呼吸困難
2011-04-11 | 雑感
今日はしんどい一日でした。
もちろん、母が一番しんどいのです。
痰のようなものがからんで、ずっと呼吸困難です。
ピュー、グルグルグル、ピー、ゴロゴロゴロ。
息をするたびに、そんな音を発しながら苦しげな顔をしています。
耳を塞ぎたくなるほど、こちらも苦しくなります。
ピークに達すると、ナースコールを押します。
すると、看護師さんがやってきて、喉に管を入れて痰を吸引してくれます。
思ったほど出てこないと、その管を鼻から入れます。
深く深くどんどん入れます。
母はジタバタ抵抗します。
叫んでいるつもりでしょうが、声にならず、ゲボッ、ンガッ、ングッ、ギューというような音を発しながら、
涙を流しています。
バタつかせる腕を押さえながらも母が可哀想で、
「痛くしてごめんなさいね~」と優しく言いながら、管を平気で突っ込むナースが鬼のように見えました。
(その手下になりさがってる自分のことは棚に上げて…)
でも、処置が終わって、母が穏やかな寝息を立て始めると、ナースはやはり天使のように見えました。
しかし、穏やかな寝息も一時で、すぐにまた、笛のような音と、うがいのような音が鳴り始めます。
もう二度とあんな痛い目にあわせるのは止そうと思っても、
あの苦しげな音を聞いていると、ついボタンを押してしまいます。
お母さん、ごめんね。
今日はとてもとても苦しくて、辛い一日だったね。
明日は、痛くしないからね。
明日は、耳栓を持って行こうと思います。
それに、私も少しは慣れていると思うから…。
コメントもしずらいですが、いろんな状況の中で子供たちや若い人の活躍に希望を見いだすしかありません。
こうばる通信ほーちゃん
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