貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

十薬の八重

2018-06-15 10:24:05 | 日記
十薬の八重

平成30年6月15日(金)

 今朝は、今また盛りのあじさいに

心とらわる。









 曇天にも映え、雨にも映える。

 家々に咲く紫陽花は既に盛りを過ぎつつ

あるが、土手に咲く紫陽花は今見頃。

 日本紫陽花は50種以上あるという。

 近いうち紫陽花について調べよう。

 かつて、シーボルトは日本人女性と恋に落ち、

子どもも授かるが、時のの情勢により国外追放に。

 その時、彼は祖国ドイツに紫陽花を持ち帰り、

日本の妻を偲んだという話は、ずっと前に聞いた

ことがある。

 ちょっと淡いピンクか淡い青の紫陽花かな?

 そんなことを偲んでいると、傍に八重の白い花。

 そうだ。以前近所の花好きの女性が、

「八重のドクダミって珍しいから・・・。」

と教えてくれたことを思い出す。

 庭の手入れで一番繁殖し困っているのが、

ドクダミ。

 子どもの時は「十薬」と呼び、大事にされていた

花の一つ。じめじめした所に繁殖していた。

 それが、日向でも繁殖。取り除くのに未だ

苦心惨憺の域。白い地下茎があっという間に

張り巡らされ、によこによこ出てくる。

 白い花はきれいなのだが・・・。






 取っても取っても根が残っているのだろう。

元気いっぱい地上に顔を出す。

 乾燥して薬草につかえばいいのだが。

 その八重だ。





 ちょっと園芸用かな?