貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

急ぎ足

2021-04-17 14:38:58 | 日記

急ぎ足

令和3年4月17日(土)

 今週は朝夕寒し。

 今日は一日冷たい雨で一番の寒さ哉。

 この数ヶ月、右目の視力が落ちたかな?

運転するとき、サングラスの方が見やすい

等の兆候。

  碁盤の線が歪んで見えることを

夜マッサージ機に身を委ねているときに発見。

 早速眼科へ。5・6年ぶり。

 「網膜前膜症」ということが分かり、

手術できる病院への紹介状を戴く。

 華麗なる加齢現象の一つ。

 来週その病院へ行き、詳細を相談。

 5分ぐらいで終わりますよとの先生の弁。

 初の手術だ。

 さて、芭蕉の月見の句。 

月見せよ 

  玉江の蘆を 

      刈ぬ先
  元禄二年作。

◎ 歌枕でもある「玉江の蘆」。

 蘆が密に葉を伸ばしている上を

照らしている月を見たい。

 だから、蘆を刈らない先に、

玉江に到着したい。

 蘆の名所でもある玉江、

さぞかし蘆の茎の長い大群落なので

あろう。

 そこに上がる月を愛でる。

 さぞ美しいであろう。

 急ぎ足で目的地に向かいながら詠んだ句。