今日はお盆休みのまっただ中。
年々人通りが寂しくなるアーケード街も、いつもより賑やかです。
それを狙って?、本日、石木ダム反対&強制収用反対のチラシ配りを決行!
「石木川まもり隊」隊員5名+応援1名、計6人で午後1時から始めました。
開始直後に、一人の女性が近づいて来て「署名はやってないんですか?」と、言うのです。
(しまったー!持ってくればよかった・・)
実は、佐世保での2回目と3回目の石木ダム説明会における佐世保市民の反応をみて、
いま署名活動をするのは時期尚早、
まずは佐世保の水事情の現実を伝えることが大切だ、と思ったのです。
で、このようなチラシとポスターの縮小版をセットにして配布したのですが、
もうそんなことは先刻承知、反対の意思表示をしたい!
そういう方もいらっしゃるんですね~
思わぬ誤算。
「すみません。いま署名用紙を持っていないので、
もしよかったら、後でご自宅にお送りしますけど」
「じゃあ、そうしてください」
「住んでる方がいらっしゃるのにねー、ぜったい許せないと思ってましたよ」
そう言って、即座に住所とお名前を書いて下さいました。
それからわずか2,3分後、また一人の男性が・・・
「川棚の方ですか?」と私に訊くので、
「いえ、佐世保市民ですけど」
「いやー、よくやってくださった。ダムなんかいらんですよ。
税金の無駄遣い!佐世保から反対の声をあげんばいかんと思っとったですよ」
「頑張ってください!」
嬉しくって、後ろ姿に最敬礼。
・・・あっ!そうだ! 追いかけて、その方にも署名のお願いをして、ご住所を頂きました。
予想以上の滑り出しにルンルン気分でしたが、そのお二人は、特別だったようです。
その後の通行人の反応は五分五分くらいでしょうか。
つまりチラシを受け取ってくれる人と拒否する人が半々くらい。
その受け取ってくれた5割の人も、五分五分。
つまり内容(石木ダム反対)をわかって受け取る人とただ機械的に受け取る人が半々くらい。
いえ、もっと少ないかもしれません。
また、内容がわかって受け取った人が反対派とは限りません。
渡されたチラシの文字をチラリと見て、「いりません。私はダム賛成派ですから」と言う方に
「どうしてですか?」と尋ねると、
「そりゃあ、水は必要でしょうもん。佐世保は水が足りんとですけんダムは必要ですよ」
「ところが最近は足りてるんですよ。ここにそのデータがありますから、見るだけでも…」
とねばって、しぶしぶ受け取って下さった方が数人いました。
賛成派の中には、ジロリと睨みつけたり、
「なにバカなことしてるんだ!」と捨て台詞を吐いて行く人も2,3人いたので、
しぶしぶでも受け取って下さったことに、心から「ありがとうございました!」
受け取りを躊躇する人に声をかけると、「うーん。むずかしいからね」
「どっちとも言えんもんねー」「何もわかりませんから」等々の返事。
「ですよねー。難しいですね。でも、ここにその手がかりになるようなことが書かれてるので
是非お家に帰ってから読んでみてください」
と言って、なかば押しつけたりもしました。
なので、内容についてわかっていると言っても、必ずしも反対派とは言えないのです。
そんな中で、嬉しいケースもありました。
はじめは「どちらでもない」と言ってた女性。
話していくうちに、
「実は川棚出身なんです。だから、あそこのきれいな風景が目に焼き付いています。
でも、30年佐世保に居て、佐世保の水不足もわかっています。
だから、どちらの人の気持ちもわかるんです」
と、ご自身の葛藤を打ち明けてくれました。
二つ折りのチラシを開いて、表の説明をしながら、
現在の佐世保市はダムがなくても水が賄えていること、これからはますます水需要が減ること
などを話すと、
「そうだったんですかー!これで気持ちが楽になりました。ありがとう!」
と、本当に嬉しそうな表情を見せて下さいました。
もう一人やはり川棚出身の女性から声をかけられ、「頑張って下さい」と言われたし、
川棚から遊びに来ていた高校生の女の子3人連れは、ダムのことよく知らないというので
説明したら、かなり真剣にきいてくれて「勉強になりました」「聞けてよかった」
などと言ってくれました。
結局、用意したチラシ600部は、約1時間で配布終了。
予定時間の半分で済みましたが、それは通行量がいつもよりずっと多かったから。
今日だけで終わるのではなく、また次回も計画したいね~と、隊員1号と話しています。
年々人通りが寂しくなるアーケード街も、いつもより賑やかです。
それを狙って?、本日、石木ダム反対&強制収用反対のチラシ配りを決行!
「石木川まもり隊」隊員5名+応援1名、計6人で午後1時から始めました。
開始直後に、一人の女性が近づいて来て「署名はやってないんですか?」と、言うのです。
(しまったー!持ってくればよかった・・)
実は、佐世保での2回目と3回目の石木ダム説明会における佐世保市民の反応をみて、
いま署名活動をするのは時期尚早、
まずは佐世保の水事情の現実を伝えることが大切だ、と思ったのです。
で、このようなチラシとポスターの縮小版をセットにして配布したのですが、
もうそんなことは先刻承知、反対の意思表示をしたい!
そういう方もいらっしゃるんですね~
思わぬ誤算。
「すみません。いま署名用紙を持っていないので、
もしよかったら、後でご自宅にお送りしますけど」
「じゃあ、そうしてください」
「住んでる方がいらっしゃるのにねー、ぜったい許せないと思ってましたよ」
そう言って、即座に住所とお名前を書いて下さいました。
それからわずか2,3分後、また一人の男性が・・・
「川棚の方ですか?」と私に訊くので、
「いえ、佐世保市民ですけど」
「いやー、よくやってくださった。ダムなんかいらんですよ。
税金の無駄遣い!佐世保から反対の声をあげんばいかんと思っとったですよ」
「頑張ってください!」
嬉しくって、後ろ姿に最敬礼。
・・・あっ!そうだ! 追いかけて、その方にも署名のお願いをして、ご住所を頂きました。
予想以上の滑り出しにルンルン気分でしたが、そのお二人は、特別だったようです。
その後の通行人の反応は五分五分くらいでしょうか。
つまりチラシを受け取ってくれる人と拒否する人が半々くらい。
その受け取ってくれた5割の人も、五分五分。
つまり内容(石木ダム反対)をわかって受け取る人とただ機械的に受け取る人が半々くらい。
いえ、もっと少ないかもしれません。
また、内容がわかって受け取った人が反対派とは限りません。
渡されたチラシの文字をチラリと見て、「いりません。私はダム賛成派ですから」と言う方に
「どうしてですか?」と尋ねると、
「そりゃあ、水は必要でしょうもん。佐世保は水が足りんとですけんダムは必要ですよ」
「ところが最近は足りてるんですよ。ここにそのデータがありますから、見るだけでも…」
とねばって、しぶしぶ受け取って下さった方が数人いました。
賛成派の中には、ジロリと睨みつけたり、
「なにバカなことしてるんだ!」と捨て台詞を吐いて行く人も2,3人いたので、
しぶしぶでも受け取って下さったことに、心から「ありがとうございました!」
受け取りを躊躇する人に声をかけると、「うーん。むずかしいからね」
「どっちとも言えんもんねー」「何もわかりませんから」等々の返事。
「ですよねー。難しいですね。でも、ここにその手がかりになるようなことが書かれてるので
是非お家に帰ってから読んでみてください」
と言って、なかば押しつけたりもしました。
なので、内容についてわかっていると言っても、必ずしも反対派とは言えないのです。
そんな中で、嬉しいケースもありました。
はじめは「どちらでもない」と言ってた女性。
話していくうちに、
「実は川棚出身なんです。だから、あそこのきれいな風景が目に焼き付いています。
でも、30年佐世保に居て、佐世保の水不足もわかっています。
だから、どちらの人の気持ちもわかるんです」
と、ご自身の葛藤を打ち明けてくれました。
二つ折りのチラシを開いて、表の説明をしながら、
現在の佐世保市はダムがなくても水が賄えていること、これからはますます水需要が減ること
などを話すと、
「そうだったんですかー!これで気持ちが楽になりました。ありがとう!」
と、本当に嬉しそうな表情を見せて下さいました。
もう一人やはり川棚出身の女性から声をかけられ、「頑張って下さい」と言われたし、
川棚から遊びに来ていた高校生の女の子3人連れは、ダムのことよく知らないというので
説明したら、かなり真剣にきいてくれて「勉強になりました」「聞けてよかった」
などと言ってくれました。
結局、用意したチラシ600部は、約1時間で配布終了。
予定時間の半分で済みましたが、それは通行量がいつもよりずっと多かったから。
今日だけで終わるのではなく、また次回も計画したいね~と、隊員1号と話しています。
先月、県庁前で座り込みをやったとき、参加なさってた「じいちゃん」「ばあちゃん」の姿を見て、私も同じ思いを感じました。