貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

梅雨の渡り

2018-06-28 08:54:19 | 日記
梅雨の渡り

平成30年6月28日(木)

 梅雨明けの早い年は、7月1日だそう。

 「正直に梅雨雷のひとつかな」という

一茶の句もあれば、

「万雷が島を包みて梅雨戻る。」という

尾崎康一さんの句もある。

 梅雨明け、さあ、どうなるかな?

 「梅雨が明けたら・・・・。」

何て暢気に歌っている私もいる。

 今朝も石巻。

石巻市: 住吉(大嶋)神社参拝

  

 2017(平成29)年 7月14日 13:50~

 通称は住吉神社。

 鎮座地名も住吉町。祭神も住吉神。



 社前の川岸に「袖の渡り」という名所

がある。



 北上川対岸への渡し船が出ていた

場所で、歌枕として有名らしく、

芭蕉も当地を訪れている。

 河合曾良の旅日記に、

「帰りニ住吉ノ社参詣。 袖ノ渡リ、

鳥居ノ前也。」と記されている。

 芭蕉は、「おくのほそ道」の石巻

の項で、

「~ 終に路ふみたがえて、石の巻

という湊に出。・・・・。思ひかけず

斯かる所に来れる哉と、宿からんと

すれど、更に宿かす人なし。

漸(ようよう)まどしき小家に一夜を

あかして、明(あく)れば又しらぬ道

まよい行(ゆく)。

 袖のわたり・尾ぶちの牧・まのの萱

はらなどよそめにみて、遥かなる堤を

行く。・・以下省略」

と述べている。



句碑もいろいろ。説明板がほしいなあ!






つづく。