今夜は寒かったです。
とても、とても。
私は背中にホッカイロを2つ貼ってたのでバッチリOKでしたが。
通行人がいつもより少なかったのは、寒さのせいでしょうか?
それとも、買い物客が五番街に流れてるってことなのか…?
通行人だけでなく、私たちも少な目。
今日は7人でした。
でも、それぞれが福島のことを思いながら、
今ここに集って語り合うことで、少し温かくなったように感じました。
私は今夜のNHKの再放送番組の紹介をしました。
2013年度「東北の戦後史」 第5回「福島・浜通り 原発と生きた町」
なぜ原発立地自治体は原発に依存していくのか?
その疑問に答えてくれる番組だと思う、と紹介しました。
原発反対同盟初代代表だった岩本忠夫は、後に双葉町長となって、
ポスト原発政策に失敗し、原子力発電増設を決めていった…
建設バブルで潤った町の業者は、その繁栄を再び願い原発の増設を求める。
交付金や固定資産税で一時的に潤った町の財政も、その収入が減り始めると途方に暮れる。
もはやエネルギー政策など関係なく、麻薬が切れた麻薬患者のように、
原発増設に依存していく。
そう、原発は恐ろしい麻薬のようなもの。
何も産業の無い双葉町に原発ができた時、
福島県内の自治体の中で所得が56位だった貧乏な双葉町が、なんと4位にはねあがり、
そして1位にまでなったそうだ。(この情報は番組に関係なくネットで調べました)
町の人は、神様仏様原発様と言って、喜んで受け入れたそうな。
真面目に暮らしてきた田舎の人の心を麻薬漬けにしてしまった企業と、
国策に強い怒りを覚えます。