ゆめと私の台湾日記

2010年から本格的始めた不妊治療の末、妊娠、昨年11月に出産しました。只今、3人での生活満喫中です。

訂婚

2010-07-24 | 家族
明日阿偉の弟が訂婚(婚約)するため、弟が台北に帰ってきました。
日本ではよほど大きなお家でなければ今はしないと思うのだけれど…。
台湾では通常、婚約と結婚の2回披露宴をする。婚約披露宴は女性の親戚、友達を招待するため、結婚披露宴は男性側の親戚、友達を招待するためらしい
で、披露宴の前に女性側のお家へ行き、日本でいう結納の品を届けるのが習慣のようです。



阿偉の弟君、今年34歳。日本でいう東大にあたる台湾大学、大学院を卒業、一流ITメーカーに就職し、出世コースをひた走るという超エリート
でも、唯一の汚点(今時どうってことはないのだけど)は約5年ほど前に結婚したものの、1年ほどで離婚。
原因はいろいろあるのだろうけれど、直接的な理由は前妻の浮気
弟君は仕事の関係で南部にすんでいるし、心配をかけたくないのかあまり口には出さなかったので詳しくは知らなかったのだけれど、後から聞いた話ではかなり修羅場であったらしい。
そんなこともあって、ご本人は結婚に対してものすごく慎重になっていたようなのだけれど。
周りの圧力(お義母さんのプレッシャーがすごかった)もあってその気になったよう。

相手は台中に住んでいるのだけれど、弟とは9歳も年が離れていることや、バツいちだったこともあってお父さんがかなり反対していたとのこと。どうやら台湾には珍しい、亭主関白を絵に描いたような頑固なお父さんらしい。
結婚したいときりだすと「2回目だからといって質素に済ませるつもりなら結婚させられない」と言われたようでみんなが腫れ物にさわるように慎重に準備を進めてきた。
その甲斐あって大きなトラブルもなく、ここまでこぎ付けた。
披露宴が始まる前に結納品を女性のお家へ届けた後、ちょっとした儀式があって披露宴会場へ。
面倒なことも多々あったようだけれど、どうやら相手のお父さんの機嫌を損ねることなく終わったようです。
ま、これからは二人のことだしねえ…
とりあえず、弟君よ、幸せにね