みなさん、こんにちは。
窓の外はすごい雨です。ハンパなく降っています。
いやあ、今日の日本シリーズ、ナゴヤドームで、ほんと、よかったですねえ。
千葉マリン球場なら、かんぺきに中止でしたからねえ。
そんなこんなで
うちの陽気なネコたちも風邪をひいてしまって
鼻水たらしているから
元気印のチュッポとキップ以外は外出禁止ですよ。
しかし、まあ
沖縄あたりもかなりの雨量のようで
なーんか今年の気象は、猛暑が続いたり、と思ったらすぐに寒くなったり
地球規模で、なんらかの変化が起こっているのかもしれませんね。
で、以前のSのことす。
えっ、Sって誰かって?
姉さん(千葉在住・既婚・子供あり)の恋人だった男性。
すごく楽しい人で、面白くて、優しい人だった。
Sといると楽しかったのは、かれの性格もあるけれど
Sの会話によるところも多かった。
たとえば姉さんが
「なんだか最近、わたし、ちょっと太ってきたみたい」というと
「幸せって証拠じゃない」とSが笑う。
おれが
「最近、遊んでねえなあ。女にもてねえなあ」と愚痴ると
「きみのハードルが高いからだよ。妥協したらすぐに見つかるでしょ」
というふうに、
返ってくる言葉の一つ一つが優しいんだ。
そんなこんなで姉もおれも、姉の子のRも、みんなSが好きだった。
で、姉の旦那にばれた。
ばれた。
チョ~~まずい。
浮気がばれて、まさに姉の家庭は米・ソなみの冷戦状態。
おれにしても、不倫だと知っていてSと付き合っていたわけだから、
旦那さんから激しく嫌われた。
そしてある日、姉は本気で「離婚」を口にした。
「どうしたらいいの」
と泣きながら話してくる姉は、すっかり焦燥して、毎日がどれほどつらいか顔に出ていた。
おれはSが好きだから、姉さんに「家庭にもどれ」とは言えない。
「姉さんはどうしたいの」と訊くと
「離婚したい。Sと暮らしたい」
「離婚したらすぐにSと暮らすの? Sはいっしょに暮らすって?」
「すぐじゃない。さいしょはわたしがアパートに一人で暮らす。向こうの親がいるから
離婚して、すぐには入れないわ」
(そのころ、Sの家族は一戸建てを買ったばかりで、 当然のことながら家族はSの収入を期待していた。
「R(←姉の子)はどうするの?」
「むりよ」
「えっ? いっしょに連れて行かないの?」
「だって、○○(←ご主人)がRを渡さないって」
「ええっ!! 姉さん、それでもいいの?」
「しかたないでしょう……(泣き崩れ)」
おれは、このRが好きで、
赤ん坊のころから目の中に入れても痛くないほど可愛がっていた。
だから、Rの親権を手放してしまうことには、どうしたって賛成できなかった。
おっと
そろそろ外出だべ。(買い物、レンタルDVDなど
大雨が降ってるけど、日本シリーズまでに帰ってくるべ。