みなさん、こんにちは。
すっかり春めいてきて、うきうきしていますか??
ぼくは、
大好きな「刑事フォイル」が終わってしまって超残念です!!
ああ!!
好きでしたねえ、このドラマ!!
原題は「フォイルの戦争」といいまして
第二次世界大戦中、へースティングスという田舎町で警視をしている男の話です。
子供が一人います。
貧しさゆえ愛し合った女性とは結ばれず、結婚した女性には先立たれ
プライベートな生活は孤独です。
しかし刑事としての眼力、能力はすこぶる高く
誰からも信頼されています。
常に冷静、そして心優しく、仲間や弱い者、動物に対しても優しく
まあ、
いうなれば紳士ですね、本物の紳士。
英国紳士の鏡のような男性です。
「紳士とはどういうものか」をおしえてくれます。
息子と釣り。
趣味の釣りをするときも帽子とネクタイで、面白いです。
じっさい「紳士毅然」とはどういうものでしょうか。
池田潔氏の「自由と規律」という本に
「イギリス紳士とは」みたいなことが書かれています。
この本によりますと
「(紳士的な)気質」は高校生あたりで形成される、とあります。
面白いですね、どき、っとしましたか??
さて
もう少し読んでいくと
パブリックスクールについて書いてあります。
善い子のみなさんは
イギリスのパブリックスクールがどんなところだかわかりますね?
イギリスの屋台骨を背負って立つ人間をつくる教育機関、とでも申しておきましょうか。
さて、そのパブリックスクールでの高校時代は
良かれ悪しかれ、自我がにょきにょきと伸びる時期でありますが
家庭や学校、社会という枠(ルール)・制度がそれ(自我の勝手な伸び方)を抑える、
と、あります。
そして
学生たちは、周囲の大人(親や教師など)に反発を感じながらも、
(実際に、その日々は地獄的なのですが)
みずから協調し、ルールに自分を組み込んでいくそうなのです。
これが、自分の、後の世を楽にすると。
青春のある時期に
強制力を持った正しき大人に道(道徳・社会的なルール)を学ぶことが、
それが自分を作り、
のちの生き方を楽にしてくれる、ということです。
そして、面白いことに、
それが傍目に、
見た目にもわかる、というのです。
つまり
おなじオックスフォード大学の教室で学んでいても
「彼はパブリックスクールを出ている」
「彼はパブリックスクール以外の高校を出ている」
というのが
名前も経歴も聞かないでも
わかる
ということなのです。
へええ、すごいなあ、という感じですね。
そして彼らは
けっして交わらず、行動も、はっきり分かれているそうです。
それが普通であり、
お互い、なんの軋轢もないのだそうです。
イギリス流の「紳士性」、
わかりましたか?
勉強になりましたでしょう?
海外小説を読みますと
無作法な男に「それがイギリス人のやることか」
いじめをしていた子供らに「なんとイギリス人の子が!(そんなことをするなんて)」
「(付き合っている相手が)イギリス人なら大丈夫だろう」
なんていう箇所がよく出てきます。
イギリス人には紳士が多い、と言うのが、世界的にも認められているからなのでしょう。
第2シーズン、プリーズ!!