ここ数日、札幌の南区市街でクマ出没が話題となっている。
そんな折、ちょうどタイミングよく、鹿や熊より俺たちの方が絶滅危惧種と豪語する知り合いのハンターと話をする機会があったので、最近ニュースになっている札幌の市街地に出没するクマについて聞いてみた。
そう、ヨシゾーの様な、なんちゃってモンスターハンターでは無く、本物の鉄砲を持つ
ハンター(狩人)は語ってくれました!
熊は2~3年ほど親熊と行動を共にし、親離れした後は縄張りを自分の力で確保しなければならないそうです。
しかし、親離れしたばかりの力の弱い熊にとっては縄張りの確保はとても難しく、なぜなら縄張内でのクマの共存はあり得ないため、熊の生息密度が低い場合は自由に縄張りを確保できるが、熊の生息密度が高くなると、遠くへ遠くへとエサの少ない場所や住みにくい場所に追われていくそうなのです。
このため、力の強い熊がエサの豊富な縄張りを確保でき、力の弱い親離れしたばかりの熊は、その外側に追いやられのだそうです。
そう、ハンター曰く、今話題になっている熊は、頭数が増えてきた札幌周辺の山中には縄張りが確保できずに、仕方なく市街地に出てきたのでは無いかと言っていました。
また、この熊は人間の怖さを知らないため、苦労せずに手に入るゴミや畑の野菜や果物などの味を覚えたら、そのまま住宅街を縄張りとしてうろつくようになり、最終的には人に危害を加える可能性も高くなると言っていました。
しかし、駆除するにしても市街地近郊なので鉄砲は使えない。
このため、捕獲するには罠しかないそうなのですが、この罠を仕掛けるだけでも自然保護団体や胡散臭い政治団体が物凄い圧力を掛けてくるそうなのです。
「あんな可愛い動物を、
絶滅危惧種をどうして駆除するのだ(怒)」
だって・・・・・。
しかし、熊による何らかの被害があった場合は、知らんぷりを決め込むそうで、これには駆除を指揮するお役所も困り果てていると言います。
そのせいなのか?ハッキリ確認はできないけど、このような何らかの圧力があって、今回も捕獲せずに見守るという結論を出したのでしょう。
また一方では、食害や交通事故が深刻化し、ヨシゾーも何度も車で引いてしまいそうになった事があるエゾシカについては、かなり以前からハンターたちが
「これ以上増えたら対応できない。」
とさんざん言ってきたそうですが、お役所はいろいろな所からの圧力のせいか?全く対応してこなかったと言います。
このため、現在はハンターがいくら躍起になってエゾシカを駆除しても焼け石に水だそうで、エゾシカが減ることは無く、逆に「平均年齢70歳の俺たちの方が先に絶滅するから!」って笑っていました(爆)
ん~、自然と共存するっていうのは難しいのですね。
なんだか、北海道の釣り会の人達も絶滅危惧種に思えてきた(爆)
水溜まりもギリギリ絶滅危惧種ですが、ここ10年で会の数が減りましたね。バスの中もガラガラで。でも、広々使えてそれはそれで嬉しかったり(笑)
釣り会も若い人が少ないので、これからも次々と減っていくんでしょうね。
なんせ、投げ釣り自体が絶滅危惧種ですから(笑)