貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

瀬田の長橋と国の春

2020-09-15 13:17:35 | 日記

瀬田の長橋と国の春

令和2年9月15日(火)

 広重の「名所江戸百景」のひとつに、

この芭蕉庵は二つの松と共に描かれている。

 その昔は、早稲田田園地帯であったのも

懐かしい。

 五月雨塚の芭蕉の句は、

「五月雨に 

  かくれぬものや 

     瀬田の橋」

  元禄元年作。

 五月雨に煙り、濛々たる中に、

瀬田の橋が長々と横たわる。

 琵琶湖の南端に流れる瀬田川に

長々と架かっている瀬田の橋、瀬田の

長橋とも言われていたる。

       

 伊藤松宇の句は、

「真中に 

  富士聳えたり 

      国の春」

 ゆっくりとひょうたん池を眺め、

当時の芭蕉の暮らしに思いを致す。

 

 大満足!
  
 芭蕉庵の出口で、高田馬場か

早稲田の駅へ行く道を探していると、

管理人の方が見え、高田馬場駅まで

徒歩で行く道を教えて下さる。


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