる。
 
 
 ねずみ何とかしてよ。
 
 言ってる事が分かったのかな、食べている。
 

 なんて言うか、色々な事がなるようにしかならない。
 それ以上でもないし、それ以下でもない。
 そうなんですもん。と言うしかない。
 まあいいか、は諦めでもあるし、受け入れでもある。

 はあ?
 今朝、起きたらわたしの布団の上に、ねずみのレバーが。
 
 これ、まあいいいか、じゃないよ。嫌だよ、ハッキリ言って。
 普通の暮らしがしたい。普通ってどんなんだろうね。
 まあいいか。
 
 
 
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