聴くネタバレ映画・ドラマと英語日記

~元MC苅田三貴が見た映画やドラマを私情バンバンはさんでご紹介♪

別れを経験して大人になる

2010-07-14 17:25:09 | アニメーション
本国アメリカでも評判がよく、
日本でも好評のようで、期待はしていましたが
想像以上に良かったよ~

いきなりの″別れの予感″のシーンがあり
10分位で胸が痛くなりました


トイ・ストーリー3(3D) 

もちろん3D対象のWARNER MYCAL CINEMAS
見ましたよ

3Dは日本ではほとんどの劇場が
日本語吹き替え版で上映。

同じ作品でも3Dか否かで全然楽しさが違うっっ

特にこの映画はトイ=おもちゃが主役だから、
自分もおもちゃの世界に紛れ込んだような
気分が味わえます


カウボーイの人形ウッディ(声:唐沢 寿明)や
アクション人形バズ(声:所 ジョージ)の持ち主
アンディはもうすぐ大学生。

彼らで遊んだのは遠い昔。

引越しを機に、お母さんから使わないものは
屋根裏部屋にしまうのと
捨てるのに分けなさいと言われます。

そこでアンディは屋根裏にしまうおもちゃたちを
次々と黒い袋に入れます。


カウガールジェシー(声:日下 由美)は袋。
エイリアンも、袋。
バズはう~~ん、袋。

ウッディは…

大学に持っていこう…


小さい頃の思い出を胸に、
しまうと決めた黒い袋を
屋根裏に上げようとしたその時

ある偶然が重なって
おもちゃたちはゴミに出されてしまうのです

″アンディの事、信じてたのに…

自分の持ち主が大人になって
遊んでくれなくなるのはおもちゃの運命。
でも、まさか

捨てられちゃうなんて


絶望したおもちゃたちは
サニー・サイド保育園に寄附するダンボールに
何とか潜り込むんだけど、
そこには思いもよらない苛酷な状況が待っていて…


大切な物との別れは
ちょっぴり誇らしくて、ちょっぴり悲しいもの。
そんな出来事を
おもちゃの世界を通して描かれたハートフルなアニメです






最近のディズニー/ピクサーが良いのは
夢溢れる世界を見せてくれながらも
しっかり現実も描いている。

だから″リアル″

サニーサイド保育園には
まるで実社会の様に、しきっているボスがいた。
昔大好きだった持ち主に捨てられて以来
すっかりへそを曲げてしまった
むらさき色のぬいぐるみロッツォ(声:勝部 演之)



ロッツォはアンディのおもちゃたちを
″新入り″としていじめる。
表向きは優しい顔して。

その事実が明るみに出て、
ウッディたちは力を合わせて保育園を脱出するんだけど、
その時ロッツォが危険な目にあうんですね。

もちろん心優しいウッディは彼を助け、
今度は彼らが危ない目に
当然、ロッツォは心を入れかえて…



に、普通のアニメならなるでしょうが、
ロッツォは見捨てます

あ、笑っちゃいけないかな


でもさ、現実問題、
こういう嫌な奴はやっぱり嫌な奴


皆がいい人なんて大人は思わないですもんね~

ただ皆に″チャンスが与えられてる″というのは
共感出来て、大事な部分だと思います。

ウッディは1度ロッツォを助けた。
それなのに彼は見捨てた。

ここが大きな分かれ目だと思う。


確かに悲惨な人生?
いや人形生を歩んできた。

同情する点は充分ある。

だから手を差し伸べる人、
いや人形もいた。

その後、心を入れかえるのか、
それともひねくれたまま生きるのか、
あとはその人、
いやその人形の(面倒くさいな)生き方。


一生懸命な人には
きっと手を差し伸べてくれる人がいるでしょう。
でも諦めたらそこで終わり。

現実世界でもまさにその通りだと思います。


時間にしたらほんの少しですが、
私は妙にこのロッツォのキャラが印象に残りました。
(ロッツォが出てくるまでガチャガチャを5回やり、
 3回続けてエイリアンが出て叫んだのは秘密です)




もちろんストーリーは文句なしで、
改めて人生には別れも必要だと感じました

バービーとケンの絡みもとてもお茶目です
おもちゃの中にトトロのぬいぐるみもあった~
かわゆい

まだご覧になっていないあなたは
是非、劇場それも3Dでどうぞ


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