昨日、第一生命「第25回 サラリーマン川柳」の傑作100句が発表された。
簡潔な分さえ書けない私にとって、わずか17文字に喜怒哀楽、自分の気持ちを詰め込むなんて、
とてもできない。
できないけれど、読むのは楽しい。
私の心がクスっとなったものを、少しだけご紹介。
・ 超難問 歴代総理 列記せよ
・ 節電で 早く帰ると なげく妻
・ キレやすい 部下を替えたい LED
・ 「あー」言えば 「こう」言う「部下」たち A・K・B
・ タバコやめ、メタボになって 医者通い
ところで、今朝の長崎新聞「水や空」欄には、第8回 「60歳からの川柳」(全国老人福祉施設協議会主催)の作品が紹介されていた。
・ おーいお茶 叫んで自分で いれにいく
・ 歳聞かれ ジョークで言ったら ボケにされ
・ 手をつなぐ あなた今では 杖がわり
・ つつましく 暮らす老後に 魔の手口
・ 「オレオレ」の 声聞きわける 補聴器買う
いいなあ。なかなかいい。最初のが特に好き。
私的には、現役サラリーマンよりもこちらの悲哀とユーモアのほうが味わい深い。
それは私の年齢や環境がこちらに近いから当然かもしれないが、それだけではないような…
もっと知りたくなって、ネットで検索…あった!
・ メモ以外 買うなと妻の 注意書き
・ 同窓会 出ねば死んだと 噂され
・ 同窓会 片思いですみ 大正解
・ 遺言の 書き損じそっと 置いておく
・ 再雇用 妻の笑顔と 手弁当
最初と最後の妻の気持ち、よくわかる。
真ん中の作者の気持ちは、ほぼみ~んな経験あるのでは?
もうクスっではなく、アハハ・・・の世界。
ああ、私も川柳が作れるくらいのウィットやユーモアがほしいな~
そんなこと思っていたら、タイトルが川柳調になってしまった・・・