こんにちは江崎遊子です。

ちょっと言ってもいいですか。

うちのぼくたち。

2013年02月27日 | 日記
 
 昨日、青空が広がる中、穴水まで買い物に出た。
 ショッピングセンターの駐車場でへーちゃん、カンちゃんを走らせていたら
 集まる集まる人が。残念ながら、デジカメを忘れた。
 ちょっと、びっくりするくらい人が寄って来たのである。

 もう、わたしの中でもお洒落なイタグレに対する違和感は全くない。
 変な子たちだけど、2匹が座ってご飯を待っている姿は可愛い。
 台所で刺身を作りながら、刺身の切れ端をあげたくなる。
 
 2匹の性格がとても違う。
 初めに来たヘーちゃんは、神経質で、やんちゃである。
 旦那はどうやら、カンちゃんびいきである。
 カンちゃんはまだ体が小さくて、呑気である。
 食べるのが遅くて、時々へーちゃんに取られている。
 でも、やられっぱなしではない。時に、びっくりするくらい頑張る。
 
 旦那に反発するわけではないけど、どうしてもわたしはへーちゃんが可哀想で、フォローする。
 へーちゃんはソファーにすわって、旦那のいる2階を一心に見る事がよくある。
 
 美しいじゃない。

 昨日、買い物の帰りに、雪の無い近くの田んぼ道で、2匹を旦那が一緒に走らせた。
 後ろから見ていると、足が箸みたいに細い何やら不思議な生き物が、ちょろちょろ走っていた。
 もう完全に江崎ヘーゲル、だし、江崎カントである。
 ちょっと、気分が温かくなった。
 
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その時ハートを盗まれた。

2013年02月25日 | 日記

 こちらの勝手な予定より一日遅れて、へーちゃんカンちゃんのおじいさん来山。
 木工をこれからやろうとする若者と、72歳の木工プロが遭遇すれば丁度いい、と言ってたのである。

 木工プロのK氏はへーちゃん、カンちゃんのお父さん犬のバルと、甲斐犬トラを連れて来た。
 バルである。
 
 「その時ハートを盗まれた」というのはキムタクと、一色さえと内田有紀共演の学園ドラマのタイトルである。
 キムタクが高校生くらいだったと思う。皆、文句なく可愛かった。

 旦那がイタグレ(イタリアングレイハウンド)をK氏の家に貰いに行った時、甲斐犬の子犬がいて、甲斐犬の方がいいこれをくれ、と粘ったらしい。
 その時の甲斐犬である。もう生後3ヶ月になった。
 
 いい!、可愛い!トラと呼ばれている甲斐犬に目が釘付けになった。
 
 
 
 
 K氏の家では犬が5匹いて、一緒に育ったのだろう、思っていたのとは随分違って、
 へーちゃん、カンちゃんとも平和に遊び回る。
 何だろう、この惹かれ具合。気持がワクワクする。
 触っても怒らない。毛はごわごわしている。

 これが、戸川幸夫の小説に出て来る「高安犬」のルーツと言われている甲斐犬か、と感慨深い。
 知能が高く、生涯一人の主にしか仕えない、と言われている。
 でも、もうマタギ犬というわけにはいかないのだろう、家庭で飼うように育てる事も出来るのだろう。
 
 K氏は京都で大型犬に遭遇して、その大型犬が尻尾を立ててやる気満々だったらしいが、
 まだ3ヶ月のトラ君が敢然と立ち向かい、トラが鼻を噛んだら「キヤイーン」と言って逃げたらしい。
 もう、トラの武勇伝が始まっている。旦那も負けじとソクの武勇伝を披露していた。
 
 思うに、日本犬というのは古いタイプの男性のステータスなんだろうか。

 へーカンコンビとは何かが違う、と思っていたのだろう、猫たちは部屋から殆ど出て来なかった。
 犬や猫のウンコやシッコにびくともしないし、
 「わしなんかセーター2枚駄目にされたわ」と愉快に笑いながら話す。
 子犬は、何でもよく噛むし、猫は紐系を噛み切る。
 我が家など、ソファーや座椅子が噛み切られてむたくたである。
 わたしは、家具を壊されてかなりへこんでいるのである。
 彼等にはどってことないのか。こう言う人たちとまともに渡りあえない。
 
 今の時代、もはや絶滅危惧種、といってもいい人たちではないかと、痛感した次第です。
 
 
 
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来客。

2013年02月24日 | 日記

 関西方面から北海道大学でて、木工をやりたいというご夫婦が友達とやって来ると言う。
 そう、旦那から聞いていた。家にやってきたのは、30代のご夫婦と40代の女医さんの3人だった。
 旦那は実によく喋った。多分、話を聞く側がよく聞いてくれる、という事もあっただろうし、
 話をよく理解してくれる、と言う事もあったのだろうと思う。
 
 わたしは、よく話の文脈を壊すのが得意というか、話が見えてないのかもしれないが、
 旦那に、よく「黙っとれ」と言われるので、今回は静かにしていた。
 しかし、皆楽しそうだった。

 旦那の話を側で聞いているのは、余り好きでない。
 いつもは、勝手に何処かに行ってしまったりする。
 久しぶりだったので、側で聞いてもいた。
 当然だけど、相手によって出て来る話も違う。
 旦那のポリシーも言葉として久しぶりに聞いた気がする。
 勉強してるんだ、という感じもあった。
 全体から伝わって来たのは、「そのままでいいよ」というニュアンスである。

 わたし自身、ちょっとした出会いが欲しかったような気がする。
 しかし、今回は出番なし、というような感じでもあった。

 昼ご飯は麺類を作ろうと考えていた。
 しかし、青年はご飯が食べたい、と強く主張した。
 仕方なく、昨日の夜のすし飯の残りで、お刺身の残りを食べてもらった。
 これが又、美味しそうに食べたのである。
 
 お昼が終わると、若い青年が旦那と一緒に雪掻きしてくれる、と言う。
 お陰で、台所の窓の外、縁台の雪が綺麗に払われて、明るくなった。
 我が家に一泊して、今晩は輪島の宿に一泊するとの事で、そろそろ行きます、と言う時、
 青年が「デコポン食べて行こうかな」と言ったのである。
 夕べ、みんなして夕食後にデコポンを食べた。そのデコポンなんだろう。
 うん?と思ったけど、わたしはひとつだけ残っていた旦那の好物、デコポンを青年に渡した。
 青年は立ったまま、デコポンを美味しそうに食べ、
 「僕、ハッサクが好きなんです」と言った。
 旦那がやはりハッサクも好きで、箱毎買ったりしていた。
 ハッサクは伊予かんやデコポンに比べると、安価で、
 しかも酸味が絶妙なバランスをかもして、味わい深いものがある。
 青年は尚も、ハッサク今年食べてない、と3回言った。
 奥さんが、たまりかねて「わたしが買って来ないから」と言った。
 
 わたしは「デコポン食べて行こうかな」という言い方が気にいったのである。
 その言い方は子供っぽいけど、気持が伝わって来た。
 その時、急に青年を近くに感じた。可笑しい。
 こう言う出会いもあるんだ、と思った。
 なんだか嬉しくなってしまった。
 
 またね。と言って彼等は雪の中帰って行った。

 

 
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レフト アローン。

2013年02月19日 | 日記

 ジャンゴ・ラインハルトのCDをパソコンに取り込めた。
 いい買い物だった。素晴らしい。連日スイングしちゃってるもんね。

 ついでに買ったマルウォルドロンの『レフトアローン』もやっぱりいい。
 1000円だなんて信じられない。
 マルウォルドロンはジャズボーカルのカリスマ、ビリーホリディの伴奏をやっていたピアニストである。
 名曲『レフトアローン』には思い出がある。
 以前書いたけれど、まだ私たちが横浜にいた時、知的な詐欺師に出会った話である。
 詐欺師っていうのは、多額のお金を巻き上げられた人には気の毒だけれど、
 結婚詐欺、とか少なくとも、一時期でも、それまで見た事のない夢を見させてくれるのである。

 私たちの出会った詐欺師は、まことに知的だった。
 我等女性たちがつい騙されたのはこう言う話だった。
 「お母様が離婚して家を出て行くとき、僕の部屋に来て、話をしたとき、この曲はなんて言う曲かしら、
 というので、レフトアローンです、と言った」
 なんていうか、知的な人に弱いなあ。
 詐欺師は頭からつま先までブランドファッションでまとめて、東大の研究室に通うというふれこみだった。
 しかも、癌だと言うのである。
 
 この『レフトアローン』はその頃はLPレコードだったけど、
 ジャケットはその頃亡くなっていたビリーホリディのシルエットの前で、
 ピアノを弾くマルウォルドロンで、とても悲しげである。
 周辺の女子はすっかり騙された。わたしは全く被害を受けなかったけど、詐欺師の話を疑わなかった。
 詐欺師にも色々有るけれど、この詐欺師は今、どうしているやら。

 先日、寺の奥さんが何かの話で若い頃ジャズを聞いていた、と言った。
 自分の事は棚にあげるけれど、えー?ジャズ?似合わないけど。と思った。
 誰を聞いていたの?と言ったら、マルウォルドロンの『レフトアローン』とか。
 えー?と思った。人は見かけではわかりませんぞ。

 ジャズに関しては、ビバップのチャリーパーカーまでなら聞ける。
 フリージャズになると、もういいか、という感じである。
 「レフトアローン」もそうだけど、2012年に出されたCDだから、昔の名盤が復刻されるのは嬉しいかも。
 
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不具合。

2013年02月18日 | 日記

 我が家の哲学者コンビは連日、順位を争っているのか、
 何かのお遊びか、縫いぐるみや紐を取りっこして、走り回っている。
 時々、休憩!と叫ぶけど、聞く耳なし。

 旦那の仕事がいよいよ始まった。
 そうなると、へーカンコンビのお相手はわたしである。
 子育ての時もそうだったけど、手抜き専門である。
 旦那の付き合い方を見ていると、かなり細かくて、丁寧である。

 薪ストーブを焚いて、ストーブの横のテーブルで、ステレオを鳴らし、読書である。
 少しづつ、へーちゃん、カンちゃんとの付き合いも楽になって来ている。
 2匹が一度に膝に乗って来て、ぺろぺろ攻撃。
 そのうち膝の上で寝てしまう。アッシュブラウンみたいな毛の色が中々いい。
 良い子にしていると、可愛いのである。

 排便のタイミングも少し分かって来た。お陰というのかな、以前よりマメに床を雑巾がけしている。

 いずれにしても、呑気なもんである。
 
 パソコンのCDプレーヤーが不具合で、あたらしいCDを取り込めない。
 100満ボルトに出向いて、外付けのDVD,CDポータブルドライブを買って来た。
 
 その並びにある元の職場に出向く時は、ファッションに気を使う。
 アルバイト中は、緊張感が年齢よりも若く感じさせるものがあったらしい。
 近頃、お腹回りも、精神もゆるゆるである。
 老けた、なんて言われそうである。
 ちょっと見栄をはるのである。
 この冬手に入れたチュニック風のフリースを着ていった。
 
 次長が開口一番「ジンベイザメみたいでいいねえ」と言う。
 うまい事言うなあ、と思った。感心しちゃいけないよね。
 紺色に白の水玉模様なのである。
 おねえキャラのリーダーが近づいて来て、
 耳元で、「この間はよかったね」なんて、訳の分からん意味深風な台詞をはく。
 相変わらずホスト風なのは、持ち味なんだろうね。
 
 それにしても、わたしって、いじられキャラか?
 ゆるゆるで、隙だらけなのか。まあいいや。
 ゆるゆるって、もしかして精神的に不具合なのかな。
 ちょっと反省。
 
 
 
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