貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

名月を友と・・・!

2021-04-15 16:31:14 | 日記

名月を友と・・・!

令和3年4月15日(木)

 今日から第二部「森羅万象」へ。

 四季折々の自然の変化愉しみ、

句を詠むのは、昔も今も変わらない。

 先ずは、「お月さん」。

 元禄二年(1689)の秋、芭蕉は13日間

続けて月を題材に詠んでいる。

 名月の 

  見所問ん 

    旅寝せむ

     芭蕉は越前福井の洞栽を誘って、

月見に出る。

 名月を見る場所に、芭蕉はこだわり、

同載と一緒にその場所を訪ねながら

旅寝したいと願っていることを句にする。

 誠に風流で羨ましい心根だ。

 友と旅寝しながら・・・

月見の良い場所を選び・・・・

月を愉しみ、酒を酌み交わし・・・

句を詠む。

 今の私には、その風流さは、

欠けている。

 羨ましい限り!!!