ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」。ジャズ・バー店主、認定心理カウンセラー、ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

布団や枕の曲

2021年12月12日 | ネタをたずねて三千里

【Live Information】


 まあミュージシャンという人種はバカ話に花が咲くものでして、
 さらに言うなれば、関西の方であるならばツッコミとかボケの応酬は日常茶飯事でございまして。


 先日の加古川市でのライブの日のこと。
 演奏後、毎回そのままお店で打ち上げがはじまるのですが、その日のギタリストで大阪在住のOさんは、
 「"遠くにある銭湯の曲"ってわかる? セント・トーマスやで、銭湯遠おます笑笑笑」などなど、まあ次から次へといろいろ笑いを生む方でした。
 まあぼくもテンションが上がってしまって、同じくらいしゃべり倒してしまったおかげで、先輩のK兄さんからは
 「キミらふたりを会わすんじゃなかった "混ぜるなキケン"やわ、ホンマ」
 とのお言葉をいただいて」しまいましたが。


 そうこうして盛り上がっているときに、Oさんが投下した
 「布団や枕の曲知ってる? なに知らん!? "寝具・寝具・寝具"やがな」
 に一同不覚にも爆笑してしまったワケです。
 Oさんは、「そんなに気に入ったんやったらあげるから使こてもええで笑」と気前よく言ってくださったんで、ありがたくいただいておきました。
 でも、コンボ(少人数編成のバンド)ではほぼやらない「シング・シング・シング」。
 ビッグバンドならともかく(映画「スイングガールズ」のクライマックスで演奏されてましたね)、ぼくはビッグバンドには加わっておりませんので、そんなギャグいただいても使い道がないんですね。


 それから半月ほど経ったあるライブでのこと。
 定期的に月一度おこなっているピアノさんとのデュオ・ライブなのですが、2セットあるうち後半はお客様のリクエストに応える構成になっているのです。
 するとその夜、出たんです、、、「Sing, Sing, Sing」のリクエストが。。。
 これはどう考えても神の思し召し
 MCをしていたぼくは、ここぞとばかり満を持してしゃべりましたとも。
 「次にいただいたのは、布団や枕についての曲です。では、"寝具、寝具、寝具"」www
 満席の客席は爆笑のウズですよ
 ありがとうOさん
 おかげでめっちゃウケました


 先週土曜はまた加古川でライブだったので、この話をOさんにしたのです。
 するとOさん、真顔で
 「そんなしょーもないことボク言うた?」
 


 
 加古川でのライブ。
 




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