貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

者勢起塚から九山へ

2019-02-19 08:50:13 | 日記

者勢起塚から九山へ

平成31年2月19日(火)

 私の知人の4年生の子が、

青梅マラソンの小学校4年の部で、

優勝!!

 昨日最大の朗報。

 さて、あわら市大昌寺の芭蕉。

 折節庭中の柳散れば、

「庭掃いて 出でばや 

    寺に散る柳 」

とりあへぬさまして、草鞋ながら

書捨つ。」

と記されている。 

 それを奥の細道碑として建立。

 そして、芭蕉と曾良の句碑が整備

されている。  

 芭蕉句碑は、正面に「者勢起塚」。

 これが、「者勢起塚」。

「はせを塚」だ。

 つまり、「芭蕉の塚」。

 右側面に、

「庭掃いて 出でばや寺に

         散る柳」

という芭蕉の句が彫られている。

 

 苔生してちょっと定かでは

ないのが残念! 

 そして、自称芭蕉の弟子の九山へ。

 作家で登山家であった深田久弥さん

は俳人で、自称芭蕉の弟子だったこと

は、前回参拝した時初めて知る。

 彼の俳号は、「九山」。

 句碑は、 

「翁忌や 師をつぐ故に 師を模さず」。

 さすが、『日本百名山』の著者。

 そして、九山の11首の句が碑に

彫られている。

 味わい深し。