貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

日光市の小学校に芭蕉句碑!!感激・感動の一瞬!!!

2022-06-29 15:23:51 | 日記
令和4年6月29日(水)
 日光市立安良沢小学校   
    
 学校の敷地内に、芭蕉句碑がある
という。

 穏やかな空気を醸し出している学校だ。 
 玄関で、挨拶すると、
明朗快活な女性が、
「どうぞどうぞ。」と快諾。
 場所も教えて下さる。

 芭蕉の句は、
「暫時は 
  瀧にこもるや 
      夏の初」

「しばらくは 
    瀧にこもるや 
      夏(げ)の初め」

 夏安居(げあんご)に入る
この時期、
裏から滝を見物する私は、
しばし滝におこもりをした気分だ、
の意。
 元禄二年の作。

 「夏安居」は、「夏籠(げごもり)」のこと。
 四月十六日から九十日間(陰暦)、
僧侶が外出せず籠もって修業する夏安居。
 これになぞらえて、
各種の修行する場合にいうことも
あるそうな。
 「一夏」とも。

 俳諧独自の題。