キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

サツキツツジ-皐月躑躅

2013-05-04 10:34:40 | 季節の花々
           

          ツツジの種類のうち、ちょっと遅く5月になって咲く種類をサツキツツジ

          というそうです。英語で言えばツツジはどれもazaleaです。rhododendron

          というややこしい名前に訳している場合もありますが、これは日本ではシ

          ャクナゲを指すことが多いようです。もっともツツジもシャクナゲも学名が

          rhododendronなんとかなので、英語だとあまり区別しないのでしょうね。

           

          それにしても、どぎついくらいに色鮮やですね、ツツジって。それにいつ

          も思うのですが漢字の難しいこと。躑躅なんてとても書けません。皐月と

          言う字だって、とっさに出て来ません。花の名前は難字が多いですね。

          石楠花と書いてシャクナゲと読むのも知っていないと難しい。忍冬と書い

          てスイカズラ、車前草と書いてオオバコなんてのもあります。もっとも、ひ

          らがなやカタカナでも書けるから、漢字で書けなくても構わないのですが。

          それって日本語ならではですね。

           

          これは三葉躑躅。紅紫のきれいな花が一面に咲いてちょっと見るとサクラ

          や桃の花のようにも見えます。普通の躑躅とは感じが違います。これは去

          年行った秩父のパワースポット三峯神社の三葉躑躅です。きれいでした。

          金子みすゞの「つつじ」という詩、読んでいると子どもの頃を思い出します。

                小山の上に
                ひとりいて
                赤いつつじの
                みつをすう

                どこまで青い
                春のそら
                わたしは小さな
                ありかしら

                あまいつつじの
                みつをすう
                わたしは黒い
                ありかしら
コメント
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