実家を離れてもう数十年。盆暮には帰省しますが、その他の季節は
なかなかその機会がありませんでした。でも去年の今頃母が逝き、
帰ってみると、切なくなるほどの美しい秋に出会えました。母のお陰。
家の裏の白倉山。紅葉真っ盛りです。
神社の樹齢500年も越えようかという大銀杏がライトアップされていました。
だいぶ葉が落ちて、境内一面黄色い絨毯です。銀杏もたくさん採れたよう。
近所の家の庭のリコリスがきれいでした。彼岸花の種類だけれど、ピンクで
洋風で洒落た感じです。田舎の庭もグローバル化?
昔ながらの南天や、
万両も健在です。赤い実がつくと、ふるさとの冬が近づいてきたのが感じられます。
万両や母に告ぐべきこと選ぶ 神蔵 器
もはや母に何を告げることもできなくなりましたが。