ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」。ジャズ・バー店主、認定心理カウンセラー、ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

いとしのレイラ (Layla)

2005年06月06日 | 名盤

 
■いとしのレイラ (Layla)
■1970年   
■デレク&ザ・ドミノス (Derek & The Dominos)
   ☆エリック・クラプトン(g,vo)
   ☆デュアン・オールマン(g)
   ☆カール・レイドル(b)
   ☆ボビー・ウィットロック(keyb,g)
   ☆ジム・ゴードン(drs)


     


 せつなさを秘めたホロ苦いラブソングですね。親友の奥さんに抱いてしまった想いをこの歌に託している、というのは非常に有名な話です。


 しかしちょっと待て!


 親友の嫁さんに横恋慕したとしても、その気持ちは普通隠すんと違うか?堂々とレコードにして売り出すっちゅーのはどーゆー心境?


 この曲を知ったばかりの頃は「クラプトンってなんて一途なんだろう…(感涙)」としか思えなかった純情なボクだったのに、ナゼ今ではこんなウワサ好きの近所のオバサンようなことしか頭に浮かんでこないのだ、ううぅぅ……。


     


 アルバム『いとしのレイラ』(正式なタイトルは『レイラとその他色とりどりのラブ・ソング』という長いもの。デレク・アンド・ザ・ドミノス。)にロング・ヴァージョンが収められています。これは有名なリフを持つ前半部分と、ボビー・ウィットロックのどこか温かいピアノにデュアン・オールマンの聴く者の胸をかきむしるようなスライド・ギターがちりばめられている後半部分とで構成された、とてもドラマティックなものです。



 ちなみに、このアルバムには「リトル・ウィング」、「恋は悲しきもの」、「ベル・ボトム・ブルース」などの、多くの名曲も収められています。

 


 「レイラ」は、聴いたその日から大好きになった曲です。これからもずっとずっと聴き続けてゆくでしょう。


     




 


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