襟裳釣行の疲れが抜けきらない日曜日の早朝、筋肉痛で動きがぎこちないヨシゾーの側に置いてあった携帯が鳴った。
相手はヨシゾーとは別行動で、庶野漁港に夏コマイを狙いに行ったアフロ作治からだった。
なんせ、今年購入した回転魚干し機を回して釣った魚を干したくって仕方が無いのだ。
なので、彼は小物の数釣りを選択したのだが、電話の向こうからは、
「土曜の19時から一晩やって、一匹も釣れない(涙) 周りも釣れていないので、みんな帰って行った。」
という信じられない言葉が出てきたと同時に、
「ははははは、バカな奴!」と思いっきり馬鹿にした(笑)
そして、何処に移動したら良いか相談されたので、
「大樹漁港まで行け!」
と、無責任な言動を繰り返しながら馬鹿話に花を咲かせていたのだが、なんだかんだで結局は旭漁港に向かうという。
そうしたら、昼頃になってまたまた携帯が鳴った。
どうやら、どこも状況が良くないらしく、かなり放浪しているようだ。
そして、釣果を聞くと、
「コマイは1匹しか釣れてないけど、カワガレイっぽいカレイが1枚釣れた。」
「背中に石っポイのが付いているけど、裏が黄色いんだよね~。
もしかして・・・・・・・・・・・。」
「写メ送るから確認して。」
何をフザケタ事を言っているんだと思ったが、直ぐに送られて来た写メを見て、思わず「なに~!」と叫んで、携帯をぶん投げそうになった。
確信犯?
どこから見ても「タカノハ」だ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
世の中、何かが狂ってる(笑)