ネコ好きSENの洋画ファン

ワン5ニャン9と共棲。趣味は洋画と絵画。ライフワークは動物・野生動物の保護救済、金融投資。保護シェルターの設立をめざす

11月中旬~12月に観た洋画です★

2009-12-29 05:00:58 | 大好き★洋画いろいろ



みなさん、こんばんは。

今年もいよいよ暮れようとしています。
来年の今頃は、
予想:
出版社の忘年会づくし、
え、今日は集英社ですか?
昨日は講談社だったんですよ。
そーいえば、角川ホールディングからお誘いがこなかったなあ……え、倒産した?

なんて
連日すごせるような作家の身分になりたいッ!!
(毎年言ってるけどな!

それにしても1年って早いものですねえ。
なかなかねえ、ええ、夢には到達しませんよ。
まあ、CMでもありましたが、

「なりたくても、なれないかもしれないが、
なりたいと思わなければ、何にもなれない」

イチローや古田がこれを言ったら決まるんでしょうねえ。
そーいえば、松井ちゃんはエンジェルスと。
来年からはワタスもエンジェルスファン決定と。



はてさて
12月は師走で坊さんも忙しいと言いますが、
ワタスとしてはけっこーのんびりできますた。
で、
いろいろな洋画を―――

え、前置きが長い?
さっさと洋画について話せと??

わかりますたよ、わかりますたって。



■11月の中旬以降~12月に観た洋画です
(:複数回というのは何度も見ている洋画です
(:BSというのは12月のテレビ録画です

「アイアム・レジェンド」
「ナルニア国物語 カスビアン王子の角笛」
「食客」
「シャッフル」
「~の変身」(題名を忘れた
「長い長い殺人」
「スターシップ・トルーパース3」
「~~の瞳」
「銭の戦争・オリジナルバージョン」(全バージョン)
「エデンの東」(:韓国ドラマ 17巻まで)
「ヘルボーイ・2」
「パンズ・ラビリング」
「ザ・カウントダウン 地球大戦争」
「八月のクリスマス」
「中国大地震」
「笑顔の記憶」
「マラソン」
「ガーゴイル」
「レプリカント」
「アンドロイド」
「GI・ジョー」
「トランスフォーマー リベンジ」
「12モンキーズ」
「ウォッチマン」
「チェ 28歳の革命」
「朱蒙」
「商道」
「4人の食卓」
「プラトーン」
「西遊記」
「アンデルセン物語」
「怒りの鉄拳」
「燃えよ、ドラゴン」
「ブレードランナー」
「マトリックス・リローテッド」


■評価レベルは10段階

10:最高ッ! 観てよかったよ、な映画。
 9:ストーリーがいい、登場人物の演技がよかった。
 8:最後までいっきに観た。眠気がわかなかった。
 7:ストーリーは良いが、う~ん、ちょっと何かが足りない映画。
 6:まあ、だいだいの点で及第点。最後まで眠らないで観られた。
 5:ふつう、良くも悪くもふつう。
 4:脚本が悪い、演技が下手、ご都合主義が目立つ映画
 3:全体の半分以上を早送りしてしまう映画。
 2:退屈すぎて途中から眠りだす。それゆえ内容がわからない。
 1:時間の無駄、金返せ、観たら目の毒な映画。途中でやめた。





■「アイアム・レジェンド」
4.8点

犬の扱い方がうまいねえ。
でも死なせないでほしかった。

名作のリメイクだが、何か物足らない。

主人公の苦悩が嘘っぽいのは、「MIB」のおちゃらけな印象が強すぎるせいか
ラストが弱すぎて、全体的にいまいちになってしまった。

ハリウッド映画の衰退を感じさせる1本ですた!



I am Legend 1of2






■「ナルニア国物語 カスビアン王子の角笛」
2.5点

どーもいかんな。
こういうガキ映画はついていけない。
前回も、脈絡なくライオンを殺したりする。(その後生き返るが
ガキが青臭いうえに、演技も、ど素人の集まり。
展開もご都合主義が目につく。



■「食客」(:韓国映画
2点

途中で観るのをやめた。
観たのが明け方で、眠かったせいもある。
セリフも悪いし、ジョークはカビが生えていて笑えない。



■「シャッフル」
5点

これは期待したんすけどねえ。
内容が、夫が交通事故で死んだという知らせが届く。だがその翌日、
起床してキッチンへ向かうと、夫が朝食を食べていた、という展開。
な、面白そうだろう?

難しいテーマを監督が作品として消化しきれなかったねえ。
S・ブロックがブスになったなあという印象ばかり。

そーいえばハリウッドの批評家が以前
「S・ブロックは自分をブスだと気付いてない女優だ」と言っていた。
あの、なんだっけか、キーファーと出ていたあれ、
題名を忘れたが、ああ、そうそう、「失踪」ね。
あのころはよかったなあ。
チョイ役だったんだが、ワタス的には印象に残る女優だった。
その直後「スピード」で大ブレイク。
ほらね、ってさ。



■「~の変身」
1点

フランス映画だったが、くだらない。時間の無駄。
題名すら覚えてない。



■「長い長い殺人」(:日本映画
3点

失敗したシナリオドラマを観ているような気分。
岸部一徳が好きで観ただけ。



■「スターシップ・トルーパース3」
2点

相変わらず駄作
もう作るな。



■「恐怖の瞳」(:韓国映画
2点




■「銭の戦争・オリジナルバージョン」(全バージョン)
5点

もう、この手の映画は好みの問題。
ワタスはわりと好きですが。
韓国ドラマは生々しい。



■「エデンの東」(:韓国ドラマ 17巻まで)
8点

はまった!!
このワタスが、すっかりはまってしまいますた!!
涙の場面が多すぎるのが気になる!
(観ながら、いい加減にしろと突っ込みを入れている
でも、つられて泣いてしまうんだ。



■「ヘルボーイ・2」
4点

このデル・トロ監督が好きですねえ。
出世作「パンズ・ラビリンス」はすごく好きな作品。
D・リンチの「マルホランドドライブ」から、
この手の不思議な構成が好きでしてね。
(:「パンズ」も「マルホ」も、みっくの殿堂入り洋画です
(“殿堂コーナー”は来年になったら作成予定

「ヘルボーイ」はいまいちだった。
まあ、1よりはいいかも。
「ハルク」に人気を持っていかれたせいもある。



■「パンズ・ラビリンス」(複数回
10点

ファンタジーがあって、
でもそのファンタジーが、哀しい少女の夢……最後は涙が止まりませんでした。
殿堂入りです。



パンズラビリンス予告




■「ザ・カウントダウン 地球大戦争」
2点



■「八月のクリスマス」
8点

これは思いのほかよかったねえ。
先週だったが、BSでもやっていましたねえ。
淡々とした内容の低予算映画なんですが
ハンサムでない男と美女でない女の、心の触れ合いと言いましょうか

自分がガンで長くないと知っている男、
淡い恋をするのだが、けっして自分からは何も求めない。
常に“あきらめ”がある。

そして、恋も仕事もすべて通り過ぎて行くだけの景色。

さりげない日常の中に陽だまりのような温かさを感じさせる映画。



■「中国大地震」(中国映画
1.5点

ニュースです。
本日中国で地震がありました、という感じで映画としての中身はない
ただの安手の再生映画。

レッドクリフで中国映画も良くなったと思っていたが
あいかわらずの駄作。



■「笑顔の記憶」(韓国映画
3点

何かしながら(本を読みながら、絵をかきながら)見る映画。
どーでもいいってか、集中できない三流のでき。
この手の内容には食傷気味。飽きる。
途中から意味がわからなくなるし(脚本がわるい)。



■「マラソン」(韓国映画
6点

わりとよかった。
本を読みながら見ていたのだが、本を置いて映画に集中してしまったほど。

主人公、自閉症なんだが、演技がベリベリうまい。
障害者の扱い(描き方)は、韓国が一番うまいと思う。
「腫れものには触らない」(圧力団体が怖い)日本では無理な話。

母親と息子の関係がさわやか。



■「ガーゴイル」
3点

もうすこし金かけろ、といいたい。ケロケロ。



■「レプリカント」
3点

この内容には飽きた。
創造性の欠如がそーとー痛々しい。



■「アンドロイド」
2点

五万年前の映画かよ。もう少し何とかしろ。



■「GI・ジョー」
7.5点

これは面白かった。最後まで一気に見られる。
中身はワンパターン。
で、ぜーったいに主人公は死なない映画。
ありえねーだろうの連続も、なぜか許せちゃう映画。
黒人の男がよかった。
黒人が白人美女と恋するのも、今風なのか。

「2012」でもそうだが、
この映画でも、統一通貨が「ユーロ」になっていた。
SFでは、ドルがもう世界から消えている。



「G.I.ジョー」予告編






■「トランスフォーマー・2 リベンジ」
4点

だんだんくだらなくなるねえ、この映画。
3は作るな。

(でもDVDはバカ売れ。なんでだろう?? 年間第一位じゃないかな



トランスフォーマーリベンジ Transformers Revenge of the Fallen Trailer 2 HD






■「12モンキーズ」(複数回
9点

これはワタスの殿堂入り映画です。
もう40回以上観てます。
登場する3人も好きだし、動物愛護もうまく描かれていて、
終わり方もいい。

シニカルさとユーモアがきいていて
SFの見本みたいな映画。

T・バートンは「SFでも考えさせる映画を作りたかった」は納得。



■「ウォッチマン」
3.5点

めっちゃ暗い映画。
あ~~気分わるう。
狂気のデカダンス的ノスタリズムか。
性的に吐き気がする。
観終わった後もわけわからん。



■「チェ 28歳の革命」
5点

期待はずれだったぜ、ちぇ。
ちょっと淡々としすぎ。
「ランボー・最後の戦場」のように、もっと善悪をはっきり描いて、
ばんばん行ってほしかったずら。



■「朱蒙」
3点

復讐に燃える王子。げ。こういった展開、ワンパターンで食傷気味。
「レッドクリフ」を観ているだけに、物足りなさばかりが目立つ。
主人公がださい。
女は毅然としていて、まあまあ。



■「商道」
2点

半分まで観たところで、毛皮商人が出てきたので、観るのをやめた。
内容もマンネリで、つまらない。



■「4人の食卓」(複数回
7点

けっこう好き。
赤ん坊を殺された女のサイコホラー。
「銭の戦争」でパク・シニョンが好きになったので、
前に観たのをもう一回観てみた。

「箪笥」と、ともに面白い韓国ホラー。



■「プラトーン」(複数回
10点

言うことなし!
もちろん、ワタスの殿堂入り作品です。



■「西遊記」(BS・複数回
7点

手塚治虫は最高だ!!



■「アンデルセン物語」(BS
5点

やなせたかしは、ちょっと性善説すぎるかな
(幼児向きアニメだから仕方ないか



■「怒りの鉄拳」(複数回
8点


■「燃えよ、ドラゴン」(複数回
10点

もう最高です。
何回でも観ます。
殿堂入りです。



■「ブレードランナー」(複数回
10点

H・フォードがはまり役。
F・K・Dは心待ちにしていたが、完成を待たずして死去。
殿堂入り。



■「マトリックス・リローテッド」(複数回
6.5点

ブルース・リーと比べると、ネオのカンフーはカンフーとは言えない。
え、比べてはだめだって?
内容はスピーディで面白い。CGの申し子的映画。



The Matrix Reloaded Trailer (One of the best trailers ever!)







です。
殿堂入り映画が多かったのは
殿堂入りする作品を、ワタスが何度でも観るからです。

くほほ。
さて、年末は「アバター」でも観るかな。
M・ムーアもいいね。
B・ウィリスの映画「サロゲート」も早く観たいッち!



















Merry Xmas★

2009-12-25 00:00:12 | きみとのシーズン


みなさん

メリークリスマス★




目を閉じて
ジングルベルの音色を聴きましょう♪

世界中の生き物が幸せになれるように



サンタクロースの愛と希望のこもったプレゼントが

子供たちや小さな動物たちに届きますように







Merry Xmas に願いを込めて  










クリスマスイブ - 山下達郎 (English)






















































































クリスマスシーズンはやはりこんな感じで★

2009-12-20 05:03:20 | きみとのシーズン



クリスマスが近づくと街がイルミネーションに彩られて
なんだかわくわくしてきます。
そして思い出しますねえ。
JR東海の、あのCM

いいですねえ~~浪漫ティックで★

かつてはクリスマスになるとこのCMでした。
こんな恋人たちの雰囲気、逢えて嬉しくて、逢えなくて切なくて、
すごくいい感じですねえ。


どの女の子もみんな笑顔がかわいくて、雪のようにきれいで。
ワタスにもこんなふうに、恋に夢中だった時期があったのかと……(すでに過去
ああ、逢いたくて、早く逢いたくて……(あまりに遠い過去
切ない恋人たちにもどりたい……(どっぷりとマンネリ
プリーズ、カムバック。。。


今日、街中でかつての恋人
(とはいえないか。浮気相手だし、すぐ別れたし
を見かけました。


向こうも気づいたようですが、知らないふりをされますた。

ワタスはちょっと嬉しかったです。
元気そうで、あいかわらずかわいくて、あの時と同じくらいかわいくて
そんな彼女が見れて嬉しかったです。

この時期に逢えたのも、なんだかクリスマスっぽくて。
思わずにっこりしてしまいました。


無視されても嬉しいなんて、変ですか。






JR東海 X'mas Express 歴代CM 1988年~1992年





ちなみに吉本多香美さんのバージョンで、肩がぶつかる男性は
山下達郎氏なんですよ。






いじめは差別である~絵本「わたしのいもうと」

2009-12-17 00:25:32 | 終わらないぼくの物語



みなさん、こんばんは。

ま~~出版業界が大赤字を計上、
本がま~~たく売れないご時世ですが
皆さんは本を読みますか? 

ワタスはよく読みます。(たいてい中古本ですが
毎日、何かしら読んでいます。

ワタスの兄は、ワタス以上で、年間70冊以上読んでいます。
まあ、そんなこんな。
あんなそんな。


ところで、
「わたしのいもうと」という絵本があります。







いじめを取り上げた本です。
また、平和を啓発する絵本としても推奨されています。

この本は、
数年前、児童作家の松谷みよこさんのもとに一通の手紙が来た。
わたしのいもうとの話を聞いてください、という内容の手紙だった。

そして松谷さんはその手紙を読み、あまりにかなしくて
自分ひとりの胸にしまっておけず、この絵本を作ったそうです。

絵本自体はたんたんとして、
文章も短く、
凝ったものは何もなく
その裏にあるものを考えさせようとするかのような筋立て。

短くて、立ったまま10分かからず読めてしまいます。

でも、
涙が出そうになります。
あまりにも悲しくて、という松谷さんの気持ちがよく伝わってきます。







田舎から引っ越してきた家族
なまりのあったいもうとが、転校した学校でいじめられ―――

絵に、少女(いもうと)が出てくるのですが
後ろを向いていたり、うつむいていたりと、顔がないのです。
描かれていないのです。


ワタスはこの本を読んで
「いじめ」の本質が「差別」であることに気付きました。
(だからこそ平和の本として推奨されているのでしょう

よく「いじめはやめよう」
「いじめをみたら先生に知らせてください」
と言いますが

「差別」が歴然と横たわっている現実世界(社会システム)において
「差別はやめよう」
「差別を見たら先生に知らせてください」
としたところで
いったいどれくらいの効果があるでしょう。

子供を「差別」をするのは大人です。
(“勝ち組”や“負け組”、“負け犬の遠吠え”など
 ほんとーにいやな言葉だとワタスなんかは思ったものです。

ものを「差別」するのは大人です。
いじめがなくならないのは、大人のせいではないでしょうか?


過去にいじめられた経験を持つ人と話すと
必ずと言っていいほどトラウマを感じます。
(いじめられてから)もう何十年も経っているはずなのに
すっかり大人になっているのに
「触れないでほしい」
「その部分は放っておいてほしい」という気持ちを
何となく感じます。

医学的には「傷が深い」ということです。

いじめられた記憶が、いつまでも残っているのは「心の傷が深い」からなのです。



そしてその傷は
見えないだけに、だれにもわかってもらえないのです。







ではどうすればいいか。
どうすれば癒されるのか。

それは、おそらく、ワタスが思うには
「自分の中の痛み」をなくしていくことでしょう。
「差別」をなくすことです。

人間であれ
動物であれ
みんな平等だという考えはいかがでしょうか。

癒されませんか?

思っただけで
ふっと、心が軽くなりませんか?


自分の身近なところから、「差別」をなくす努力をすることで
(あるいは「みんな平等だ」と意識するだけで
自分が癒されるのではないでしょうか。

夏目漱石も言ってますた、
「こだわりから逃げてはいけない、自分の足で踏み潰すのだ」


ワタスごとになりますが、
ワタスも動物の愛護活動をしていると、かわいそうな動物たちを見て
心がズタズタになる時があります。
深い傷となり、永遠に癒されないだろうと、思うこともあります。


愛護をしたこともない人から、心ない言葉を吐かれることもあります。
愛護関係の協会の人が、愛護用の金を受け取っておきながら、
あまりに他人事に考えているので、
「もっとちゃんと愛護しろ」と文句を言って、喧嘩したこともあります。

ワタスが海洋生物愛護団体「シー・シェパード」を応援すると、「日本人のくせに」とわけのわからぬ嫌味を言う人もいます。

ヴィーガンのワタスに「どうせ牛肉も豚肉も食べているのだろう」と、無知蒙昧なことを言ってくる人もいますた。

本当に、こういうひとたちは自分でどんな愛護活動をされているというのでしょう。
人生の傍観者ほど(つまりは、何もしない人ほど)、他人を批判したがるものなのだと、つくづく思いますた。

でも、どんなことを言われても、ワタスはへいちゃらです。

ワタスを傷つけるのは、かわいそうな動物たちや、
その動物たちを守れなかった時、なのでありますみだ。

だから
ワタスは自分を救い、自分の心の傷をいやすためにも、
この愛護活動をず~~~~~~っとつづけていくつもりなのです。


おおっと、
話がそれてしまいましたが
いじめている人がいたら「おまえのやっていることは差別だ」と言おう。
「いじめて何が悪い」というバカがいたら
「いじめは差別だ、差別は悪い!」と反撃しよう。


もはや、いじめは、いじめ、というユルイ言葉では済まされないのだ。
いじめは差別である、
ゆえに悪いことである、と。

今夜は
そんなことをワタスに感じさせた本の紹介でした。

ワタスがいじめを激しく嫌うのは、
いじめが、陰湿で卑劣な行為であること、

それと同時に
たぶん、
いじめをなくそうとする意識が、どこか、愛護活動に通じているからだと思います。


そう思いませんか?