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ネコ好きSENの洋画ファン

ワン5ニャン9と共棲。趣味は洋画と絵画。ライフワークは動物・野生動物の保護救済、金融投資。保護シェルターの設立をめざす

すべて外国人金融長者のシナリオ通りである

2010-05-20 23:52:39 | ファイナンス・インテリジェンス


みなさん、こんばんは。

本日、日経が、一時10,000円割れしましたね。
あわてて保有株を売られた方も多いのではないでしょうか。

しかし、この下落は外資による売りがかさんだためで
つまりは、GSやMS、BOEなどの金融亡者、いや、金融長者が
わんさわんさと売りを仕掛けているせいで
「すわ、大暴落か!」
などと、あわてることはありません。
今後、さらに下がるとしても、そうビビることはないと思います。

前に掲載した株価グラフですが、
たとえば、一部上場の「日立製作所」

現在の価格を起点とします。
最高値-現在値:グリーン色~赤色
現在値-最安値:グリーン色~オレンジ色
で示しますと
(グラフは2000~2010までの10年スパン



グリーン色~赤色>グリーン色~オレンジ色

となります。
このグラフを見て、なにがわかりましたか?

そう、
すでに株価はひどい状態にある、ということです。


これは日立だけでなく、

「ソニー」



グリーン色~赤色>グリーン色~オレンジ色


「トヨタ」


(このグラフだけ縮小を忘れました、失礼

グリーン色~赤色>グリーン色~オレンジ色


と、同じことが言えます。


もちろん、例外もございます。
たとえばユニクロでおなじみの「ファーストリティリング」



グリーン色~赤色<グリーン色~オレンジ色

こちらは、まだまだ上昇を続けているようです。


さて、
ここで、わたしがなにが言いたいかと申しますと

「世界同時恐慌? 日本株の大暴落がくるって? もうきてるじゃん」

と、いうことであります。

投信や商品化商品などに手を出していない限り、
日本株に関しは、暴落すると申しましても、
その幅はさほど大きくない、
よって、そうそう慌てることはありません。

(注:ファーストリティリングのようにPBRの大きな株はここでは対象外とします


えっ?
じゃあ、何か不安はないのかって??
不安要素がないと不安でいられないって?

あなた、ホラー愛好家ですか?
それともSMのMさん?

まあ、気になると言えば
以前から、わたしが言ってますところの「金(ゴールド)」であります。





こんなにアメリカさんが保有しているんですよ。

そして、それはつまり、ユダヤ人の資産と考えても、まあ、そう外れてはいないと思います。
ユダヤ人と言えば、
皆さんもご存じのとおり、もう金融○者のトップランナーでございますねえ。


そこで、世界的な「金を買え」に対して、昨日こんな提言がなされました。

「金はクラッシュする」








さてはて
あなたのファイナンス・インテリジェンスは、どんな警告をされましたでしょうか?







「北京中央部にあるドラゴン型のオフィスビル」
 



中国では、こんなユーモアにあふれた独特の建物があるから面白い。




■追記

おおお~~~現時点でNY200ドル以上下げている、
すごいねえ、いったいどこまで下げる気じゃらほい。

いっきにノックインするつもりかな?
















日本経済破たんまで十年もある、いや、十年しかない~さて、どっち?

2010-05-16 13:55:18 | ファイナンス・インテリジェンス


みなさん、こんにちは。

少し前からへんな風邪をひいてしまい、のどが痛くて死にそうです。

いい天気なので、ちょっこら外に出て、
ついでに洋画(「第九地区」)でも観てきたいのですが
映画館でせき込むのも悪いし、
頭痛してしまいそうなので、家に閉じこもっています。(諦


ところで、昨日の続きです。

■昨日の問題
正解:

1.三菱UFJ銀行
2.トヨタ
3.任天堂
4.ソニー
5.日立製作所
6.ファーストリティリング

でした。

いかがでした?
似たような動きの株価があり、けっこう難しかったのでは??

なぜ、そのようなグラフを載せたのか、ご説明する前に
ちょっとこちらを。

ちょうど、わたしが思っている「世界における日本経済の見通し」に
よく似たコメントがありました。
それを、(自分の考えを明確にするためにも
ここに転載(:部分)してみますね。


転載開始===


■上野泰也(みずほ証券チーフマーケットエコノミスト)

◇じわじわと拡大していくような危機◇

いわゆる国債「暴落」シナリオがいつから現実味を帯びるのかを考えるうえで、通常引き合いに出されるのは、金額的なバランスである。

日銀が発表している資金循環勘定を基にした計算である。
たとえば、
(1)2009年12月末時点で1456.4兆円である家計金融資産のうち、借り入れを除いたネットの資産である1148.3兆円という数字を、まず把握する。

次に、
(2)中央政府と地方公共団体を合計したネットの債務残高(国債・財融債・国庫短期証券・地方債についての負債―資産)を計算(09年12月末時点で622.9兆円)。

(1)から(2)を差し引いて出てくる「すき間」とでも呼ぶべき金額、すなわち525.4兆円を、「国債消化余力」の大まかな数字と認識したうえで、その縮小ペースから、いつごろまで国債消化が大丈夫か、すなわち海外マネーに頼らずに、増発される国債・地方債の消化が家計の潤沢なマネーによって、いつまで可能かを考えようとするものである。

ここで、09年10―12月期までの3年間についてみると、1年当たりに均した縮小ペースは51.8兆円。
「すき間」である525.4兆円を51.8兆円で割ると、まだ10年強は国債の国内家計マネーによる消化は大丈夫だ、という話になる。

企業部門がマクロでみて資金余剰だから国債消化の「すき間」はもっと大きいはずだ、という見方もあるが、いずれ景気がそれなりに回復して企業が資金調達意欲を強める場合には、状況は変化しうる。企業の資金ニーズが政府部門のそれとぶつかり合う「クラウディングアウト」のリスクがあることも、認識しておかなければなるまい。


マーケットというのはつねに先読みをしながら動くものであるため、フルにあと10年もつかどうかは不明確である。

10年たったところで断層的な危機が生じるというのではなく、日本の国債市中消化における海外マネーのプレゼンス増大の方向感が徐々に明確になり、かつ市場で意識されていくなかで、彼らが要求するリスクプレミアムがある一定時点から徐々に増大していくというかたちで「悪い金利上昇」がじわじわと起こり、かつ持続性を増していくというのが、より現実味のあるシナリオだろう。

すなわち、国債の「暴落」とでもいうようなクライマックスが断層的なイベントとして生じるのではなく、

ファンダメンタルズにそぐわない「悪い金利上昇」の上乗せ部分が、ある時点から持続性を帯びて、じわじわと拡大していくようなシナリオである。


日本国債の消化における海外投資家のプレゼンスが増大すると、格付け会社が日本国債の格付けを引き下げる場合、その長期金利への影響度合いは、国債消化が国内マネーでほぼ完結していた時期に比べると、当然大きくなってくる。



===転載終了



と、いうことです。


よーするに
昨今、ユーロがどうの、アメリカ国債がどうのと言われておりますが
日本破綻や大暴落、
ちまたで、うんぬんかんぬんと騒がれている大恐慌は
“ある日突然に降ってわいてこない”
ということです。




「ギリシャ国債の金利」





「ギリシャ国債発行の量」














市場が暴落するってマジ?日本企業はケッコー強いぞ☆

2010-05-15 03:30:02 | ファイナンス・インテリジェンス

みなさん、こんばんは。

ギリシャをはじめ、ユーロ、ひどいことになっていますねえ。
ギリシャって
三人に一人の割合で公務員、だって知ってました?


それじゃ産業が発展するわけもありませんね。
もう、ギリシャ観光、地中海クルーズ、オリンピックの聖地、とか
おんぶにだっこ、って感じで。


で、その公務員の給料を削減する、年金の受給年齢を上げるとかで
暴動がおこっています。







で、
そんなことから
世界が暴落する、同時恐慌がくる、あっちもこっちもディフォルトする、
な~~~んて騒いでいる陰謀好きな人たちもいるわけで。


でも、本当なの?

日本株も、また、リーマンショックのように暴落するの?


さあ、どうでしょう。
今夜は、そのことについて、考えてみたいと思います。


えっ?
ああた、
ちょっと、そこのああた、
「おれ、株とか関係ないし」、なんて言っていたら、
今の暗澹(あんたん)たる世の中、生き残っていけませんよ。


ってなところで頭の体操。

まず、
ここに最新の株価(:2010/5/14現在)グラフが6つあります。
どれも世界に通用する一部上場企業です。

グラフを見て、どこの企業なのか名をあててください。

■ヒント:
トヨタ、ソニー、任天堂、ファーストリティリング(:ユニクロね)
日立製作所、三菱UFJ銀行




■1:





■2:





■3:





■4:





■5:





■6:










日本だけじゃない、世界中が借金まみれ

2010-02-11 16:19:18 | ファイナンス・インテリジェンス


みなさん、こんにちは。


今日、居間の出窓に並んでいる植物(鉢植え)が、
一様に倒れかかり、
倒れかけた植物を、となりの倒れかかった植物が支え、
さらにそれを、倒れかかった植物が支えて、
そんなのが五つくらい続いているのを見て
思わず
「今のユーロみたいだ!」
と吹き出してしまったみっくです。



まず、これを見てくれ。

アメリカがいかにドルを刷りまくっているかがわかる。








しかも、刷りまくった金は、銀行やら大企業にあてがわれ、
それすべて幹部ボーナスとなり、
一般国民には届かない。
そして、刷った金のツケは国民が強制的に支払わされるのである。


アメリカだけでなく、イギリスもおかしいことになっている。
(これはユーロにも言える



日本でも、もっと円を発行しろ、と言いまくってる目障りなオバサンがいるが
日銀が大量の円を放出しても、市場操作に使われるだけで
けっして社会保障費・セーフティネットには使われないのだ。
そしてもちろん、
アメリカ同様、ツケは一般国民が強制的に支払わされることになる。









しかも、おそろしいことに
アメリカの問題は、サブプライムだけではない。








これらのことに関し、
我らがR・ポール議員はこう言っている。


「私たちは、実際、なんのチェンジ(変化)も見ることはありません。
なぜなら、党の指導者たちは、すべて、同じ論点を支持していますから。
この国は、引き続き、破産のほうに向かっていきます。

それから、大きな革命がやって来るでしょう。
というのも、私たちは、これを支払うだけのお金はありませんから、

ドルの危機がやって来る時、私たちには、大きな社会的、政治的変化があります。
私たちは、その瀬戸際にいます。
数年以内に、それがやって来ると、想像できます。

私たちは、そのことに気づくべきです。」



























ディフォルト・ビジネスに騙されないよう金融リテラシーを磨こう★

2010-01-23 04:53:35 | ファイナンス・インテリジェンス



みなさん、こんばんは。



今夜は
さきほどレンタルしてきたDVD4本とカフェラテ、ポッキー袋入りで
朝まで過ごす予定です。
(げっ、18禁がばればれですね!







さて、
ネットではいろいろな陰謀論が渦巻いていますね。
人口削減計画とか地震兵器、国家破たんによる資本主義の崩壊と
まさにSFの世界です。

その中でも、
金融面において、わたしが、「あれれ?」と感じたものがあるのですが
みなさんはどうでしょう。


■みっくが「あれれ?」と感じたもの

1.「金(ゴールド)を買え!」

―――たしかに金価格は上昇しているけど、
これって本当なの?


2.銀行封鎖だ、それ海外に口座を作れ!!
―――海外の銀行なら安全なの?


3.預金封鎖だ、解約してタンス預金にしろ!!
―――大恐慌になるの?? ペイオフがあるけど?


その他
4.アメリカはディフォルトする!
5.ギリシャ・デンマークをはじめユーロ経済が破たんする!

なかでもひどいのが
6.日本が中国に併合される!! →日本が世界地図から消える!

なんて空前絶後的な話まであります。
もう、どんだけ大げさになっていくのでしょうね。(笑


と、言いつつ
じつはわたしも、
アメリカはいつかディフォルトするだろう、と、そうなれば
日本に及ぼす経済的衝撃は大きいだろう、と思っていました。

堂々と断言するかれらに、無関心でいられなかったわけです。

で、
預金封鎖されたらまずいだろうって、銀行預金の一部を引き出して、自分金庫に入れておいたのですよ。
まあ、それで正月ですね、
自宅は誰もいなくなりますから、泥棒が入ったらどうしようとか、目立つ所に置いてきてしまったとか、
そんなよけいな心配をしてしまい、腹まで痛くなったりして
預金封鎖なんて起きるはずもないのに、自宅に置いておくなんてどうかしていると、
自分のばかさに気づいたわけです。

それで本日、銀行にて、自分金庫のすべての金をスーパー定期にしてきましたけど。


まあ、そこに至ったのも
上記の「あれれ?」があったからなんですけど


この巷間で叫ばれている「金(ゴールド)を買え!」なのですが

理由は、円もドルも暴落するので(価値をなくすので
どんな状況下でも値打ちの変わらない金(ゴールド)がいい、ということなんです。

たしかに29年の不況下でゴールド価格が騰がりました。


でも、ちょっとこれを見てください。





金はすでに(2008年時点で)アメリカに大量に保有されているのですよ。



で、
「恐慌が来る、暴落がくる、だからゴールドを買おう」の合言葉のもと
金価格は






どんどこ上昇しちゃっているわけです。



ここで考えられるのは
疲弊するアメリカが、資金確保のために資産(ゴールド)を売却する可能性があるということです。


とすると、
世界経済を牛耳っているアメリカが考えそうなこと

1・「世界はディフォルトするぞ!」と騒ぎたてる
  ↓
2.みんなに金を買わせる
  ↓
3.高値に上がったところで、いっきに売り抜ける
  (すでに最高値である

4.高値で購入した金保有者が損失を被る

という図式が考えられないこともないな、と。

これを「ディフォルト・ビジネス」というのだそうです。




このことについて原田武夫氏が日経BPに書いています。




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「デフォルト・ビジネス」とは何か?

世間には様々なビジネスがあるが、その中の一つに「デフォルト・ビジネス」がある。
デフォルト、すなわち「国家による債務不履行」が間もなく生ずると叫ぶことによって当該国のマーケットより資金を避難させ、“よりマシなマーケット”と称する場所での金融商品の売買へといたいけな客を誘う商売のことを指す。

このコラムを読んでいる皆さんの脳裏には、そう言われて複数の「経済評論家」たちの名前が浮かび上がってきたのではないかと思う。


もっともポピュラーなのが、「日本はほどなくしてデフォルトになる。だから海外に投資せよ」と叫ぶもの。

いかにももっともらしい議論を展開するので、聞いている方はついつい見も知らぬ、しかし“安全”とされる海外の高額金融商品に手を出してしまう。


こうしたデフォルト・ビジネスを展開する自称「経済評論家」たちは決まって“断言調”の言葉でいたいけな客たちを誘うという点だ。

人間とは悲しいもので、世間はそれほど単純なものではないと分かっていても、ついつい“分かりやすいもの”“ズバリといってくれるもの”に頼ってしまうクセがある。



先送りされた米ディフォルトと潮目




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というわけです。

不透明な時代、バブルやその崩壊、ディフォルト、どんな可能性もあります。

“単純な議論を展開する者は、読者を罠に陥れる悪魔である。絶対に信じて、
動いてはならない”

と、原田氏が結んでいるように、
自分の「金融リテラシー」を磨くことが大切なのでしょう。


無責任に恐怖をあおる者たちの言葉に騙されないよう、自分の頭脳を使って判断できるように
「金融リテラシー」を磨き、「自分に合ったリスク管理をする」こと。
これに尽きるのでありますみだ。