ネコ好きSENの洋画ファン

ワン5ニャン9と共棲。趣味は洋画と絵画。ライフワークは動物・野生動物の保護救済、金融投資。保護シェルターの設立をめざす

いなくても、そこにいる

2013-08-30 00:04:26 | ネコ大好き★

 

Nスぺで「亡き人との再会」という放送があった。

 

「科学で説明のつかない不思議な体験が、東北の被災地で次々に語られているという。

~逝ったはずの人々がある日、悲しみの底にいる家族の前に姿を現す。

決してもう戻ってこない。

それでも残された人々は「元気な様子」に安心し、死者との再会で

生きる力を得ていく」

というのがテレビ欄の紹介文。

 

録画して何度も見ている。

 

「成長している」そうだ。

まるでもう一つの世界があって、そっちで元気で暮らしているみたいに。

 

きっとまた逢える

そう確信した

 

 

悲しくてやりきれないとき

その番組を見る。

繰り返して何度も。

 

NHKさん、ありがとう

 

 

 

 


景色

2013-08-29 13:37:51 | ネコ大好き★

 

 

 

窓から見える景色の中に

ブロック塀の上に

今も姿を探す

 

4本足を使っては器用に歩いて、鳥の声に立ち止って見上げ

振り返ってはまわりを見て、またすたすたと歩いていく

 

春の涼しげな風にやわらかい毛をなびかせ

夏の明るい陽射しを浴びて輝き

 

そして公園にポンと降りる

 

 

それが窓からよく見た景色

 

もう二度と見ることのできない景色

 

 

 

 

 


アビィがいたよ

2013-08-24 10:47:07 | ネコ大好き★

 

アビィがとつぜん逝ってから18日が過ぎる。

お盆前の事故で、

墓参りにアビィの名も入れるつらさよ。

 

お坊さんから「お骨は、49日が終わるまでは出しておいてあげてください」、と言われた。

「アビィちゃんはまだここにいますからね」

いてくれるんだ!

アビィはそばにいてくれるんだ、と思った。

 

 

日々が過ぎても悲しみは癒されず

なにをしても影を追い

そばにいるからと声をかける日々

子供を交通事故で亡くした母親が「毎日が地獄」というのがよくわかる。

 

そしたら

さっき

いつものようにお線香をあげて

さめざめとしていたら

ふと

ふと

アビィがいた!

アビィが、やっぱり、そばにいた!!

 ぼくのアビィが!!!

 

 

ほら、庭に!

アビィがいつも上ってはもたれていた桜の木に!!

 

 

どこにいるかわかる?

ぼくはすぐわかったよ。

アビィは身が軽くなって、あんな上まで登ってるんだね。

アビィらしいよ。

 

 

 

 

 

 

 

アビィ!!

アビィがいなくてつらいよ!!

本当に本当に悲しいよ!

 

 

 

 

 

 

 


ネコが散歩もできない日本

2013-08-11 12:09:29 | ネコ大好き★

 

ネコ大好きの写真家、

岩合光昭さんの「世界ネコ歩き」という番組をご存じだろうか?

 

ぼくは大好きでよく観ている。

 

 

岩合さんのブログ

 

そこには、飼われているというよりも(ごはんはもらったり、人間に飼われていたりもするが

自由きままに生きているネコたちが描かれている。

 

 

 

街中を散歩したり

石段で寝たり

 

 

 

 

ときには路上でケンカしたりする。

 

 

 

ネコは日中ごろごろして、縁側での日向ぼっこが大好きである。

そして、涼しくなった頃に起きだして

散歩がてら

自分の家のまわりをパトロールするのである。

 

それはごく普通のことで

そういったネコを、日常の風景として、よく見かけたものだった。

そしてそれは、ぼくの大好きな光景だった。

 

 

だが、今は違う。

違うのだ。

よほどの田舎でもない限り、

街を散歩するネコには事故という危険が付きまとうのである。

 

縁側でごろごろ

夕暮れに散歩

夜になったら駐車場でネコ会議

 

もうそれはできないのだ

そんな世の中になってしまったのだ。

 

ああ、いっそ

こんな人造社会など、なくなってしまえばいいのに。

 

 

 

 

 


かわいいアビィ1

2013-08-09 11:43:08 | ネコ大好き★

 

アビィの写真

もう二度と撮れない写真

 

かわいかったねえ、アビィ

 

我が家に来たころのアビィ

かわいい

好奇心がいっぱいできょろきょろ、どんどこ

 

 

家にくる車の中で

抱っこして~~って★

 

 

 

はじめての病院

緊張しているような表情

 

 

 

まだまだ小さなアビィ

生まれて三か月くらい

 

 

 

ミンミン兄ちゃんともすぐに仲良しになったね

優しくて誰にでも親切だったね

 

 

 

パソコンをしているといつも横にいたね

ゴージャスな背中

 

 

スマホを購入後、真っ先に撮った写真。

大人になりかけの美しいアビィ(1歳の頃

 

 

 

 

おちゃめなアビィ

外が大好き、木登りも大得意!

ゾーイやルークとも仲良し!!

きみがパトロールしている地区のおじさんとも仲良しで、いつも新鮮な水をくれたね

 

 

 

 

ああ、アビィよ

アビィよ

 

まだ信じられないでいるよ

庭に出れば「アビィ!」と呼んでしまうし

いつもいた場所を見れば、アビィの姿を思い描く

 

本当にかわいくて、おしゃまで、おちゃめで、おてんばで

優しくて、人間もいぬも大好きで、走り回って、駆け抜けて

あっという間に去っていってしまった儚い子

 

できるなら

時間を8月7日の朝に戻して

きみを閉じ込めておきたい。

 

家から一歩も出ないようにと

きみはぶーぶー文句を言うだろうけど

そうしていたら

そうしていたらきみは今

ぼくのひざの上にいるのだろうに

 

ああ、かわいいアビィ

優雅な身体にほほを寄せて

きみの匂いを思い切りかぎたいよ