こんにちは江崎遊子です。

ちょっと言ってもいいですか。

バカハラ?

2012年09月30日 | 日記

 昨日は朝から張り切った。
 元の職場の女性たちが5人遊びに来る。

 夏野菜のピザが作りたい。
 今ひとつの出来ではあるけれど、自前のトマトでピザソースを作った。
 お気に入り、ナスとアンチョビーのピザが作りたかった。
 田舎なので、モッツァレラチーズが中々手に入らない。

 生地は、もう十年以上作ってないのでネットのレシピを参考にした。
 前回は薄力粉無し、今回は薄力粉を3分の一混ぜ、オリーブオイルと砂糖も混ぜた。
 カリカリピザ派であるけれど、歯に厳しくなって来たので、ふっくら気味がよくなった。

 しかし、ピザソースは好評だった。トマトもタマネギも自慢の完全無農薬、有機栽培の野菜である。
 野菜から出る甘みが美味しさを引き出す。そこに塩とオレガノを入れるだけである。
 畑から採って来たばかりのナスを切って、ピーマンとタマネギも加えて、アンチョビーを切ってのせる。
 
 自分で作って自分で感動する事はめったにないけど、皆喜んでくれたので嬉しかった。
 
 職場の話が炸裂する。限られた人間関係の中でなんとか楽しくしようとしてる皆の姿に頭が下がる。
 「モンスター上司」見る?とみんなに勧めた。
 アメリカの映画で、三人の善良な男たちが自分の職場の上司のひどさ、セクハラ、パワハラ、バカハラ
 に辟易して、上司を殺そうと言う事になる、というブラックコメディ。
 ケビン・スペイシー、ジェニファー・アニストン、コリン・ファレルがその問題の上司になる。
 しかし、バカハラと言う言葉があるとは知らなかった。気をつけよう。

 結局、時間が無くてみせる事は出来なかったけれど、今日も、元気に、皆働いている事だろう。
 お泊まり組はその後、2004年のスウェーデン映画、「歓びを歌にのせて」をみる事になり、
 お酒も入って普通だったら眠ってしまうとこだけど、最後迄眠らせない映画である事がよく分かった。

 炊事おばさんのポジションでいいや、と思っていたけど、出るな、と言っても出るよね。
 よく喋ってしまいました。
 
 
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読書の季節。

2012年09月28日 | 日記
 
 わたしたちの所は、隣の和尚さんが山を開いて入り、
 そこに4家族が集まり、一応自給自足の生活を目指した。
 時々、テレビで、そう言った暮らしをしている家族の番組があったりする。
 今だに、そう言った人たちを見ると、何か違和感がある。

 外から見たらこんな感じだろうな、と思うのである。
 子供たちには気の毒だったかも知れない、とも思うのである。
 テレビゲームは家では禁止だったし、初めはテレビも無かった。

 ただ、自慢は状況に応じて生活スタイルを変えて来た事である。
 初めは玄米を食べる共同生活だった。
 皆都会からやってきた人ばかりで、農作業も新鮮だった。
 いやー、大家族みたいな生活は、活気があったし、面白かったのである。
 来客も多く、40人くらい一緒にご飯食べるなんて事も多々あった。
 今から、そう言う生活は出来ないけれど、他に類を見ない面白さだった。

 子供たちが中学に上がり始めると、自然無理が生じて変わって来た。
 いつのまにか、それぞれの家族での生活スタイルになっていた。

 寺の庫裏の2階に皆の本を集めた小さな図書館がある。
 各家ではテレビゲーム禁止だったけど、そこでは許された。
 自然、そこが子供たちのたまり場になった。逃げ場でもある。
 こどもたちには、兄弟とも違い、友達とも違う、仲間がいるのである。
 初め、総勢15人の子供がいたので、保育所は必要なかった。
 残るは小学6年生がひとりとなった。

 庫裏の2階は今では子供の姿はなく図書館というだけで、静かなものである。
 前ふりが長くなってしまった。昨日、そこからドストエフスキーのカラマーゾフの兄弟を家に持って来た。
 わたしの中の課題図書である。翻訳本は嫌いなのである。
 今、ちらちら読んでいる「人間の建設」小林秀雄と数学者岡潔の対談集に盛んに出て来る「カラマーゾフの兄弟」。
 時間も出来た事だし、読むのは今でしょ、と思うのである。
 
 河出書房、昭和44年出版と書いてある。訳者は米川正夫と書いてある。
 虫眼鏡が必要なくらい小さい字で、厚いのが2冊。読む前から溜め息が出てしまう。

 何かで、団塊の世代が今、「カラマーゾフの兄弟」を買っていると読んだ。
 わたしも人並みかな。アナログ育ちは活字が好きです。
 若い頃より、ほんの少し深く人生を感じられるに違いない。
 さて、今日から目の体操でもしましょうか。
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やっぱり野性の王国?

2012年09月27日 | 日記

 夜、八時過ぎ、寺の庫裏のお風呂に行った。
 空は晴れ渡っていたけれど、月の光で星の影が薄い。
 なんて明るいんだ、と思った。

 お風呂から上がって外に出ると、秋田犬のハナが、
 月の中、わたしの方を振り向いて、笑っている。
 いや、犬も笑うのです。
 猫がわたしについて来て、庫裏の近く迄来る事があるので、びびった。

 イノシシ対策で、夜、お隣ではハナを外にだすんだ、と思った。
 夏のように、くたびれた感じはなく、ハナも元気だ。
 わたしは、猫の事が気になって、つい、家とは違う方向にある鶏小屋の方に、
 ハナを誘導した。そしたらハナが突然ダッシュした。
 そして、我が家の山の下辺で、がうう、と言った。
 何を追っかけたのだろう。

 わたしは家に戻りながら、ちょっと心配になった。
 夜、母猫のオレコが子供たちにネズミを捕って来る事がある。
 鶏小屋の下はネズミの巣になっていて、ネズミたちは鶏の餌のおこぼれを食べている。
 時々、和尚さんが対策を講じるけれど、ネズミの繁殖力は凄い。
 夏になると、鶏小屋の守り神、大蛇のシマヘビがネズミを狙っている。
 
 まさかね、オレコに限って、そんな事は無いよね。
 だって、子供を守る為にハナに突進していったんだから。
 そう思うものの、家に戻ってオレコを捜したけれど、どこにもいない。
 子どもたちと、父親のアーサーはいた。

 ニュースステイションが終わる頃になっても、オレコは帰って来ない。
 このままでは気になって寝られないと思い、ヘッドライトをつけて捜しに行った。
 いくら月明かりがあるとは言え、分からない。よく分からないまま、諦めるしかない。
 家に戻ると、ゴミ焼きのところにタヌキがいた。
 追っかけられたのはタヌキかも知れない。
 わたしの顔を見ても、逃げようともしない。

 家に戻って、もう一度捜してもやはりオレコはいない。
 「オレちゃん」と呼んでみた。
 そしたら、どこかわたしの知らない所にいたらしく、何食わぬ顔で出て来た。
 「もう、あーよかった」
 こんな場で暮らしているので、何かあって死んでしまう事もある、と自分に言い聞かしている。
 でも、猫たちの能力をわたしはみくびっているのかもしれない。

 翌朝、台所の網戸にノコギリクワガタが貼り付いていた。
 クワガタは本来、夏の初めに出て来る。カブトはその後である。
 一体どうしたのか、こんな時期に見たのは初めてかも知れない。

 網戸から落ちたクワガタを捜しに外に出て、驚いた。
 西を向いている玄関の上の穴周辺では見かけなくなった黄色スズメバチが、いっぱいいた。
 北の台所の庇の上の板壁が何かの加減で壊れ、巾3センチ、長さ30センチ位の大穴が開いている。
 窓の外を、大急ぎで飛び交っているスズメバチがいるのは知っていた。
 お急ぎですね、なんて呑気な事いっていたけど、そうだったのね。
 高さは5メートルくらいあるから、もう放っておこう。

 自然の営みは人知を越えます。かないません。
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フラカヒコ(古典フラ)

2012年09月26日 | 日記

 今日も、猫のサンダーに起こされる。

 わたしの中では、秋なのだろう。
 陽の傾き、秋色としか言いようの無いオレンジの光の色。
 空は晴れ渡り、向かいの雑木山のコナラが風に揺れている。
 天が高く感じられ、
 空気がお腹の中にすーっと入って行くようだ。
 だからか、空腹感がある。夏、厳しかった消化器の疲れもとれ、動きが良くなる。
 食欲の秋って言われるのは、美味しいもが沢山あるからだけでは無さそうだ。

 BSプレミアムの「長谷川潤ハワイを踊る」を録画している。
 モデルさんらしいが、踊りを習っている時の真剣な顔が美しい。

 常磐ハワイアンセンターのフラは現代フラらしいが、
 長谷川潤が踊っているのは正統派の古典フラだ。

 かなり昔の話であるけれど、友人関係で、古典フラを習っている人がいて、
 我等のところに遊びに来た時に、皆して古典フラなるもののサワリを教えてもらった。
 我等の姿は見られたもんじゃないけれど、フラってハードだ、と言う印象だった。

 筋トレダンスにフラを加えたいと思って見ているけれど、無理、て感じだ。
 フラの教師をクムと言うらしいが、長谷川潤の先生は相撲取りみたいな体格だけれど、
 42歳で踊るのを止めたと言うし、50歳迄踊ることはかなり大変なことだとか。
 確かに、かなり激しい。
 
 その中で、3個動きを取り入れてみた。
 今日、ぎくっときてしまった。
 ずっと、中腰って筋トレにいいに違いない。
 これからです。

 イノシシの好きな山栗、今年は大きいような気がする。大きないがが落ちている。
 今は、ドングリもヤマグリも豊富で、イノシシも食料に困らないだろう。
 ともかく、サツマイモ、紅アズマウイルスフリーは全部収穫した。
 堀りたてのサツマイモの色を何と表現したらいいだろう。
 生きた臙脂色とでも言ったらいいのか。目を見張る美しさである。
 
 イノシシさん、見たくないような、一度お目にかかりたいような。
 揺れるババ心です。
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イノシシ来た。

2012年09月25日 | 日記

 とうとう我等の仲間が、村の入り口で、3頭のイノシシを目撃してしまった。
 近年、豪雪地帯にも進出して来ている、と言う話はあった。
 今思えば、時々獣くさい臭いが風にのってやってきた。 
 雑木山にはタヌキやキツネもいるわけで、
 彼らの臭いだろうと思っていた。
 しかし、イノシシは際立って臭いらしい。

 わたしのサツマイモ畑は村の端にある。
 サツマイモが好物らしいので、今日収穫してしまおうと思っている。

 イノシシが出る、となると今迄のような対策では畑をかなり荒らされてしまうだろう。
 急に、犬を飼いたくなった。
 しかし、気の荒い紀州犬や秋田犬では、我等が噛まれてしまうかも知れない。
 お隣の秋田犬のハナちゃんでは、もう年だし荷が重いだろう。
 さて、どうしたものか。皆どう考えているか。
 一人で騒いでもねえ。
 
 オッコトヌシさま、何とかしてくだされ。
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