こんにちは江崎遊子です。

ちょっと言ってもいいですか。

追伸でしょうか。

2022年03月19日 | 日記
先日の「最近気づいたこと」というブログの中で
「他者の合理性」という文を載せましたけど
付け加えるべきと思い書いています。
和田静香さんが引用した本と作者です。
タイトル『質的社会調査の方法』有斐閣ストゥディア
著者 岸政彦さんの本からの引用でした。
この本、プーチン氏にプレゼントしたいね。
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与呂見村通信掲載文

2022年03月19日 | 日記
切ないね。

14羽くらいいた鶏がこの冬、2ひきのテンにやられてしまった。
動物だって、ただ必死で毎日暮らしてるだけかも知れない。
鶏小屋に入って我らの鶏を食べ尽くしたテンを誰かが成敗していた。
縫い物をしている手を休め、ゆっくり降る雪を眺めていたら
急にやるせない想いに、虚しさがコトンと胸に落ちた。
連日、ロシアからの爆撃を受けるウクライナの映像が
ニュースで登場する。なぜ私たちが攻撃されるの?と涙ながらに訴える人。
病気の母親を見捨てる訳にいかなくて、子供一人を逃した母親。
少し前まで、世界中はコロナで死者が沢山出て右往左往していた。
それなのに、今度はロシアの侵略戦争で人がポロポロ死んでいく。
どこまで世界の試練は続くのだろう。国連に力はなく、
国際社会はプーチンを止められない。
与呂見村通信の締め切りが迫っているものの、
情報番組から目が離せない。
ロシアのウクライナ侵攻で、燃料や小麦粉がかなり値上がりしそうだ。
わたしたちには今、食べ物があり、水もあり、お風呂にも入られる。
ありがたいと思う。ずっとそうである事を願うけれど
天災に見舞われることもある。戦争という人災は、止める手立てがない。
核爆弾でしか止められないのか。悲しいね。
我らはどこまで愚かであり続けるんだろう。
世界中でロシアに対してnoを突きつけている事に
一体感がある。世界はまだ捨てたモンじゃないと思いたい。
こんな状況の中で、一瞬の光のような人々の温かさがウクライナから発信される。
爆撃を受けた街の瓦礫の無残なこと。わたしたちの甘い希望が打ち砕かれる。
4200万人いると言われるウクライナの人々。
どーか、早く逃げて下さい。
よく分からないことばかりだけど、
生きていることだけが正しいことのような気がしています。
虚しさと無力さと僅かな希望が雪退け水のように流れていく。

    江崎遊子




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この年で気付いたこと。

2022年03月08日 | 日記
少し前である。
久々夫婦戦争勃発。
びっくりしたのは旦那が本気で怒っていた事。
恥ずかしいけど、何が発端だったか忘れてしまった。
私は「ふざけた男」と何度もしつこく旦那を罵倒したのはよく覚えている。
その時はふざけた男と心底思っていたのだ。
もしかして、今でも思っているかも知れない。
旦那は「一緒に暮らす意味がない」と主張。
うん?なんか変。鬱ですか?
私はそれを言わなかったけれど、旦那本人も認めているけど
発達障害だと思っている。芸術家に多いような気がする。
こう言った場合、言葉の戦争は噛み合わないし意味がない。
急にシュンとなって、お互い自分の部屋に篭った。

翌朝が問題である。普通は翌朝には普段どーり戻っていたりする。
旦那はまだ厳しいものをひきづっていた。
でも長続きはしなかった。

わたしはその喧嘩の時、自分が本当に冷たい人間に思えた。
そして何か忘れ物をしていた気がしたのである。

今日である。和田静香さんの本「時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか」
を夕方読んでいた。その本の中の言葉がピンときた。
「他者の合理性」という言葉である。
(これは、人それぞれには人生の有り様や生き方に理由があり、
それを「他者の合理性」と呼ぶ考え方だ。一見して他人からは
不合理な行為に見えたとしても、当事者にとってはそれなりの
確かな合理性や理由があり、その理由そのものを安易に理解
する事ができなくても、淡々と、冷静に、あるいは世俗的に認め
そこに合理性があるということを理解し、隣人になることができるのだという)
本当に感性も性格も嗜好も長年一緒に暮らしていてその違いに戸惑う。
呆れ返るほど違うのである。

私は先日の喧嘩で、この歳でやっと、旦那の合理性を認める事ができた気がした。
ちょっとは優しくなれるかも知れない。
でも、あまり期待しないでね。
なんでもすぐに忘れるから。

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