みなさん、こんばんは★
いやあ、先週は散々でした。
上海暴落に始まり、インドを経由してニューヨーク、日本と、
世界同時株安が起こり、二日で200万ほど損をしたみっくです。ヽ(´Д`;)ノアゥア
さあ、気分を変えて今回も元気に行きましょう~~★
■「レッド・ドラゴン・新精武門」(2005/香港/監:R・ウェイ/主:J・チェン)
評価:ジャッキーが大好きなのでひいき目ですら!!
リー父師の「怒りの鉄拳」の続編であることも、作品のできを超えてうれしい★
内容は、台湾で日本人支配による道場が他の道場をつぶしにかかる。
そこにジャッキー演じる泥棒が、カンフーをおぼえて日本人を撃破、台湾(:中国)道場を
助け興すという話。
20年くらい前の作品で、ジャッキーの美容整形前の顔がちょっと笑える。
ノラ・ミャオがかわいい。
「死んだ兄さんのために」と彼女が言うところが、リー父師を指していてしみじみ。(涙
■「容疑者」(2004/監:M・K・ジョーンズ/主:ロバートデニーロ)
評価:やっつけ仕事、デニーロにもときどきこういった三流映画がある
ピュリッツァー賞を受賞したジャーナリストが原案のサスペンス。
殺人事件の容疑者が別れた女房とのあいだにできた息子だと知った刑事が、
刑事と父親の立場で苦悩するといった内容。
甘ったれ息子のドジなんて苦悩する価値もないでしょう、と思わせる作品。
おまけにF・マクドーマンドが出ると必ず安手の家族主義がぷんぷん臭ってしまう。
「ファーゴ」「バーバー」は良かったが、この作品ではコケ。
■「イーブル・ノート」(2007/主:A・ボールデゥイン)
評価:観る価値なし 時間のムダ
主人公は売れない脚本家。一家惨殺事件を題材にした仕事を頼まれ、執筆を開始したとたん、
彼が描いた惨殺事件が次々と発生するという内容。
原作と監督が悪いと、ここまでつまらない映画ができるって見本。
■ビッグフィッシュ(2006/監:ティム・バートン/主:ユアン・マクレガー)
評価:子供向き。出てくるのが善人ばかりでだれるが、不思議さに引き込まれる。
内容は、父・エドワードのホラ話を嫌うひとり息子のウィル。ある日、エドワードの容態が悪化し
ウィルは実家に帰るが…という話。
大好きな「チャーリーとチョコレート工場」のバートン監督だけに期待したが、
毒がなく良いことづくめでチトだれる。
S・ブシューミやウンパ・ルンパも出ていて楽しめるが、主人公のユアンは完全なミスキャスト。
唯一、よかったのはオオカミとの場面。
ユアンがオオカミに襲われる。ウンパルンパが銃を持ってくるがユアンが「撃つな!」と叫ぶ。
そして落ちている木を拾い、それを遠くに投げると、オオカミはルンルンして
追いかけていく、という場面。ホッとして、思い切り笑えた。
バートン、オオカミを助けてくれてありがとう。
■カマキリな女(2006/スペイン/制:J・ガラシーノ/主:S・ロス)
評価:ド退屈。始まって20分で寝た。
ブラジルへの休暇を楽しんでいた夫婦。ある日夫が不明になり、女房が探し回ると
ストリップ関係の女が……という内容。
エロティックサスペンスというが、どこがエロティックなのかわからない。
というより、20分しか観てないので中身そのものがわからない。
お金のムダでした。
■コントロール(2005/主:ウォレム・デフォー/レイ・リオッタ)
原題:CONTROL BY ANAGRESS
評価:なかなか面白かった。脚本がよくできている。
名作「アルジャーノンに花束を」がベースにあるように感じる。
死刑を宣告された凶悪犯が、その命と引き換えにある医学プロジェクトへの参加を
余儀なくされるがその新薬には恐ろしい副作用が……という内容。
ウォレム・デフォーは「プラトーン」のエリアス役で大好きになった俳優。
今回はしぶい博士を演じていてなかなか楽しめる。
本当にクスリが効いているのか、それとも逃げたいがための演技なのか、と
思わせる手腕(脚色)はたいしたもの。
「こんなおれが変われたのは先生のおかげだ」
「ちがう、きみ自身が変わったからだ。きみは自分で変わったんだよ」
と叫ぶところが泣ける。
■新ポリス・ストーリー(2005/香港映画/監:カーク・ウォン/主・ジャッキーチェン)
原題:重案組 CRINME STORY
これもジャッキーの作品。通常の「ポリス・ストーリー」シリーズとは関連のないもの。
当時のジャッキーにしてはめずらしくシリアスな刑事役に挑んだもので、作品としての評価は高い。
犯人を追いつめるところや十八番のアクションと見所は満点!
でもジャッキー特有の笑いが欲しい人には少々物足りないかも。
実際にあった誘拐事件をモチーフに、孤立する刑事の活躍を描いているが
身内に犯人がいるところなど、後の「インファナル・アフェア」に影響を与えた作品。
このハリウッドリメイク版(:ディカプリオ主演)が今回のアカデミー賞作品賞をとったね。
その作品は次回ということで。