北海道では、狙う魚種に係わらず一般的に胴突仕掛けが多く使われている。何故なのか本当のところはよくわからないが、たぶん胴突仕掛けでも魚はそこそこ釣れるし、足場の悪い場所からの釣りが多いため、吹流し仕掛けでは投げるのが難しいからだろう。このため、胴突仕掛けが主流となり、店頭に並ぶ市販品も胴突仕掛けばかりとなっていると思う。
ヨシゾーの自作仕掛けも、出来た形は違うがカレイの仕掛けもアブラコ(アイナメ)やカジカ・ソイを狙う仕掛けも基本的には胴突き仕掛けである。ただし、市販品とはチョット違う。何が違うかと言うと幹糸の太さと結び目である。幹糸は、最初は12号から始まり、最終的に16号落ち着いた。結びについてはどんな結びが最強かいろいろ試したがまだ結論はでていない。特にサルカンと幹糸の結び目は超遠投に耐えられる必要があり、今でも試行錯誤の状態であるが、今はパロマー・ノットを好んで使っている。では、ヨシゾーの使っている主な仕掛けを見てみよう。
左から
●遠投用小型天秤仕掛け : 万能タイプ。自作天秤と下針のハリスの長さがが自慢。
●遠投用胴突仕掛け : 多少根がかりする場所で使用。
●超遠投用小型天秤1本針仕掛け : ハリス50cm。1本のハリスで上25cmを三つ編。
こだわりその① → 幹糸は16号
こだわりその② → 結び目は2箇所のみ。上のサルカンと下のスイーベル。
こだわりその③ → 結び方はパロマー・ノット
こだわりその④ → 上針の幹糸止めは、編みこみ+接着剤+透明ゴムパイプ
【カジカ・アブラコ・ソイなどの根魚仕掛け】
左から
●中通しオモリイカゴロ仕掛け : 根魚にはメインで使ってます。
●中通しオモリネット仕掛け : 主に岩場で溝にチョ投げで攻めるときに使用。
●遠投1本針仕掛け : 平磯や砂浜からの遠投に使用。
こだわりその① → 針はでかく!(餌もでかいえさを付ける)
こだわりその② → 根がかり防止スプリング
こだわりその③ → 結び目は出来るだけ少なく
こだわりその④ → 餌を目立たせるためのルミコ+タコベイト
ヨシゾーの場合、岩場や平磯からの投げ釣りをメインにしているせいか?投げ方が悪いのか?とにかく水平線の向こうまでぶん投げたいため、思いっきりぶん投げる。それも、オモリを地面に付けないで浮かしたままの状態から力の限り一気投げである。カレイなら錘30~33号 2本針仕掛けで4色半~5色半、アブラコ(アイナメ)なら、錘35号~40号 1本針仕掛けで3色半~4色半といったところである。このため、市販品では投げた瞬間に結び目から切れてしまい、必然的に自作しなければならなくなってしまった。
どうして、遠投が必要なのか?
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とにかく、気持ちよくぶん投げたいからである。
仕掛け毎に細かい説明をするとスゴイ事になるので、細かい話は次回ということで。
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