友人が「ぬまゆのブログ」というのを紹介してくれました。
「ぬまゆ」という意味はわかりませんが、
ぬまゆさんは南相馬市在住の女性で元高校教師で、被災犬を預かるボランティアをしている方です。
そして、あきらかに被爆者です。
下痢、頭痛、めまい、出血、脱毛等々に悩まされる福島原発事故の被害者です。
タイトルの下には「8月6日 から ブログを始めました」という一言メッセージが添えられています。
記事を読んで、その生々しさに圧倒されました。
皆さんもどうぞご覧になって下さい。
私たちの知らない恐ろしい現実が綴られています。
テレビが伝えない、伝えるべき事実が語られています。
http://blogs.yahoo.co.jp/kmasa924/28532025.html
http://blogs.yahoo.co.jp/kmasa924/28563665.html
http://blogs.yahoo.co.jp/kmasa924/28583711.html
http://blogs.yahoo.co.jp/kmasa924/28593200.html
ぬまゆさんには子どもはいませんが、たくさんの「教え子」がいます。
その一人は今も原発の敷地内で働いています。
また、放射線量が高い地域の学校に通う子どもたちの将来が気がかりでなりません。
ぬまゆさんのブログを読んで、あらためてフクシマの今を思いました。
年末の特集記事や特番の中で、3・11は度々登場しますが、それは心なしか既に歴史の史実のような印象を与えています。
が、そんな生易しいものでは決してなく、今がこれから長く続く核被害の始まりなのだと実感しました。
昨日届いた「うたごえ新聞」には、こんな詩が掲載されていました。
原発はいらない
瀬原徹郎
誰が何をしたの
誰が何をしなかったの
あやつれぬ原子の力
その悪魔は人類を蝕む
海に生きるすべての命
この地球に原発はいらない
この浜辺に原発はいらない
私が何をしたの
私が何をしなかったの
世代を超えてふりそそぐ
その恐怖をすぐに止めて
空に羽ばたく鳥の行方
この地球に原発はいらない
ここ大空に原発はいらない
あなたは何をするの
あなたは何ができるの
胸の痛みを願いに変える
その涙で未来に進む
陸に広がる草木の連なり
この地球に原発はいらない
この大地に原発はいらない