貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

蕉道「おくのほそ道パートⅡ」 江東区: 深川 芭蕉記念館

2017-08-19 09:36:46 | 日記
江東区: 深川 芭蕉記念館

平成29年8月19日(土)

 今朝は、少し青空と日射しが申し訳なさ

そうにちょびっと顔を出す。

 それでも有難い!

 湿度は毎日八十%をゆうに越えている。

 石垣島の湿度と同じか。

 育児中の家庭では、洗濯物が乾かなくて

大変だろうなあ?

 コインランドリーがもてはやされるか、

一部屋を除湿で衣類乾燥機をつけっぱなし

にするしかないかな?

 そんなことに思いを馳せた今朝の散歩。

 さて、芭蕉記念館。

 二度目の訪問だ。

 これが、芭蕉記念館。



 建物そのものは簡素で、情趣には・・・?

 しかし、この門構え。



 ちょっと、江戸へのお誘いである。

 そして道標。右に遊行柳が。

 目をこらすが、柳は見当たらず。

 左へ道をとる。



 芭蕉堂の方へ上がる。

 すっかりタイムスリップ!

 芭蕉庵だ。洞だ。



 合掌して、御礼と挨拶。

 その後、中を拝見。

 芭蕉座像あり。

 ちょっと厳しい表情。厳めしさと思慮深さ、

追究者の苦悩も読み取れる。

 若い松の緑と実が、ちょっとほっとさせ

てくれる。

 傍に、古池やの句碑がある。



 少し離れた所に、もうひとつ。



 「川上と この川下や 月の友」だ。

  庭園を一巡りして受付へ。

 二百円を払うと、先程展望庭園を開けて

下さった女性の方とまたばったり。

 平成7年にできた「芭蕉庵史跡展望庭園」

は、芭蕉記念館の分館として位置づけされて

いるのがパンフレットで分かり、

女性の役目も納得した。

少し案内もして下さり、いっしょに階段を

上がる。

 「一日この階段を何階上り下りするのかし

ら・・・。」とおっしゃり、エレベーター等

が話材の一つとなる。

やはり当事者の話は面白いし、より身近に

感じられるものだ。

受付の男性の方にお礼を述べ、再度庭園へ。

 そこから、隅田川を臨む。





 好天にも恵まれ、
絶妙の川の原風景がある。

水も清らかになっていた。