goo blog サービス終了のお知らせ 

ペドロランド日記

スペインの国際村「ペドロランド」を中心にフランスとイギリスに発信地を移しながら、日々の出来事を綴っています。

さよなら、イギリス

2005-10-11 02:40:10 | イギリスの生活
3ヶ月に渡った滞在を終えて、明日(10月11日)イギリスを出発する。まだ20度後半の気温が続くスペインで夏の残りを楽しむのが待ち遠しいと思っていたが、やっぱりイギリスを離れるときは、いつもなぜか名残り惜しい。特に昨日今日と、晴れて暖かな美しい秋の一日だったので、去るのがちょっと残念な気持ちすらする。

初めてル・シャトルを利用して、ユーロトンネルを通ってフランスに渡る。4日間ほどフランスで不動産の視察をした後、日曜日にフランスを出発し、その日の夜にスペインの我が家に到着する予定。ペドロランドはこの3ヶ月でどんなふうに変わっているだろうか。一つだけ確実なのは、もう2度とアナの姿は見られないということだ。

週末の海辺

2005-10-06 17:42:04 | イギリスの生活
オランダ紀行を一休みして、日曜日にちょこっとドライブに行って来たハーン・ベイ(Herne Bay)の写真を。

典型的なイギリスの海辺のリゾート地の小型版。フィッシュ・アンド・チップス屋、ゲーセン、ロック(棒状の飴)を売る土産物屋、ベッド・アンド・ブレックファーストなどがある。もちろんピア(遊歩桟橋)もあるが、昔からのピアは海辺から離れた海の中にぽつんと残されて、朽ち果てるがままになっている。新しいピアはスポーツセンター。

イギリスもいよいよ寒くなってきた。最高気温は18度程度。朝晩は暖房がいることが多くなった。来週の火曜日にはイギリスを出発し、途中フランスで数日過ごした後、スペインに帰る予定。

だんぜん秋の気配

2005-09-30 00:30:45 | イギリスの生活
おととい(9月27日)の夜にオランダから帰ってきた。天気はイギリスのほうが若干いいみたいだが、寒い。特に朝は吐く息が白くなるほど寒い。夕方も7時には暗くなる。

オランダ滞在中にスペインの近所の人から携帯に電話があり、お向かいのアナが亡くなったということだった。8月にドイツへ行って、彼女の70歳の誕生日のお祝いをしたばかりだったのに。あまりに突然の、予期しない死で、アリーとトーシュもびっくりしていた。アリーは火曜日にオランダに帰ってきたばかりで、月曜日にペドロランドにやってきたアナとも顔を合わせていた。わたしだって、8月に別れたときには、またスペインで会えると信じて疑わなかったのに。でも、8カ国から友人たちが集まり、70人以上の人に最後に会えてアナは幸せだったに違いない。

今回のオランダ訪問も、やはり友達の誕生パーティーのためである。明日以降、また写真を含めて、オランダ紀行をアップしていく予定です。

ピカデリー・サーカス

2005-09-21 19:20:39 | イギリスの生活
ピカデリー・サーカス近辺の日本の美容院に行くのが、この日の目的であった。今回はちょっとルートを変えてみようと思ったら、すっかり道を間違えて、バッキンガム宮殿に出てしまった。思ったよりずっと長いお散歩になってしまった。

写真は目的地のピカデリー・サーカス。中央がかの有名なエロス像。

かつての行きつけの日本の美容院はなくなってしまったということなので、今回は友達の紹介で別の美容院に行く。「ロンドン通信」サイトからリンクされていた地図を印刷してそれを見ながら行ったら、全然違うところに行ってしまった。おまけに携帯電話の調子がおかしくて電話がかけられない。公衆電話から電話をしようとしたら(これが臭い)、壊れていて50ペンス(約100円)を無駄にした。でも、次の公衆電話では、返金口に誰かが残していった30ペンスがあったので、差し引き20ペンスの損失で済んだ。

さすが日本の美容院、洗髪時に顔にタオルをかけてくれた。イギリスの美容院ではこうはいかない。おまけに、カットの後にお流しもしてくれたし。ただ1つ期待はずれだったのは、最後にマッサージがなかったこと。以前行きつけていた日本の美容院ではマッサージをしてくれて、これはイギリス人にもなかなかの人気だったようだ。(イギリスの美容院にさらに興味のある方は、本サイトの中の"Anglo-bites"(イギリスつまみ食い)の第59回第60回をご覧ください。)ちなみに、お値段はショートヘアのカットで26ポンド(約5300円)だった。スペインの美容院だと16ユーロ(約2200円)なのだが、ロンドンのど真ん中でこのサービスだったら、決して高くないだろう。

この後、買い物をして帰った。ロンドンに出るのは面倒くさいが、出てしまうととても楽しい。だんだん日が短くなって、最近では7時半には薄暗くなり、8時には真っ暗だ。朝8時まで薄暗く、午後4時には真っ暗になる真冬もそう遠くない。

ロンドンへお出かけ(その2)

2005-09-21 18:48:50 | イギリスの生活
今朝(9月21日)は昨夜からの霧がまだ残っているが、天気予報によると、今日は晴天になるらしい。最高気温は22度。

先週の金曜日はとても寒くて、ほぼ1日中暖房を入れるという誘惑と闘っていたが、ついに夜には抵抗しきれず、暖炉(と言っても贋物で、実はガスストーブなのだが)に火を入れた。それから少し暖かくなり、昨日は太陽が出ると暑いくらいだった。

おととい(9月19日)はロンドンに出かけた。この日は晴天。今回は、反対側からトラファルガー広場の写真を撮ってみた。正面の建物はナショナルギャラリー(国立美術館)。ここには、17年前に旅行でロンドンに来たときに入ったきり。ロンドンに来るたびに、次回はゆっくりナショナルギャラリーを見てみたいと思うのだが、なかなかその機会がない。

夏は続く

2005-09-09 18:48:03 | イギリスの生活
晴天が続いている。最高気温は26度。今日はところにより雷雨(土砂降り)という天気予報なのだが、その雷雨はまだ来ていない。

おとといの夜、スペインのお隣りのトーシュから電話があった。あちらは雷雨で、気温は19度だそうだ。9月から10月にかけて、大雨の降る年がある。この秋雨前線を"gota fria"と呼ぶそうだ。水不足の続いたペドロランド近辺には恵みの雨であろう。たまたま休暇を過ごすために北ヨーロッパから遊びに来ている人たちには気の毒だが。

トーシュはあと1週間でオランダに帰り、ご主人のアリーもその1週間後に帰るとのこと。またまたわたしたちとはすれ違いである。が、彼らの友だちで、ペドロランドにすぐ近くに別荘を持つヴィムの60歳の誕生日パーティーがオランダで今月下旬にあるので、トーシュとアリーの家に泊まりに来ないかと誘われている。あいにくと、写真付き運転免許証への更新のため、パスポートを送ってしまったので、少なくともあと2週間はイギリス国外へは出られそうにない。もしそれまでにパスポートが返送されてきたら、数日間またオランダに行くことになるかもしれない。

イングランド対オーストラリアのクリケットの試合の最終戦・第5戦目が昨日から始まった。現在、イギリスはたいへんなクリケットブームである。昨日の戦況から行くと、今日・明日と雨でお流れになって5戦目は勝負付かず引き分けになり、イングランドの2勝・1敗・2引き分けで、今シリーズ優勝というのが最善のシナリオのようだが、天気予報はあまり当てにならそうだ。イングランドチームにはもうちょっとがんばってもらわないと。

遅い夏

2005-09-05 01:28:54 | イギリスの生活
先週末から晴天が続いている。遅い夏がやっとやって来たという感じ。普通なら、どんなに暑い年でも、8月最後の週末(3連休)までには秋の気配が漂っているものだが、今年はこの週になってから暑くなった。

今日は30度に達する暑さ。もっとも、今夜には雷雨があって、明日はもう少し過ごしやすくなるということである。いい天気が続いていると、あわててスペインに帰らなくてもいいかなという感じ。もっとも、運転免許の住所書き換えのためにパスポートを送ってしまったので、それが戻ってくるまではスペインに帰れない。あと3週間はイギリスでの生活が続きそうだ。

60年代パーティー

2005-08-25 01:08:41 | イギリスの生活
のち先週の土曜日に、知人の誕生日パーティーに行った。この日のテーマは60年代。服装規定は、ロッカー、モブ、ヒッピーとのこと。最近、イギリスはこの手の仮装パーティーが人気のようで、先日はフランスがテーマのパーティーもあった。わたしたちは出席しなかったが、出席した友人は三銃士の格好をして参加したそうである。貸衣装屋に行ったり、この日のためにみんな気合が入っている。アラン(写真右)はわざわざインド人の経営する洋服屋まで行って、この日の衣装を購入してきたそうだ(さすがに、仮装パーティーに着ていく服がほしいとは店主に言えなかったそうな)。

音楽はもちろん、ビートルズ・ローリングストーンズにキンクスなど、すべて60年代。この時代にはまだ生まれていなかった人たちまで含めて、大合唱となる。中高生の頃に、歌詞カードを見ながらビートルズの歌を覚えておいてよかった。昔耳で聞いたまま覚えた言葉が今になって意味を成してくるのは不思議である。「掘った芋いじるな」が「今何時?」に聞こえてくるようなものだ。

途中でベスト・ドレッサーの発表がある。女性は、サイケデリックなミニのドレスに身を包んだルイーズ(写真中央)。男性は、ヒッピーの格好をしたわたしの知らない人だった。ちょっと普通。わたしだったら、ぜひともオースティン・パワーズに一票入れたかった。入れ歯まで(これも貸衣装屋で借りてきたのだろうか?)用意して、本人そのものなのだ。

ダンスに興じる人が増え、だんだんに会場(パブの地下を貸し切った。専用のバーもある)の熱気は増してくる。ジャケットやかつらを脱ぐ人が増えてきた。最後はあまり仮装パーティーっぽくなくなったが、楽しいパーティーだった。

コベント・ガーデン

2005-08-22 18:22:50 | イギリスの生活
この後、コベント・ガーデンまで歩く。ピカデリー・サーカスもトラファルガー広場もコベント・ガーデンも、爆弾騒ぎもなんのそのという賑わいである。特にコベント・ガーデン付近では、金曜日ということもあって、仕事を終えた若い人たちが、雨の上がったばかりのパブの外で飲んでいる姿がよく見られた。

「ラ・タスカ」というタパスバー・スペイン料理店に行って、友人たちに会う。わたしがイギリスに帰るたびに集まる日本女性ばかり14人のグループだが、今回集まったのは11人。料理はどれもおいしかった。特にパエリャは具もたっぷりで二重丸。でも、店内に流れる音楽のボリュームが大きくて、それに負けずと話をする客たちや、奇声をあげる若者グループなどがいて、静かに会話を楽しむのにはあまりふさわしくない。コーヒーは別の場所で飲むことにした。

ロンドンにお出かけ

2005-08-22 18:12:27 | イギリスの生活
ときどき金曜日は、午後からロンドンに出かける。かつてロンドンの会社に勤めていたときに一緒に働いていた友人たちと会うためである。この日はあいにくの雨降り。午後7時くらいまで、ほとんど1日中雨だった。

ピカデリー・サーカスの日本食料品店で日本食を買い込む。ペドロランド近辺では日本食は中華料理店で食べられるものの、食料品が手に入らない。ロンドンに来るといつも買い込んでおくのが、カレーのルー。今回はロンドンでラーメンを食べる機会がなさそうなので、インスタントのラーメンも買ってしまった。乾燥わけぎと乾燥ネギをいただいたので(ほんとうに便利なもの)、久々にラーメンを作って食べるのが楽しみ。ラーメンはあまり日本食を食べない夫も大好きな一品だ。

ピカデリー・サーカスから友人たちと会うコベント・ガーデンまで歩こうと思ったら、いつの間にかトラファルガー広場に出てしまった。