貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

寺泊の御礼は庭掃き

2019-02-18 08:45:09 | 日記

寺泊の御礼は庭掃き

平成31年2月18日(月)

 第53回の青梅マラソンは、30キロ

新記録が出て、無事終了!

 多摩川沿いを青梅街道ひた走り。

往きは上り、折り返し後は下りが主。

 「帰って来いよ』の音楽、和太鼓演奏

等地元の人の応援も多い市民マラソン。

 今日は、足を引きずりながらの出勤も

よい。

 新記録や完走、おめでとう!!

 今朝は、加賀市へ。

 全昌寺だ。 

 芭蕉宿泊寺。

 大聖寺城主・山口玄蕃頭(のかみ)

宗永公の菩提寺で、金沢藩および

大聖寺藩の御広敷、武士、町人

などの寄進により、慶応3年

(1867)に完成した。

 釈迦三尊、四天王、十大弟子、

 五百羅漢の総計517体の仏像が

完全に具備し、京都の仏工・山本茂祐

の仕様書、寄進台帳が現存している。

 参拝!

 元禄2年(1689年)奥の細道の

行脚の折、松尾芭蕉と河合曽良が

宿泊。

 その部屋は現在茶室として復元され

ており、境内には句碑もある。      

 奥の細道全昌寺の段では、

「大聖持の城外、全昌寺といふ寺に

とまる。猶加賀の地也。

曾良も前の夜、此寺に泊て、

『終宵 秋風聞くや 

       裏の山 』

 と残す。

 一夜の隔千里に同じ。吾も秋風を

聞て衆寮に臥ば、明ぼのゝ空近う

読経声すむまゝに、鐘板鳴て食堂

に入。

 けふは越前の国へと、心早卒に

して堂下に下るを、若き僧ども

紙・硯をかゝえ、階のもとまで

追来る。

 折節庭中の柳散れば、

「庭掃いて 出でばや 

        寺に散る柳 」

とりあへぬさまして、草鞋

ながら書捨つ。」

と記されている。 

 それを奥の細道碑として建立。