ペドロランド日記

スペインの国際村「ペドロランド」を中心にフランスとイギリスに発信地を移しながら、日々の出来事を綴っています。

ラルトンセ (L'Artenset)

2016-08-30 17:28:58 | 食べ物
イギリスからお客さんが来るので、その下見も兼ねて、久々に村のレストランに行った。

まずは、お通し。



メロンのガスパチョ、ムール貝のムースと、ちょっと変わった趣向。ムースは本当にムール貝の味がする。



ヤギのチーズとベーコンのパイ。



マグロと夏野菜。バルサミコ酢と生のマグロのコンビネーションが日本的な味。



メインの豚肉の脂肪煮(コンフィ)。鴨のコンフィほど、油っぽくなくて、実においしかった。



デザートのクレーム・ブリュレ。とてもクリーミー。



プロフィタローレ。昔は、手作りの大きなシューだったのだが、これはたぶん冷凍だと思う。


2日後の土曜日から、2週間のお休みに入るということで、いくつかの料理が品切れだった。しかも、ちょうど、お客さんたちが来る時期に休業とは。代わりに、お勧めのレストランを教えてもらった(こういうところが、イギリスやフランスのいいところだと思う。聞くほうも聞くほうだが、普通は、商売敵を推薦するなんて考えられないことだ。)

2週間の休業後は、経営者が変わり、今のオーナーは、近くの町のレストランを買い取って、開店するのだそうだ。常連とは決して言えなかったが、ショック!話を聞くと、ここでの営業は4年間に渡るとのこと。月日が経つのは早いものだ。新しいレストランは、2階が住居になっているので、ここより理想的だと、オーナーは笑顔を隠せない。こちらは、こんなに近いところにいいレストランがあるという便利性がなくなって、大ショックを受けているのに。一つの時代の終わった感じ。

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