貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

天画、天然のオーケストラ!

2020-03-27 09:06:38 | 日記

天画、天然のオーケストラ!

令和2年3月27日(金)

 昨日は、春爛漫に近い満開の

花々に気をとられ、肝心の芭蕉の

句碑の写真を掲載するのを・・・。

 一日遅れですみません。

「昼顔に 

  昼寝せうもの 

      床の山」

 浦島太郎姿見の池だ。

 臨川寺の境内を抜けると、

すぐ中央本線の線路下を潜る。

 出ると、切り立った河岸段丘の間を

珍しい奇岩の風景に目が点となる。

 木曽川の水の色は、雨上がりでも

浅黄色で、岩にぶつかる水の音が

絶え間ない轟音も輪唱の響き・・・。

 どこを撮っても天画である。 

  

 浦島太郎がこの岩の上で寝覚めた

というのが地名の由来である。

 私も1時間後横になり寝そべったが、

岩のひんやり感がすこぶる心地よく、

天然のオーケストラが奏でる

「浦島太郎」の曲を聴いているよう。

 謡曲『寝覚』には、長寿の薬を

三度飲んで三度若返り千年生きた

という翁が登場するという。