ネコ好きSENの洋画ファン

ワン5ニャン9と共棲。趣味は洋画と絵画。ライフワークは動物・野生動物の保護救済、金融投資。保護シェルターの設立をめざす

現代を彷徨う破壊者~「チェイサー」

2009-05-31 02:54:24 | 大好き★洋画いろいろ


みなさん、こんばんは。

肌寒い日がつづきますが、いかがお過ごしでしょうか。
プロ野球の交流戦が白熱していますね


ところで、
舛添さんが言うには、
今の十代、二十代は年金がまともに受けられなくなるそーです。
困ったことですね。

なぜ年金が破たんするのか。
年金を払わない(払えない)ヒトが多くなったことや少子化もありましょうが
一番の理由は、
国民の年金をバカバカ他のこと(←何かはご存じですね!)
に使っているからでしょうね。

そーいうわけで、ますます先が見えない、世の中が混迷化していきます。
すると“おかしな事件”も多くなっていきます。


今週、観てきた「チェイサー」はそんな暗い現代を象徴する映画でした。









この手の泥臭いアクション映画、韓国はすごく上手です。
ハリウッド映画よりだんぜん面白い!!

なにせ設定がいい。
主人公(キム・ユンソク)が不細工で、つぶれそうなデリヘリ(デート売春)の経営者。
もと警官だったがクビになって、文句をたれながら仕方なくそんな商売をしている。
ねえ? もう、そこで愛着がわくでしょう?

この映画はそんな主人公の魅力にあふれています。









デリヘルの女の子たちが仕事先(男のもと)に行ったまま帰ってこない。
なんと連続猟奇殺人の犠牲者になっていた……という話。(:実話です)

この犯人の男がきょーれつに怖い!

映画ではすぐにつかまる。
「なんでそんなことをしたんだ」と刑事が訊くと
「なんでだろう……なんとなく……」と本当の犯人は答えたそうだ。

「殺した」と言っているのに、ケーサツのやる気のなさから、証拠不十分で釈放される。
映画で演じる役者(ハ・ジョンウ)がこれまたうまい。
無機質で、無表情で、だがすぐにカッと来て、あとは見境がない。

激しい怒りを内包している若者だ。

そんなやつって身近にいそうな気がしないか?









監督が
「凶悪な殺人事件や拉致事件が起こっても、警察は犯人を捕まえようとしない。
なぜだろうとずっと思ってきた。その怒りがこの映画になったのです」
と言っているが
たしかにそうだ。


昔、韓国だったか台湾だったか忘れましたが、本当にあった事件で
有名な女優の娘が誘拐された。
身代金の要求が来る。
マスコミやテレビが女優の家の前にわんさか押し寄せてカメラを回している。
それを警察が止めない。

女優は娘のためにお金をもって呼び出された場所に行く。
それをテレビカメラが撮っている。
車に乗れば、記者がバイクに乗って追いかけてくる。
信じられますか?
カメラが回っている場所に犯人が出てくるはずがないでしょう。

で、娘は惨殺体になって後日発見されるわけです。
享年17歳でした。

そのニュースをリアルタイムで見ていたので、驚きあきれ、唖然とした記憶がある。


意識にそういう土壌があったせいか、
「チェイサー」の警官の無気力ぶり、犯罪のむごたらしさは現実だし、事実だ。

それを描いた監督(←30代)はすごいし、
韓国の国家としての脆弱さが、逆に、国民たちの寛容さとなって、
“真実だから認める”、という泥臭い映画を作らせ、面白さへと昇華しているのだと思う。









これからもこんな危険な破壊者は出てくるだろう。

「いい子だったのに」
「そんなことするようには見えませんでした」

なんと身近な恐怖。

我々はどうすべきか。
「近寄るな!」か
「すぐに警察を呼べ!」か。

だが、そのケーサツが当てにならなかったら???
誰も助けてくれなかったら??


国民一人一人が武器をもつしかない、おれはそう思う。

残念だが
まちがいなくそんな世の中になっていく。

心の準備を。















暗黒の時代のはじまり~「悪魔と天使」

2009-05-21 00:43:31 | 大好き★洋画いろいろ


みなさん、こんばんは。
うっかり
「風邪をひいた」と言えなくなってきた今日この頃です。
いよいよわが街、東京にも上陸したと。インフルエンザです。

ですが
今日映画を観てきたのですが、
なんとも、まあ、ゲーセンはガキらでいっぱい!
ちょっとびっくりしますた。
夜だというのに、わんさかわんさかと。ガキが数珠つなぎで。
(:映画館に行く途中でゲーセンの横を通る

おまいら、何時だと思ってる! 親に心配さすなッ!

老婆心を燃え上がらせたみっくですた。



さて、今日の映画「天使と悪魔」ですが

まあ、前作の「ダ・ヴィンチコード」では寝まくりでして。
とちゅう何度か目を覚まして、
「寝てはいかん、寝てはいかん!」と思いましても
すやすやと

そんな前歴がありますたので
今日はぜったいに寝ないぞと誓い、
ぱしっと両方の頬をたたき
コーヒーとプログラムを持って館内に入ったのですた。
(:コーヒーとプログラムはいつも買っていきますが








前作よりは面白かった気がします。
ほんのちょっとですが、オカルト的な色合いがありますてね。

前作のように
「キリストさまに子供がいた!」なーんて言われましても
日本では「ああ、そうなんですか」で終わっちゃいますから。
今回はもっとエンターティンメントしてますたよ。


イルミナティ、これ、わたす、かなーり期待したんですけどね。
存在としては消化されてませんでした。
モチーフとして使われていただけで……残念ですら。






展開は良かったですね。
早かったしわかりやすかったです。
“ラングドン博士がなんでトム・ハンクス?”
という感じは、やっぱり今回もしますた。

デニーロあたりがこの役をやってくれたらなあ、と思いますたね。
バチカンだし。ほほほ。







ユアン、はい、好きなんでね。
ユアンの映画、わたす、気がつけばほとんど観てますね!
(:なんせオビ・ワンですし
前作の「彼が二度愛したS」も観ますた。

ですので今回はユアン、ちょっときついですね。
キャラが違うかな……
ロン・ハワードはなぜにユアンをこの役にしたかいな。
ああ、ネタばれになっちゃうから言わんとこ。


まあ、
美しいバチカンの観光ができますし
そうそう、バチカンの銀行(バンコ・オブ・バチカン

防犯として科学的(空気を薄くする)装置を使っていることには
びっくりしますた。
賢いですね!
ドロボーが金庫の鍵を開けようとしても、その前に窒息死ですから。
日本の銀行もそうなさったらいかがです?


まあ、
いろいろな暗示めいたものは感じますた。
映画の中でも「○○には気をつけろ」と言っておりますた。
現実世界はどっちに向かうのか。
ワタスとしてはいよいよ暗黒の時代がはじまる。
今、我々はその入口に立っているのではないかと感じております。

こわいやう。



というわけで
次回は「消されたヘッドライン」を観る予定です。
6月は「ターミネーター」や「トランスフォーマー」、「ハゲタカ」もくるし
とーても楽しみです。



最後までお読みくださりありがとうございますた。





最近ちょっと気になる子♪

2009-05-17 03:13:35 | こんな感じがいいね&LOVE SONGs


みなさん、アニハセヨ。

今週は頭からがっくりさせられましたねえ。

小沢代表の辞任

なんでやねんッ!!!
せーかく河村さんが勝ったのに(名古屋市長選)!!!

これで自民党に屈伏するのか!
どーなることかと思いましたが
まあ、由紀夫ちゃんが代表となったことで
ちょっとはホッとしまひた。
なんとか小沢路線を引き継いでくれることでしょう。

しかし、まあ、何と申しましょうか
党内に裏切り者が多数存在することも露呈しちゃいましたね。
結束力がいまいちというか
渡部に前田、前原、レンホー
レンホーに至っては小沢氏を批判し、辞任に追い込んだ見返りとして
レナウン(ほぼ外資系→アメリカ企業)のアドバイザーとしての職を得た、という話がありますね。

さてはて、今後の民主党はどうなるか。
山あり谷ありの船出と言う感じがします。

「4年間は消費税を上げない」と宣言した由紀夫ちゃん。
偏向メディアに負けないでがんばれ。


さて、話は変わって
コロッと。

最近、どーも気になる子がいます。
そわそわしちゃいます。

この子なんですが、どうでしょう。







どうですか。
中性的な魅力がかわいいでしょう?
イ・ジュンギです。








「王の男」を見たときに、“へえ、かわいいじゃん”、と思い、
最近「広州5・18」を見て、“きゃっわいいにゃあ~~♪”

と思いますた。
ほんと。こーいうの連れて街を歩きたいです。

できれば犬みたいに首輪して








くれぐれも
お笑い芸人ノンスタイルのボケ役じゃありませんよ。(似てるけど

そろそろw-inds.からイ・ジュンギに変わるかも。
まだわかりませんが。

こんど最新作「イルジメ」をじっくり鑑賞したいと思っています。



最後までお読みくださり本当にありがとうございますた。












支配者たちの狙いは何か?

2009-05-01 13:56:07 | ファイナンス・インテリジェンス


みなさん、こんにちは。


ぶひぶひ~~と吹き荒れていますね、新型インフルエンザが。
フェーズ5まで引き上げて、次は6になるかと。
いっきにパンデミックに突入するのでしょうか。

日本政府は3000万人分のタミフルを用意したと
舛添厚生大臣にして言ってましたが
タミフルですかあ……
その使用には細心の注意が必要ですねえ。

タミフル被害者の会


タミフル製造元のロシェ社が、
イラク戦争をはじめた元国防長官ラムズフェルドの会社だと思うと、
こんどは全世界を相手に金儲けかいッ!
なーんて不謹慎にも思ってしまうんですよね。


それはそうと
今回のオリンピック招致活動にいくら使われたかご存知ですか?

150億円ですよ!!

あの2~3日の視察団に東京都がかけたお金……それが150億円!

石原東京都知事はどーなってしまったのでしょう。
以前も新銀行東京でしたか1000億円かけて作り
ついこの前に400億だか追加支援して
現在は1000億円の赤字。

おまけに友人のベンチャー企業に「友人の企業だから」と言って
諮問委員会にかけずに3億円!!を融資。

石原さんは都の財政を私物化していないでしょうか。
はっきりいって
ワタスは東京でオリンピックをやってもらいたくないですッ!









さらに不思議なのが自殺対策委員会の設置に100億円……

ちょっと前にも、いじめ対策委員会なんて集団がありましたが
あの顔ぶれを見ましたか??

ヤンキー先生は、まあ、いいとして
ほかの委員はぜーんぶいじめとは無縁の人ばかり。
いじめを体験したことのない恵まれた青春を謳歌してきた人たちに
暗く陰湿な“いじめ”の本質がわかるでしょうか。
なにもかわりません。
いつもそうです。
これをやる。で、これだけの費用がかかる。
ここまでは新聞やニュースで発表しますね。

で、結果は??
結果はどうだったの。
何をしてどー変わったのかの発表を聞いたことがありますか??

前の話ですが
わたしが参加しようかと思っていた民間の○○団体ですが
皆さんからの出資金をあれこれ使いまくっていましたので
「で、結果はどうだったのです?」
と、総会で代表に問うたことがあります。

「はっ?」
「それだけの経費を使ってあなたがおやりになった計画の結果ですよ」
「はあ、結果は出していません」
「ほほう、結果も出さないで、その同じ計画をまた次年度もやるというのですか。
計画には結果がなければ何にもなりません。
ある結果に対して、どーいった成果あったのか、あるいはなかったのか。
成果がなければあなたのプランは間違っていた、ということになります」

という議論をしたことがありますが
いつか国会でやってみたいです。



話が脱線して申し訳ありませんが、
よーするに政府のやっていることは無駄遣いなのです。

景気対策と連呼していますが、助かるのは大企業ばかり。
下落した株の損失に融資する(これも大企業のみ)なんてとんでもないです。
我々投資家には「自業自得!」と言っておいてさ。

“雇用を創出する”といって、今がチャンスとばかりに道路財源を増大。

借金大国なのに、さらに&さらに赤字国債を発行するなんて
これは、

すでに国民の預貯金を使い切ってしまったからではないでしょうか。


ぶるぶるぶひぶひ。
寒気がします。。。









とまあ、思いつくままに書いてしまいましたが
とりあえず、GWを楽しみましょう。
ワタスは明日から
新型インフルエンザの猛威の中を旅してきま~~す★














5月は美しい花の季節ですね












美しく可憐な花たちは心を和ませてくれます。
花は観られることを気にしない、とはよく言われることですが、
それゆえ観る者の心を癒すことができるのでしょうか。

そしてスポーツも
元気出していきましょう~~~












最後まで読んでくれて本当にありがとうございます。

次回5月10日以降逢いましょう★
ばいちゃばいちゃ~~~