貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

新たな紙子羽織!

2020-03-02 09:17:30 | 日記

新たな紙子羽織!

令和2年3月2日

 夕べは、友人がキャンプ仲間と

朝6時に奥多摩の日原川の山女解禁日を

狙って釣りに行く。

 「釣れるといいね!」とメールを

送る。

 解禁時刻は、正午。

 たき火をしながら飲食・語らい・そして

釣り場の確保など準備をしたんだろう?

 夕食時、電話があり、

「釣れてので、お裾分け。

 ちょっと小ぶりです・・・。」。

 100匹以上、いくらで釣り上げたという。

 友人のグループのところに、山女など

集まったようだ。

 おいしい物にも目がないのは、魚も

同じ?

 早速焼き魚に。ほんと美味!

 慈愛・慈味!!!

 彦根高宮宿の小林家へ!

 天保14年の記録によると、

町の南北の長さ7町16間(約800m)

の町並に、総戸数835戸・人口3560人

で、本庄宿に次ぐ中山道第2の大きさ、

本陣1軒・脇本陣2軒・旅籠総数23

軒の宿場施設を持つ大宿である。

 多賀神社への門前町として賑わい、

多賀神社第一の大鳥居がここに建っ

ている。

   特産物として室町時代から

全国的に有名になっていた

高宮上布の集散地として、

豊かな経済力を誇っていた。

  貞享元年(1684)の冬、縁あって

小林家三代目の許しで一泊した芭蕉は、

自分が横になっている姿を描いて

この句を詠む。  

  

「たのむぞよ 

   寝酒なき夜の 

       古紙子」

 小林家は新しい紙子羽織を芭蕉に贈り、

その後、庭に塚を作り古い紙子を

収めて「紙子塚」と名づける。