ミコちゃんの徒然日記

日々の雑感など

大相撲春場所

2017年03月27日 | 気の向くままに

昨日の春場所千秋楽、皆様もご覧になられたでしょう。

新横綱の稀勢の里が13勝2敗で優勝しましたね。

夕方の忙しい時間ですが、私もテレビの前に

釘付けで、震える思いで優勝決定戦を観ました。

稀勢の里の応援をしながら。。

 

白星ばかり全勝で来て、アクシデントは13日目。

横綱日馬富士との取組で左上腕部筋肉損傷?

でしたか大怪我をして、休場に追い込まれるかも

知れないと私も可哀想で堪りませんでした。

何と気丈夫に翌日には土俵に現れたのです。

あんなにも痛がっていたのに・・テーピングの

応急処置姿で。。衝撃の翌日目くらいが特に痛みで

ダウンし闘う気持ちが普通は失せる時でしょう。

どうか無理をしないで、

という気持ちで応援していました。

相手は横綱鶴竜、左肩が殆ど使えない状態で

力が入らずこれで、2敗となりました。

この直後にマイクを向けられた稀勢の里は

「明日は良い相撲を取ります。」と静かに応えていて、

エエ~ッ、そんなに頑張らなくても皆解っているから、 

肩を悪化させないで欲しい。。出場する

だけでも凄いことなのですから。

 

いよいよ千秋楽、昨日の26日の夕刻。

全治数か月の怪我を負っての相撲。

幸運の女神が語らせた「明日は良い相撲を取ります。」かも^^。

 

誰もが1敗の照ノ富士が優勝すると思って

いたことでしょう。照ノ富士に1敗を付けたのは

稀勢の里の弟分の高安、ということも特筆したいですね。

こういうのが援護射撃ということでしょう、

同じ田子ノ浦部屋でいつも二人で稽古をして

高め合ってきた兄弟の如き二人だそうです。

高安はめきめきと頭角を現し、12勝3敗を決めています^^。

 

好調の大関 照ノ富士のあの巨漢と、大怪我の

稀勢の里が闘わなくてはなりません。

でも奇蹟的に一番目は右突き落しで勝ち、

2敗同士と並び、優勝決定戦が20分後にあります。

私は夕食支度は出来上がっていましたが、

広報誌が届いていて、近場の5軒だけでもと

4月号広報誌と保健所便りを配りに出て、

帰宅しましたらもう薄暗くなって、急いでテレビの前に。

もう一度奇蹟が起きるか!

照ノ富士が続けて負けるとは思えません。

息を呑むような見守りは、大阪の館内と変わりません。

土俵際で最後まで頑張り抜いたお蔭で、

右小手投げで稀勢の里が見事勝ちました!

テレビの向こうで、

かつて聞いたこともないような大声援から、

勝利の大拍手!大歓声!大感動!に。

涙、涙の逆転優勝で私も貰い泣きをしました。

本当に立派です、相撲の厳しさと素晴らしさを教えられました。 

去年までは特に相撲ファンでもなく、普通に観ていた相撲。

今年 初場所で

稀勢の里が日本中の期待を背負って、やっと横綱になり、

私も応援したいと思いました^^。

稀勢の里さん おめでとう‼

 


菊根分け賜る命咲くいのち  菊根分け(春の季語)

 

「立場は人を作る」といいますが、味わいある言葉ですね。

「横綱」という最高位に着いた人は、その立派な地位に

相応しい心がけを自らに付けて、言動されるのですね。

その大きな責任を果たそうと不屈の精神を磨かれる。

ご本人は、「この怪我のお蔭でこれから強くなるかも。」

と、そう仰っていました。

 

 

 今日もご覧頂きありがとうございました。

 


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