昨日は母の日。
息子夫婦と娘夫婦から届いたお花は、よく似ていた。
どちらも私の好みと、ズボラな性格を知っているから・・・
柔らかい色合いで、しかも手のかからないプリザーブドフラワー。
プラスチックの外箱を取ってみると、
ほんとに今切ったばかりのように生き生きとした花びら。
このまま1年以上もこの状態を保っていられるなんて・・まさに魔法の花。
こちらはケースから取り出せなかったので、上から撮ってみた。
どちらも素敵!
毎年欠かさず花を送ってくれる子どもたち。
もう長いこと、母親らしいことは何もしていないのに・・
母と私がそうであったように、
私と子どもたちも、子離れ親離れがとてもスムーズだった。
子どもたちが社会人になってからは、私は彼らのことにほとんど関知しなかった。
子どもたちも全く頼ってこない。
淡泊過ぎる親子関係だったかもしれない。
こちらに移住してからは、ますます遠く離れ、年に1回会うかどうか。。
おふくろの味とか手編みのマフラーとか、そんなものを送ったこともないし…
だから、母の日に、お花が届くたびに、少し後ろめたい気がする。
息子よ、娘よ、
出来の悪い母でごめん!
私は、
あなたたちや、
あなたたちに子どもができたら、その子どもたちの
命を守りたい
放射能の恐怖におびえる暮らしはさせたくない
徴兵制が敷かれ、戦場に送られ、誰かを殺したり殺されたりしてほしくない
どんな人生であろうと、
生れ出た命を他に侵されることなく、自分らしく全うしてほしい
原発の無い社会、平和な社会を、あなた達に手渡したい
そのための、ささやかだけど精いっぱいの抵抗をこれからもしていきます。
それがあなたたちを産み育てた私にできる唯一の母親らしいこと…かな?