みなさん、こんにちは。
暑いですねえ!! いやはや、もう真夏のような暑さですよ!!
そんなわけで、どんなわけで
更新が遅くなって申し訳ないです。
ベトナム旅行についてもアップしたいんですが、まだ写真をアップしてない!(笑
そんなこんなで、のんびりしていたら
友人に送るベトナム土産がこんなことに!!
誰かに食われた!!
該当者は約2名!!(ルー&ゾーイ)
しかし我が家には、食べ物に関して、
1.食べ物は早い者勝ち、
2.(とれるところに)あったら食っていい。置いておく方が悪い、
という基本ルールがあるので、叱ったりはしませんよ。
お土産の内容が変わるだけです。
(そういうわけで受け取った人、名物菓子が入ってなくて申し訳ありません)
さて初夏を迎え、造園デザイナーさんにドッグランを作ってもらいました。
芝生を敷き、木陰となる森もあります。
ワンたちは喜んでくれるかな??
タリスは元気です。
我が家で唯一の女の子なんですが、いつのまにかこんなおデブちゃんに。
いや~~~太ったな!!!
かつての小錦みたいですね。
(小錦って知ってるかな?? もっとも巨体な相撲取りですよ)
暑いと言えば昨日、こんなん見ました。
なんとも不思議な虹です。
大松に訊いたら、「環水平アーク」というのだそうです。
はっきりくっきりと見えました。
地震の前触れかもしれませんよ。東京地方の人、気を付けてくださいね。
さて、
今日の本題です。
先日、6時を過ぎた頃でしょうか。
我が家に帰るとちゅう、公園を通りかかったら、カラスが啼いている。
くるくると旋回しているので、嫌な予感がしました。
それで、
気になって公園に入っていくと子ネコの「ミャーーン!」と啼き声が聞こえました。
幼い声だったので、すぐに放置された子ネコだとわかりました。
「どこだ?子ネコちゃん」
姿がない。
「ミャンミャン、出ておいで」
と声をかけながら探し回りますと、
茂みの中から小さな返事がありました。
木々を分けてのぞいてみると、
本当に小さな、まだ二か月くらいの子ネコが這いつくばっています。
おびえながらも、黒い瞳にぼくを映します。
すぐに保護して抱っこすると、これが軽い軽い。
夜には大雨の予想だというのに、子ネコを襲うカラスがいるのに
こんなところに子ネコを棄てるとは!!!
まったく、ろくでもない人間だな!!
棄てた人間を恨みながら、子ネコ抱いて、
さっそく我が家に連れて帰りました。
「なんだ、なんだ」と
他の子たちが寄ってきます。
始めはシャーとか言いましたが、大胆な気質なのか
子ネコ特有の愛情探しなのか
すぐに慣れました。
かわいいですね。
こんなに小さいのに、ちゃんとトイレができるんです。
一日目はゲージの中に入れて過ごすのがうちのやり方なので、
寂しいらしく、しばらく啼いていました。
そりゃそうでしょう、いきなり母ネコや兄弟たちから引き離されてしまったのですから
寂しいし、悲しいし、こわかったでしょう。
でも次の日から、大人ネコにまざって部屋を歩き回っている姿は
すごく頼もしかったです。
名前は「リッカ」にしました。
「立夏」にもなるし、いい名前だろう??
さっそく馴染みの動物病院に連れて行き、
健康診断とワクチン注射をしてもらいました。
いたって健康、検便もOK、
悪いところが何一つないことに先生もビックリしてました。
しかし、そこで知った事実。
「この子はまだ45日くらい……もう少し前かもしれんな」
ええっ、なんてことだ!!
まだ一か月半の子を親から離すなんて!!!
最低でも二カ月までは親元に置かなければならんのだぞ。
子ネコの成長を考えて必要なことだし、法律でもそう決まっているのだ!!
だから健康で良かった!!
どこも何も悪くなくてよかった!!
リッカは最強だ!!
で、
動物病院に「里親探しています」の貼り紙をしてもらい
我が家のフェンスにも貼りました。
条件は「完全室内飼い。生涯可愛がってくれる人。18歳以上の女性がいるご家庭」だ。
すると!!!!
なんともかんとも!!!!
すぐに見つかった。
見つかってしまった。
里親候補は近所のおばちゃんだ。
(60代、庭付きのでかい家、先住猫2頭)
と、条件も申し分ない。
断る理由もなく、可愛いリッカはおばちゃんにもらわれることになりました。
一生可愛がることの誓約書にサインしてもらい
おばちゃんに引き渡すため、庭に出すと、ニャー、ニャーと啼くリッカ。
それがおれには
「やだやだ!!!
ぼくはここんちの子だい!!
ぼくはこの家の子だよ!!」
と言っているようで胸が締め付けられます。
でも、おばちゃんはキャリーバック持って待ってるし、
今さら「やっぱりやめます」とは言えない。
なんだかな
里親探したこと、後悔しちゃったよ。
ごめんね、リッカ。
おれ「かわいがってくださいね!」
おばちゃん「かわいがるから心配しないで」
そしてリッカはおばちゃんの家へ行った。
寂しい。
心にぽっかりと穴が開いてしまったようだ。
たったの三日間(じっしつは二日くらい)しかリッカはいなかったのに
おれの心にしっかりと根を生やしていたのだ。
今も寂しい。
こうやって書いていてもすごく寂しい。
おれが
「でかい家だし、ネコ好きだって言うし、リッカはもらわれて幸せだよね」
と言ったら
親友が、
「幸せだろうが、おまえの家ほど幸せではないだろうよ。
ネコにとっておまえの家は天国だからな。
でも、これで良かったんじゃないか」
というんだ。
考えてしまうよな。
6月2日にベルゲンのお嫁さんがくることになっている。
それがなければ、リッカの里親探しはしなかっただろう。
この次、子ネコを保護したら、できるだけ自分のところで飼おうかな、と思う。
11頭くらいになるまで飼ったっていいいじゃないか。
おばちゃんの家の前を何気に通るようにして
リッカの幸せを祈るよ。
もしかしたら窓越しに、おまえの可愛らしい姿が見えるかもしれない。
それを期待しながら。